ちょっと前に買った→A.フィッシャー&ウィーン国立歌劇場の『売られた花嫁』。先月、待望の発売となったのだ。主なキャストは以下の通り。
マリー:ルチア・ポップ
ハンス:ジークフリート・イェルザレム
ケツァル:カール・リッダーブッシュ
ヴェンツェル:ハインツ・ツェドニク
凄い面子…つか、ポップ&イェルザレムで、『売られた花嫁』ってどんだけ贅沢よ?ポップは、年は隠せないものの、可愛いおばちゃんで、若い役をやってもなんだか許せてしまう。イェルザレムは、なかなかカッコイイ。声も力強いながら綺麗で、文句なしに素敵だ。自分の中ではワーグナー歌手のイメージが強いけど、そんだけの評価じゃもったいないな。ハンスの衣装は…なんか、西部劇っぽいwまぁ、いいか。
残念なのは、ドイツ語歌唱と言うこと。原語歌唱の方が、好き。細かいニュアンスとか、音楽のつくりは、原語を基にしてあるから。と言っても、一般的にはドイツ語歌唱が多い。おいらの持っているものでも、原語歌唱は、コシュラー盤だけ。あとはケンペ盤も、スウィトナー盤も、クロムホルク盤もドイツ語。まぁ、已む無し。
指揮のアダム・フィッシャーは、イヴァンの兄で、ハイドンの交響曲全集で有名な方。あまり濃厚な音楽作りはしない。さらっとした感じ。好き嫌いはあるだろうけど、名指揮者。でも、『売られた花嫁』を振っているのは、意外。
全般的に満足度は高いソフトだと思う。出来れば、日本語字幕つきで出ないだろか。
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