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勢いってやつだろね。ベーム&ウィーン国立歌劇場来日公演の『フィガロの結婚』(DVD)と一緒にミュンシュ&ボストン交響楽団来日公演のDVDも買ってしまったのだ。これ、『フィガロの結婚』と同じNHKエンタープライズから出ているもの。国内盤オンリーの国外クラヲタ垂涎盤の一つ(の筈)。

映像はモノクロ、音は時折歪むもののステレオ。DVDは1980年代のものでもモノラル音源があるくらいなのに、1960年の収録でステレオとはさすがNHK。なんでも、ラジオ用に収録したステレオ音源とモノクロ映像を合わせたらしい。ミュンシュのステレオ、映像付きソフトと言うのは大変貴重なものだと思う。

内容は、豪放なミュンシュらしい『英雄』と十八番の『ダフニスとクロエ』。ミュンシュがほっぺたをタヨンタヨンプルンプルンと震わし、長い指揮棒をブンブン振り回して曲を盛り上げる…もちろん演奏は素晴らしいが、それ以上に、目が行ってしまうのが、このころ日本で行われていたコンサートと言うもののスタイル。いまでこそ、毎年、世界屈指のオーケストラ、歌劇場が来日を重ねるようになったけど、1960年と言えば、まだまだミュンシュ&ボストン響クラスの演奏家が日本を訪れることなんて、滅多になかった時代。ちょっとした事件みたいなものだったのではないだろうか?だから、コンサート・スタイルも今とは少し異なる。

まず、舞台。指揮台の下に盛りだくさんの花束。なのに、椅子は折りたたみのパイプ椅子。このギャップ、萌え(ウソ)。後ろには当然のように大きな日章旗と星条旗がぶら下がっている。観客は超正装。き、着物っすか…。どこのパーティーだ…。そして、演奏開始。最初に日米両国国歌の演奏。ミュンシュ&ボストン響の『君が代』果てしなく立派であるwある意味やりすぎ。ギャグwそして、いよいよ本編…その前に、館内アナウス。

「それでは、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団により、はじめにベートーヴェン作曲、交響曲第3番変ホ長調『英雄』第1楽章アレグロ・コン・ブリオ、第2楽章葬送行進曲アダージョ・アッサイ、第3楽章スケルッツォアレグロ・ヴィヴァーチェ、第4楽章終曲アレグロ・モルト。続けて、お聴きください」

テレビやラジオじゃあるまいし、萎えるな、これ…wしかも、「続けて」ときた。なんだか、今の「常識」から見ると突っ込みどころ満載だ。だけど…なにより羨ましいのは、ミュンシュ&ボストン響の演奏を生で聴けたということ。あ~、タイムマシンが欲しいw


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