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寒い…ちょっと前まで夏だと思っていたのに、
肌寒い日もちょくちょく出てきた。
このまま気温が下がり続けると、
2月頃には氷点下10度くらいになってしまうのだ。
東京凍結。

馬鹿話此処迄。

そんなわけで今日は、ウォルトンの映画音楽で燃えてみた。
CHANDOSから出ているマリナー&アカデミー室内管の録音で、
収録曲は以下の通り。

『スピットファイア』前奏曲とフーガ
『戦時のスケッチブック』
組曲『逃げちゃ嫌よ』
映画音楽『三人姉妹』
組曲『バトル・オブ・ブリテン』

中でも、『スピットファイア』は、戦時中のイギリスで書かれたものであり、
戦意高揚の意図もあったため、大変勇ましい音楽になっている。
といって、我々が聴いて、すぐに軍国主義に結びつくようなものではない。
あくまでも、ウォルトンらしいメロディアスなカッコよさに溢れていて、
且つ、エルガーの行進曲『威風堂々』にあるような厳しさがある。

逆に『三人姉妹』は、
メンデルスゾーンの無言歌集からの引用(op.19-1「甘い思い出」)なんかがあって、
勇ましくはないけれども、サロンミュージック的に聴ける。

どの曲も、親しみやすいのでウォルトン入門にも最適。
ちょっと、マイナーだけど…(笑)

 

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『ラインの黄金』観終えた。
…すんごく良かったぁ!!
やっぱワーグナー、カッコいい!
「ラインの黄金よ!」と叫びつつ、
『ワルキューレ』を楽しみに待つ。

さてさて、そんな訳で『ニーベルングの指輪』を揃えるために、
他のソフトは購入を控えることにした…はずなんだけど、
ふらりと立ち寄った御茶ノ水のdisk unionにて、
マッケラスのヤナーチェクのDVD購入…安かったのだ。
在庫処分かな?新品なのにCD並みの値段。

収録曲目は、グラゴル・ミサ、『嫉妬』序曲、タラス・ブーリバ。
シンフォニエッタ抜きの管弦楽曲集…なんだか、売れそうにないな、
と思っていたら、この在庫処分セール。案の定ってところ。
でも、嬉しいセール。興味あるけど、高すぎるな…と思っていたから。

さて、このDVDの場合、メインはグラゴル・ミサになるんだろうけど、
自分の場合は、タラス・ブーリバ目当て。
ゴーゴリの英雄譚を基に作曲されたこの曲、カッコよくって自分は大好きなのだ。
ヤナーチェク特有の緊迫感溢れるサウンドの中、
散りばめられた美しいメロディ、絢爛と響き渡る壮麗なオーケストラのハーモニー。
うう…良過ぎるぞ!!ビバ!ヤナーチェク!!

ところで、ヤナーチェクの第一人者と言われるマッケラスだが、
映像で見る分にはやはり指揮振りが地味すぎるかと…。
チェコ・フィルはパワーはないが、好演。美しい。

タラス・ブーリバのことばかり書いたけれども、
グラゴル・ミサも曲名の割には、
近代的なサウンドに支配されていて面白い曲。
存分にヤナーチェクを楽しめる。
何気にこの曲もカッコいいのだ。
ソリストにチェコの名歌手ウルバノヴァが参加しているのも嬉しい。

そう言えば、チェコ・フィルに女性団員がいる!
クーベリックの『我が祖国』ではハープ以外に見当たらなかったけど…
古き伝統のオーケストラから、このオーケストラも変貌するのだろか?

 

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バロック以前の音楽…
例えば、ダウランドやキャンピオンの音楽には、
独特の強烈なノスタルジックな響きがある。
じっと聴いていると、古いヨーロッパに無性に行きたくなってしまうような、
そんな叶うはずもない望みが沸々と湧いてくる。

てなわけで、今日は朝からアンドレアス・ショルの、
イギリス民謡&リュート歌曲集を聴いていた。
起伏の少ない清澄な響きに耳を委ね、まどろむ。
ショルの歌は、朗々としているが、
いやみなところがなくて聴きやすい。
透明感のある声質もこの種の音楽には相性が良い。
とてもピュアな音楽の世界…たまらん。

 

