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うわぁ・・・言っちゃった・・・

『ハルサイとか聴いてるヤバい奴はクラスで俺だけ。』

MP3のみでのリリースだけれども、なかなか秀逸なタイトルの企画…だ。取り敢えず、掴みだけはOK。内容は、如何にも自意識過剰な若者が好みそうなメニュー。『春の祭典』はもちろん、J.S.バッハのシャコンヌ、オルフの『カルミナ・ブラーナ』、アイヴスの『答えのない問い』、ケージの『危険な夜』、グラスのヴァイオリン協奏曲とそれらしい曲が並ぶ。

「こんな曲聴いている俺、かっけー!」と言う感覚だよね。痛々しい。そして、なんか可愛い(笑)。「こんな曲聴いている俺、オサレ!」っていうのもいるけど、これも、似たような自意識過剰か。この場合、ハルサイじゃなくて、ショパンになるんだろうけど、ね。

個人的には、『春の祭典』を最初に聴いたのは、「ゆ、有名曲だから聴いとかないとだ…」と言う何ともネガティブな理由であって、この企画のタイトルとは真逆の理由からだった。だ、だから、自分はち、違うんだぞ…と言いたい(大汗)。

でも、これ、わかるような…そうなんだよねぇ、なんか、背伸びしたくなる年頃なんだよね、中高生って。タバコ吸ったり、お酒飲みたがるのも、似たような心境でしょう。「お酒は20歳になってから」の警告は、「お酒を飲んだら大人だよ?」に変換されるのだ。個人的にもそういう感覚がなかったというのならば、大嘘になる。お酒やタバコはやっていないけど(笑)。浅いところで、「俺だけは、みんなと違う領域にいるんだぜ」と斜に構えるのが楽しいのだ、残念なことに。一歩先に進んでいるのか、踏み外しているのかは知らないけれども。

なんにせよ、そういう感覚には、『春の祭典』は、もってこい。なんだかよくわからないけど、意味あり気な雑音が、中二病の心をくすぐってくれそうだ。しかも、「ハルサイ」とか言っちゃう。わからない相手にも言っちゃう(笑)。これが古典に聴こえてくるようになれば、中二病からクラヲタへ少し近付くことができる。そうそう、より重症になる(笑)。がんばれ、中二病たち!

ちなみに、ストラヴィンスキーも新古典派になると中二病には合わない。なんか、馬鹿にされそうだよなぁ。曲単位ではなく、作曲家ごとに見れば、ショスタコーヴィチの方が中二病向け。この企画にも入れておいてほしかった(笑)。もっとも、これ、『春の祭典』初演100周年記念企画なんだよね。NAXOSさん…どうしてこうなった!

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