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今日は昼ごろから一つの曲名が、頭の中をぐるぐると巡っていた。ラフマニノフの交響的円舞曲である。多分最近、このWeblogでラフマニノフのことを書いていたせいだろうか、ふと昔好きだったこの曲のことが、思い出されたのだ。近頃はちっとも聴かないのに。

帰ってきて早速聴いてみた。交響的円舞曲(Symphonic Dance)というタイトルの通り、ワルツやポルカとは一線画す、シンフォニックな響きがやたらとカッコイイ曲である。そんな中に甘美なメロディが情け容赦なく、且つ、煌びやかにばら撒かれる。これ、如何にもラフマニノフらしいところ。特に第1曲の中間部は甘過ぎ。夜、男が一人、こんな曲を聴いて心震わしている―なんて図は、何だかなぁ…かもしれないけど、まぁ、しゃぁない。堪忍して欲しい。やっぱ、男は黙ってブルックナー。あ、全編的にはカッコ良さの方が、印象強いと思う。特に第3曲。カッコ良過ぎるフィナーレ也。これも、ラフマニノフ!

CDは、ガーディナー&北ドイツ放送交響楽団。今考えてみると不思議なコンビだ。一応、ガーディナー、この楽団のシェフ勤めていたんだよね。ヴァントの巨大な影に押し潰され、短期政権で古楽にカムバック。そりゃそうだろ…。このCDは、ヤナーチェクのタラス・ブーリバとのカップリングだが、この組み合わせは個人的には絶妙だと思った。

symphonicdance.jpg






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ラフマニノフの交響曲第2番を聴きつつ、心震わし、
アランフェス協奏曲を聴きつつ、涙ぐむ。

次なに聴こうかなぁ…とそんな悩みに頭抱える木曜日。
このノリだと思いっきり甘いメロディが良い。
う~ん…悩んでいるうちに、
アランフェスの次に入っている『ある紳士のための幻想曲』が始まった。
これも素晴らしい曲なんだよなぁ。一見シンプルなメロディが、
爽やかに心の中に吹き抜けていく。リフレーッシュ!
親しみやすいメロディは時に陳腐で直に飽きてしまうもの。
この曲はシンプル=親しみやすいんだけど、一向に飽きない。
ウォーロックの『カプリオル組曲』や、
レスピーギの『古風な舞曲とアリア』といった復古主義にあるような、
安堵感がある。この手の曲は自分は大好きだ。技巧に走らない。
難しい顔をしない。そういう音楽はとっても素敵である。

えっと…で、次なに聴こうかな…。

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

これにしよ。18変奏が滅茶苦茶泣けるんだよねぇ。
で、なんで、こんなセンチメンタルなんだ…?
日本男児にあるまじき軟弱な選曲なり。
男は黙ってブルックナー。邪念吹き飛ばして神降臨。
といいつつ、mixiでいま、ラフマニノフ・コミュに参加。

aranjuez.jpg






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ラトル&ベルリン・フィルのヴァルトビューネ1995、
アメリカン・ナイトのDVDを買って観た。
これ、アメリカン・ナイト…というよりは、ガーシュイン・ナイト。
お世辞程度にバーンスタインが入っているけど、
あとは全て、ガーシュインの音楽。
メインは、歌劇『ポーギーとベス』からの抜粋。

アメリカン・ナイトと言うなら、
コープランド、バーバー、W.シューマンは入れるべきだ!
と叫んでもしょうがないので、黙って鑑賞。

ガーシュインがメインのためか、
指揮者&オーケストラ以外の出演アーティストは、
全て黒人さんを起用しているのが、特徴的。
とは言え、全てクラシックの世界で活躍している人で、
クロスオーヴァーちっくにならないのがポイント。

演目は、
バーンスタイン:『キャンディード』序曲
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
バーンスタイン:前奏曲、フーガとリフ
ガーシュイン:『ボーギーとベス』より抜粋
ガーシュイン:優しき伴侶に
ガーシュイン:アイ・ガット・リズム

ガーシュインとか、バーンスタインとか言うと、
ジャズやミュージカルの影響をもろに受けた軽妙なノリがウリ。
…のはずなんだけど、流石、天下のベルリン・フィル様、
パワフルに重厚にガーシュインを吹っ飛ばしてくれる。
特にラプソディ・イン・ブルー。
無敵のベルリン・フィル、アンサンブルが、
洒脱なガーシュインに本気で襲い掛かる様、大人気なし(笑)。
とは言え、ラトルの指揮は、さすがなもので、全く退屈させない。
ピアニストは、マーシャルと言う方で、
一見、黒人さんでジャズ・ピアニストっぽく見えるんだけど、
実は教会のオルガニストと言うバリバリのクラシック畑の人。

『ボーギーとベス』は有名な「何でもそうとは限らない」が印象的。
芝居掛かった歌いっぷりも見ものだけれども、
やはり、ノリのいい歌が、心を掴む。ちょっと踊りたくなっちゃう。