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最近、大手CDショップでフンガロトンのCDが安く出ている。
このフンガロトンはハンガリーの国営レーベルで、
ハンガリーの演奏家によるお国ものの録音で知られたレーベル。
マイナーレーベルだけれども、演奏家の顔ぶれは錚々たるもの。
と知ったかぶりをしておいて本題↓。

こんなCDを買ってみた(↓)って話。

メンデルスゾーン:交響曲第4番『イタリア』、同第5番『宗教改革』
 イヴァン・フィッシャー指揮ハンガリー国立交響楽団(1983年録音)

ハンガリー国立交響楽団という日本語表記は、
『世界のオーケストラ123』(1993年、音楽の友社)によるものだが、
CDジャケットに記載されている英語表記は、
Hungarian State Orchestraだから、本当はハンガリー国立管弦楽団と訳されるべき。
若しかすると別の楽団かとも思ったが、そういうことでもなさそう。
どういう意図で、交響楽団と訳されたのだろうか?
Allami Hangrer Senyzenekerと言う原語表記に何か秘密が隠されているのかも。
なお、Hungarian State Symphony Orchestraと言う英語表記のCDもあるが、
国営レーベルであるフンガロトンのCDはHungarian State Orchestraで統一されている(っぽい)。

指揮者のイヴァン・フィッシャーはこのときまだ30ちょっと。
ちょうど、あのブタペスト祝祭管弦楽団を創設した年のことである。
イヴァン&ブタペスト祝祭管のその後の破竹の活躍ぶりは周知の通りであるが、
ここで聴くメンデルスゾーンの名曲2曲は、
それ以前のイヴァンの演奏を知る上で、大変貴重なものといえるだろう。

基本的なスタイルはどぎつくない流麗なヨーロピアンスタイル。
凡演ではないが、強烈な印象はない。
例えば、闘争的ですらあるショルティの『イタリア』や、
終楽章での急激な加速が強烈なマゼールの『宗教改革』、
あるいは豪放なサウンドが轟々と鳴るミュンシュの『宗教改革』に比べると、
凡そ大人しく、優等生的に聴こえてくる。

しかし、柔らかく、味わい深い聴き心地の良いこの演奏は、
決して解析的に過ぎて冷めたいものではなく、程よい温かみがあるもの。
そもそも、この曲をどぎつくやるっていう方が邪道だって事に気付かされる。
特に『宗教改革』の終楽章のAlleglo vivace以降の響きの美しさが案外良い。
流麗とは言え、フロールのようだと何だか頼り気なく感じてしまうが、
この演奏ではそこまで軟弱ではなくて、芯は案外確りしているのも良い。
勢い良くやってしまってくれてもいいんだけど、こういうのも良いなぁと思う今日この頃。

それにしても、やっぱ『宗教改革』良い曲だぁ!
これなくして、メンデルスゾーン語るのは×。
と勝手に決め付けて〆。

 

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クラシック音楽愛好家は翁が好き…
部屋に自慢気に翁のポスターが貼ってあるのは、
クラシック音楽愛好家か選挙事務所くらい。
(↑そんなこたぁないです(笑))

さて、そんなわけなのかどうか、
最近、今は亡き巨匠の晩年の映像が何気にマイブーム…
と言うか、意図的というわけでもなく何となく集まりだした。
先日のクナッパーツブッシュ(1962)、ショルティ(1994)に続き、
今度は、ヴァント(1997)の映像を入手。

曲目は、シューベルトの交響曲第5番とブラームスの交響曲第1番。
ブラームスの演奏は、質実剛健で重厚、見方によっては素朴な部類に入る。
ドイツものの演奏スタイルとしては、個人的には好みのタイプだが、
この曲に関しては、ベイヌムのハイテンションな演奏が最もお気に入りで、
この演奏はやや物足りなく感じてしまう。
とは言え、ライブでありながら、老いた者の枯淡の境地なのか、
感情がよくコントロールされており、味わい深い音作りは流石と思わせるもの。

映像も流石に近年のものなので良好である。
少し口を開けて体を小さく揺らしながら無表情で指揮する姿には、
多少ならずとも老いを感じさせるが、
80代も半ばでこれだけのプログラムをこなすのだから、
凄い気力と体力の持ち主だったのだろう。感心。

