忍者ブログ
http://schunsou.blog.shinobi.jp/

カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
[10/07 schunsou]
[10/02 F2]
[06/26 schunsou]
[06/24 F2]
[05/19 schunsou]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
schunsou
HP:
性別:
男性
趣味:
クラヲタ、登山
バーコード
ブログ内検索
過去の記事(Since2004.4)
カウンター
カウンター
アクセス解析
[1459] [1458] [1457] [1456] [1455] [1454] [1453] [1452] [1451] [1450] [1449]
■ [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


蒸す。梅雨真っ只中の東京。ジワリと空気から滲み出てくる不快感。今年は梅雨が長引く予報らしい。外れて欲しいな、それだけは。

そんな空気を吹き飛ばしてほしい、と淡い期待を抱いて、音楽を聴く。難しいことはなにもいらない。哲学も苦悩も勝利もいらない。めんどくさい話なら秋の夜長にでもやっていればいい。心地よいクーラーの風を浴びながら無心に音楽を流したい。

などと言いつつ実は、最近はニールセン生誕150周年を祝しつつ、少しロマン派回帰気味なんだけれども、今は、上記の通り、さっくりと気分爽快にいきたいので、バロック音楽中。

カルダーラのトリオ・ソナタ集。アマンディーヌ・ベイエとレイラ・シャイエと言う、今を時めいていると思われる女流バロック・ヴァイオリニスト2人が一度に聴ける美味しい1枚。古楽専門の音楽大学であるバーゼル・スコラ・カントルム(SCB)とグロッサのコラボレーション企画、Glossa SCB Seriesの新譜である。ベイエはお値段の高いzigzagレーベルからのリリースが殆どだったので、若干お安く聴けるようになった。若干…だけど。

さて、カルダーラ。何故か、ポルポラとごっちゃになる。イタリア出身のバロック・オペラ作曲家と言うだけでごっちゃになっている可能性…。そんなん他にもいるじゃん…。

何はともあれ、そう、オペラ作曲家である。もちろん、ヴィヴァルディだってオペラは作ったんだけれども、何と言っても、ヴィヴァルディは器楽曲のイメージが強い。カルダーラやポルポラはその逆で、器楽曲も書いたけれども、オペラのイメージが強い。

そのせいか、器楽曲も歌心に溢れている。ヴィヴァルディのような魂の叫びは聴こえてこない。ベイエとシャイエの演奏はのびやかで、躍動的。これは多分、理想的なカルダーラのヴァイオリン演奏。最後のチャコーナも心地よい演奏。

これで少しは梅雨の不快感も薄れるだろう。



拍手[0回]

PR
 ■ この記事にコメントする
HN
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS
佐渡へ | HOME |  レーベル今昔
忍者ブログ [PR]
ブログランキング・にほんブログ村へ
Powered by 忍者ブログ  Design by © まめの
Copyright © [ 音楽雑記&四方山話 ] All Rights Reserved.