なお、ヴァルトビューネは、ベルリン郊外の野外劇場で、
約22,000人の観客を収容。ここでのコンサートは、
ベルリン・フィルの恒例行事で、○○ナイトのように、
テーマが設定されて、それに沿ったプログラムが演奏される。
野外劇場なので、観客は寝そべったり、歩いたり、
もう、自由奔放。日本のクラシック文化の発想では出来ない演奏会。

なお、野外コンサートだけれども、DVDの音質は良好。

bpowaldbuhne.jpg





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うう…行ってしまった、秋葉原。
実はいま、禁CD中だったのだが…
気付いたらISHIMARUの前に。

しかも最悪のタイミングで、店先で在庫処分セール中。
ぉぃぉぃ、冗談じゃないぞ、と思いつつ物色。
幸いにして、買わずに突破。

突破…して、店内に入っちゃおしまいだな…。
結局、半額になっていたパイオニアのDVD2枚ゲット…
物欲抑制剤が欲しい…。貯金が増えない…。
折角、1ヶ月近く何も買わないで来たのに。

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昔よく聴いていたけど、今は全然聴いていないCDを聴くと、
そのときのことが思い出されて妙に懐かしい気持ちなる。
ビシュコフのフランク&ビゼーの交響曲を収めたCDも、
おいらにとっての、そんな懐かしいCDである。
初めて買ったフランクの交響曲であり、このCDから、
この曲が好きになったので、それなりの思い入れもある。

オーケストラは、パリ管弦楽団。
ビシュコフが1985年にムーティの代役として、
ベルリン・フィルで大成功を収めて以降、
欧州の楽壇に次々と客演し、一気にスターダムに駆け上がり…
そして、1989年、遂に手に入れた超ビック・ポストが、
パリ管弦楽団の主席指揮者の地位だった。

あの時の勢いはいま何処…パリ管の職も辞し、
メジャーレーベルからの新譜もしばらく聞かない。

この録音は、1990年に収録されたもの。
まだまだ勢いのあったころの演奏で、
パリ管から華やかで厚みのある響きを引き出して、
立派な演奏になっている。フランク、ビゼーともに秀演。

考えてみれば、ビシュコフは、ロシア人なんだけど、
活躍の場が妙に西側に傾いているのは、色々事情があるらしい。

franck.jpg






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久し振りに本家metamorphosen更新。
音楽盤夜話ハイドンのロンドン・セットを加えたのだ。
ハイドンは、自分がクラシックを聴くようになって、
間も無くはまった作曲家なので、少なからず思い入れがある。
「あんま聴かねぇな…」って向きも多いようだけれども、
すんごくいい作曲家だと思う。

さて、それはともかく。
昨日今日、世間一般はおやすみだった。
別にやることもないので、ぼんやりと音楽聴いて、
ゴロゴロしていたら、もう、おしまい。
「明日から平日がやってくる…」と言う憂鬱さは、
どうせ休みでもやることはないので、あまりない。
ただ、早く起きなくてはいけないのがメンドイ。

↑なんか…ダラッとした感じだぁな。
そんなときは、キリリッとライナーの演奏を聴くのが吉。
曲目は…『くるみ割り人形』ってどうかな?
弾丸のようだけど、ノッていて楽しい。テンションも上がる。
「行進曲」では、鼻歌程度だったのが、「花のワルツ」の頃には、
舞い出しちゃうこと請け合い(言い過ぎか…)。
とにかく、突っ走る「勢い」がもらえる録音である。
なお、ジャケットの写真は古臭いけれども、
ステレオであり、しかも、録音年代の割には、鮮明な音質。
ギレリスとのピアノ協奏曲もガッツリ、突っ走る系。

reiner-mini.jpg

 

 

 

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クラヲタは何だか良くわからないCDを買うことがある。
「なんだろ、これ?」とわけもわからぬままに、
「面白そうだ」と判断してしまうのだ(おいらだけか?)。
根拠は、ジャケットがよかった、とか、曲名に惹かれた、
とか、作曲家の名前がいい、と言った実に浅薄なものが多い。
小難しいことを言っているように見えて、選定基準は案外単純。
そうして、マニアックな音楽知識を増やしていく。
(以上、クラヲタ一般の話としちゃっていいのかどうかは自信はない)

さて、自分の所有物の中で、その最たるものと言えば、
ジョン・ウィリアムズの“The Magic Box”と題された1枚である。
ジョン・ウィリアムズと言っても、映画音楽のほうではなく、
ギタリストの方。ジョン・ウィリアムズコーナーで見つけたもの。
アフリカ音楽らしい…のだが、それ以上はよく解らない。

軽快なテンポで案外、爽やか。もちろん、聴きやすい。
アフリカっぽいのかどうかはよく解らないけど、
サバンナの草原を爽やかに吹く風を感じないこともない。
特にTownship Kwelaと言う曲が疾走感があって、実に、気持ちいい。
新緑の山間の道をドライブするのにうってつけ。


magicbox.jpg

 

 

 

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ヴァイオリン小品集って色々あるけど、
自分が知っている中で一番良いと思うのは、
往年の大ヴァイオリニスト、グリュミオーが残したもの。
40曲もの小品がCD2枚に収められている。