ちなみに、キール城でのライヴ録音と言うことだけれども、
会場は城っぽさを全く感じさせない。そこんところは期待外れ。

 

 

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『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲…
この曲に最近、妙にはまっている。

…と言うわけで、テンシュテット&LPOのライヴ音源を買ってみた。
BPOとのスタジオ録音が名盤として知られているテンシュテットのワーグナーだが、
テンシュテットらしさが出ていると言えばこちらではないだろうか。
底を引き摺るような鈍重なサウンドがうねり、轟々と鳴り響く。
この演奏に比べるとBPO盤はやや小奇麗にまとまりすぎているように思えてしまう。
音質も1992年録音とあって、まぁ、良好。お薦め盤。

ちなみに、このCD、タワーレコードで買ったんだけど、
「6,000円以上買ったらWポイント!」に載せられて、
他にも色々と買ってしまった…。散財家也。注意。

 

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MUSIC&ARTSから出ているトスカニーニのワーグナーが話題になっている。
この録音、1954年4月4日、カーネギー・ホールにおけるトスカニーニ引退公演のライブで、
なんとステレオ録音である。とは言え、後年のものに比べると、
立体感に乏しく、過剰な期待をし過ぎると裏切られてしまう。
ライヴ録音とは言え、臨場感もさほど感じられない。
まだまだステレオは実験段階であり、
実用段階にはなってなかった頃のものであるから、やむを得ないのだろう。

ただし、一連のモノラルのRCA録音よりは、
遥かに鑑賞に堪えられるものであり、
この音源の復刻の意義は、それなりにあるのだろうと思う。

フルトヴェングラーのステレオ音源も出て来ないかな…
と思っていたら、
こんなものが…。熱いんだか、熱くないんだか…。

 

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Viva!!梅雨明け!!
だからってわけじゃないけど、
コラム更新。 
今回は「「クラシック」を聴く人たち」と言うお題。
自分は「マニア」ではなく、単なる愛好家であると宣言しておく。
まぁ、あれこれ言葉の定義とか詮索していくと、
何がなんだか解らなくなってしまうもんなので、軽い気持ちで読んでいただければ幸甚。

話題転換。
突然、クナッパーツブッシュの映像を観たくなって、
レオノーレの3番とベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、
それに、『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と愛の死を収めたDVDを買ってみた。
クナの映像については以前ちょこっとだけ、断片的な映像をみたことがあるが、
今回のこの映像は演奏会をまるごと収録したもの(多分)で、存分にクナの指揮振りを楽しめる。

最初、クナがのそのそと現れただけ、おー!となってしまった自分、ミーハー也。
クナが動いている!…いや、少し動いている。
何とも簡素でぶっきらぼうな指揮振りなのである。
この指揮でリハーサルも面倒で、いい加減だったり、
すっ飛ばしたりしたと言うから付いていく方は大変である。

テンポは…凄く遅い。遅くて雄大である。悠長迫らぬ風格である。
ピアノ協奏曲ではバックハウスも出てくる。
やはり、おー!となる。動いてる!ってだけで、喜んでしまうのだ。
クナとバックハウスの表現のズレなんかが問題視されるけれども、
クナの指揮するウィーン・フィルは味わい深く美しいし、
バックハウスのピアノも派手ではなくても、力強くかつ美しい。
最後の『トリスタンとイゾルデ』では、先般亡くなったニルソンも出てくる。
これは名演。ちなみに、コンサートマスターはボスコフスキー。
第2ヴァイオリンにはシュトラッサーなんかも出ている(らしい。顔を知らないので(汗))。
何だか、面子をみただけで伝説めいてしまいそうな演奏会である。

音質はモノラルながら、割合と良好で、
モノクロの画質も時代の割には鮮明な部類だと思う。
TDKのDVDは割と良好なものが多いみたい。

あと、見所はホントにクナは観客に向かってお辞儀をしない!
ってことが映像で観られることかな?
観客の方を振り返りもせずに、舞台の袖へと引っ込んでしまう。
そして、一度引っ込んだら出てこない。
この映像では、バックハウスとニルソンしか、万雷の拍手に応えていない。
三半規管に異常があり云々ってことらしいけど、
振り向きもしないってのは無愛想すぎる。
やっぱり、変な人だった…ってことを実感できる映像だ(笑)。
こういう人はもう今日では出てこないだろうな。
 
