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L.A.にて。今日は、まず、L.A.フィル・ストアでグッズのお買い物。結構、お洒落なグッズが沢山あって、面白い。ついつい買い込んでしまって、思わぬ散財。翌日以降は質素に行きたい。

その後、ドロシー・チャンドラー・パヴィリオンでL.A.オペラを鑑賞。遂に海外オペラ・デビューを果たした。演目はドニゼッティの『恋の妙薬』。指揮は、ジェイムズ・コンロン。現代音楽の録音で有名な世界的な指揮者だが、実は、そのキャリアはオペラによって築かれている。今回も、小編成のオーケストラで、感情におぼれ過ぎないスマートな演奏を聴かせてくれた。

配役は、アディーナにニーノ・マチャイーゼ、ネモリーノにジュゼッペ・フィリアノーティ。マチャイーゼは、昨年、ネトレプコの代役でザルツブルク音楽祭に出演して大成功を収めた歌手。まだ、20代前半。フィリアノーティは今回は、ヴィラゾンの代役で登場。この人もまだ若い人。ドゥルカマーラは、ルッジェロー・ライモンディの予定だったのが急遽変更になって、ジョージオ・カオドゥーロと言う人。29歳。要するに、スター歌手が揃って降板となり、若者ばかりの舞台となった。残念だが、楽しみな舞台でもあったわけ。

さて、始まってみると、素晴らしい舞台だった。演出は、最近流行の現代的なものではなく、古典的なものだが、合唱団に多種の人種が混ざっていたこともあり、どことなくカリフォルニアの農村を思わせる興味深いものだった。さすが、L.A.と言ったところか。また、振り付けは全体的にこのオペラの持っているコメディ的なものを強調しており、見知ったオペラなのに何度も笑わされてしまった。会場もしばしば笑いの渦に包まれていた。とは言え、聴かせるところはばっちり聴かせてくれたのも事実。内容的にはくだらない恋愛ドタバタ劇なのに感動してしまった。

あ、字幕の英語は読めないので見ていないのだ。その分、舞台に集中できて良かった。負け惜しみっぽいけど、事実。見知ったオペラでも、字幕があるとついつい見ちゃうから、案外舞台には集中できないのだ。

で、歌手なんだけど、やっぱ主役の2人はとても素晴らしかった。マチャイーゼの若々しくはりのある声、フィリアノーティの端正な美声、いずれも将来のスターを予感させるのに十分なものだった。いつかは、きっと大成功を収めるのではないだろか。覚えにくい名前だが、是非覚えておいてもらいたいもの。ほかの人たちも良かった。

終演は、オーケストラのコーダとともに喝采が沸き起こり、観客総立ちでの大喝采となった。挨拶にあわせて、軽く音楽を演奏するのは斬新で面白かった。


dudamel.JPG













 

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