線の細い繊細な音を出すヴァイオリニストで、
とっても音が上品で綺麗。ヴァイオリンの音色の美しさを、
極限まで引き出しているんじゃないかと思う。
甘いメロディ、メランコリックなメロディの曲には、
至上無敵の適応性を示す。

それでいて、ハイテンションのベイヌム&コンセルトヘボウとの、
ブラームスのヴァイオリン協奏曲と言う重厚な録音でも、
オーケストラに力負けしているようには聴こえない。
荒波の中を気持ちよく、繊細な美音を響かせてくれる。
モーツァルトも評判がいい。もっと色々聴いてみないとなぁ。

grumiaux.jpg

 

 



 

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弦楽合奏の曲といえば、英国近代音楽だ!
…と思い込んでいるのは、自分だけだろな…。
今聴いているのはRVWのタリス幻想曲。
ルネッサンス時代にググッと引き込んでくれる清澄で、
無垢な音楽。透明感のある演奏が、自分は好み。
この曲は1度、スラットキン&N響で聴いたことがあるんだけど、
そんなに日本の楽団が取り上げる曲ではないので、
この生演奏の体験は、ホント、よかったと思っている。

…さて、英国近代音楽贔屓以外の人が、
「弦楽合奏の曲と言えば?」と質問されて、思いつくのは、
チャイコフスキーの弦楽セレナーデだろう。
(弦楽四重奏曲だって弦楽合奏の曲だぞ!とか…言わない(笑))
以前からメジャーな曲ではあったけれども、
あの「オー人事、オー人事」のCMで一躍、
クラヲタ以外にも知られるポピュラーな音楽となった。

自分の今までの愛聴盤は、スヴェトラーノフ&ロシア国立響。
轟々と鳴る分厚い弦の響きが魅力的な演奏である。
この演奏以外はあまり聴いてこなかったけれども、
今回、新たにミュンシュ&BSO盤を購入して聴いてみた。

こちらも、弦の鳴りっぷりは良い。厚い響きである。
だけど、スヴェトラーノフ盤に較べると、音が硬い。
少しひんやりとしたメカニックな響きである。
この響きをミュンシュがテキパキと仕切っていく。
音楽が切り立っていく感じ(変な表現かな…?)。
おお!アメリカン!ボストン・サウンド!
歌心はスヴェトラーノフ盤の方があるけれども、
こんな弦楽セレナーデもありかと…。

ちなみに、これ、“シャルル・ミュンシュの芸術”と言う、
国内盤シリーズの1枚。他にも、王道の名盤から、
意外性のある録音まで結構あって面白い。
1,050円と言う値段も嬉しい。
それにしても、一人のアーティストで、
廉価盤シリーズが出来て、しかもそれの内容が充実しちゃっているって、凄すぎる。やはり、偉人也。

munch-tchaikovsky.jpg

 

 


 

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HMVのポイントカードが期限切れ寸前だったので、
自分にとってもっとも便利な銀座INZの店舗へ…。
ちょうどセールもやっていたので、3,000円ちょっとで5枚ゲットできた。

今聴いているのはそのうちの一枚、
ケンペ&チューリッヒ・トーンハレ管の『運命』&『新世界』。
音楽におよそ興味のない人でも知っている超名曲コンビ。
なのに妙にマニアックな香りがするのは、演奏者の所為だろなぁ。
ケンペなんてのは、随分、メジャーな指揮者の様な気もするんだけど、まず、ファーストチョイスには、向かない。地味すぎるのだ。
そして、チューリッヒ・トーンハレ管。最近、Arte Novaの録音で、
随分、メジャーになってきたような気もするけど、
ちょっと前までは、名門楽団なのに異様に録音が少ないことで有名だった。しかも、その僅かな録音も多くが廃盤と言う状況だった。
カラヤン&ベルリン・フィルを遠くに見つめる、マニア向け楽団。

今日買ってきた録音も、
ちょっと前まで幻の録音扱いの一品だった。
それが5~6年前Scribendumと言うレーベルから復刻されて、
随分と話題になった。ただ、あまりにも超有名曲のカップリングだったので、「これ以上この曲のCDがあってもなぁ」と躊躇して、自分は買わなかった。でも、そもそもケンペの地味~な演奏は案外好きだし、チューリッヒ・トーンハレ管の昔の録音と言うのも聴いてみたかったので、在庫処分価格で売られているのを見てついつい今回買ってしまったという次第。

演奏は、案の定、地味なもの。割合と低弦がよく鳴っているが、
それがまた、質実剛健なドイツ音楽っぽさを強調してしまっている。
この楽団はスイスの楽団ではあるけど、何となく、フランス色よりも、ドイツ色の強い楽団だ。だから、ケンペともよくあう。
ドイツの田舎の素朴な味わいがある。スイスなのに…(笑)
これが、フランス色の強いスイス・ロマンド管だとこうはいかなかっただろうな。

それにしても、こんな渋い『新世界』って…ありなのか…?
ド派手に鳴るわけでもないし、豊麗に歌うわけでもない。
ある意味純朴な音楽だ。指揮者の容姿、そのままの演奏。
ちょっと色物扱いにしちゃってもいいかもなぁ。

kempe.jpg

 

 


 

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