 

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最近、クーベリックの『英雄』をよく聴いている。
先日買ってきた全集のうちの一枚で、演奏はベルリン・フィル。
この曲、実は、ちょっと苦手な曲だった。
それが、ここんところ、CDプレイヤーを独占し続けている。

クーベリックの演奏は、決して奇を衒ったものではなく、
厳格な雰囲気の中に高揚感を湛えたもの。
がっちりとしていて、質実剛健な演奏は王道とすら言える。
しかし、いいんである。真っ向勝負で、この曲の良さをぐっと引き出している。
迫力もあるし、熱気もある。そんなことで惹かれたのかどうか、
苦手意識を一気に払拭してくれた。

…と言うわけで、全く同じコンビによる同曲のDVDがあったので購入してみた。
音質はともかく、DG録音よりも熱気があってこちらも素晴らしい。
残念ながら、ライヴではなく、赤いライトで演出されたスタジオでの収録だが、
1980年代以降のクーベリックの映像しか観たことのない自分にとっては、
壮年の映像が観れるのは貴重。こんな動いていたんだぁ…と変なところで感心。
妙に若く見えたが既に50代半ば。年老いてからの映像を観すぎたせいだろうか。

ところで、DREAMLIFEのジャケットって、カラーの映像なのになんでモノクロなんだろ?
モノクロの映像かと思ってしまう。ちょっと、イメージ良くない。

そういえば、クーベリックの記事多いな、このWeblog。
実は、クーベリック好きか?→自分
 
 

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 久しぶりに購入→ベートーヴェンの交響曲全集。
単品ですら、最近あまり買わなくなったのに、
全集を衝動買いしてしまったのだ。

今回買ったのはクーベリックのもの。
オーケストラが全曲違うと言うちょっと色物の全集…ってことで有名な録音。
以下に参加オーケストラを列挙してみよう。

1 LSO
2 ACO
3 BPO
4 IPO
5 BSO
6 ODP
7 VPO
8 CO
9 BRSO
 
大丈夫なのか…とちょっと不安になるが、
そこのところは流石クーベリック。
それぞれのオーケストラの美感を損なわずに、
毅然とした高水準の演奏を聴かせてくれる。
初めてのベートーヴェンの交響曲全集にも推せる逸品。

ところで、『世界のオーケストラ123』(音楽の友社、1993年)と言う本がある。
各オーケストラの歴史や主席指揮者の変遷、本拠地ホールの紹介などがあり、
出版された当時、このジャンルに踏み込んだばかりだった自分にとっては、大変役に立つ本だった。
いまでも、調べ物をするとき、時折、本棚から引っ張り出す。

さて、この本に紹介されている楽団のうち4ページを割かれているオーケストラが、
10団体だけある。どういう基準で選ばれたかは解らないけれども、
ふと、あるとき「この10団体全てと録音の残っている指揮者はいるだろうか」と言う、
奇妙な疑問が沸いた。で…探してみたんだけれども、これがなかなか見つからない。
 
ちなみに、この10団体とは、
VPO、CO、CSO、SD、BRSO、ODP、BPO、BSO、RCO(ACO)、LSOである。
普通の指揮者にとってはその指揮台に上がることすら容易でない超一流の楽団ばかり。
その夢のオーケストラ全部と録音した指揮者は…未だに見つからないのである。

で、話は戻って、クーベリックのベートーヴェンの交響曲全集。
参加オーケストラを見てみるとかの10団体のうち、
CSOとSD以外の8楽団が参加している。
更に、クーベリックはCSOの主席指揮者を務めていたこともあり、録音もある。
そう…SD以外は全部、録音が確認できたのだ。
何とかして、出てこないものだろうか、クーベリック&SDの録音…。

ちなみに、クーベリック以外だとバーンスタインも、
相当良い線をいっている。
ただ、過去の放送音源や未発表ライブ録音の復刻は、
クーベリックに分がありそうで、期待できるとしたら、
クーベリックではないか、と自分は読んでいる。
もちろん、クーベリックがSDの指揮台に上がったことがあるかどうかは知らない…

それにしても…どうでも良いことだなぁ…(汗)。
まぁ、こういうどうでもいいことに燃えるのが、趣味の良いところでもある(笑)。

 

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