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お待ちかね!って、少し前になるんだけど、リッカルド・ミナジのヘンデルのヴァイオリン・ソナタ集を購入。ハルモニア・ムンディ・ドイツから3月新発売!ミナジなのか、ミナージなのかはよく分からないんだけど、「ー」に妙な違和感があるので、勝手にミナジにしておく(笑)。

ミナジは、1978年生まれのバロック・ヴァイオリン奏者。イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍すると言う凶暴な経歴を持つ(笑)。さらに、サヴァールと共演するなど着実に古楽界で経歴を積んだあと、出身地、ローマでムジカ・アンティクァ・ローマを結成。古楽界注目の若手である(ヒラリー・ハーンの1つ上と言えば、世代的にピンとくるだろうか)。

録音は、これまでにビーバーのロザリオ・ソナタとヴェラチーニのヴァイオリン・ソナタ集をリリース。今回のものも含めてすべて、ヴァイオリン・ソナタだけれども、バロックのヴァイオリン・ソナタはいわゆる、古典派以降のヴァイオリン・ソナタとは異なり、様々な楽器が登場する。なので、今回のヘンデルも奏者は、リッカルド・ミナジとムジカ・アンティクァ・ローマ。ヴェラチーニのヴァイオリン・ソナタもそう。ロザリオ・ソナタはビッツァーリエ・アルモニケとの演奏だ。

演奏なんだが、とにかく、上手い。改めて、古楽奏者はヘタクソなんてのは、過去の話だと思い知らされる。新しいものを批判したがる古い人たちの揚げ足取りも技術面では難しくなってきたんじゃなかろか。更に、ミナジの演奏は、エキサイティングで躍動感にあふれている。優雅に弾いたのでは退屈になってしまうバロック音楽もミナジの演奏では飽きなく聴くことができる。ヘンデルでもワクワクするような力が漲っている。音色は、シリアスなものではなくって、神秘性が求められるロザリオ・ソナタでは、それがゆえに、人によって好き嫌いがはっきりしそうな演奏だったけれども、ヘンデルでは、その明朗な音色は絶対プラスになっている。

ミナジの音楽には、古楽が主張するオーセンティックよりも音楽の楽しみがあると思う。てか、まぁ、そもそも古楽=オーセンティックに“ばかり”執着しているのは、時代遅れだと思うけど。

いやいや、それにしても、ヘンデルのヴァイオリン・ソナタがこんなにも楽しい音楽だったとは。意外な発見だ。さて、ミナジ&ムジカ・アンティクァ・ローマは次に何を録音してくれるんだろう?ヴィヴァルディを聴いてみたいけど、これまでの選曲を見ていると、一筋縄ではいかないだろうなぁ(笑)。

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