『ラインの黄金』観終えた。
…すんごく良かったぁ!!
やっぱワーグナー、カッコいい!
「ラインの黄金よ!」と叫びつつ、
『ワルキューレ』を楽しみに待つ。
さてさて、そんな訳で『ニーベルングの指輪』を揃えるために、
他のソフトは購入を控えることにした…はずなんだけど、
ふらりと立ち寄った御茶ノ水のdisk unionにて、
マッケラスのヤナーチェクのDVD購入…安かったのだ。
在庫処分かな?新品なのにCD並みの値段。
収録曲目は、グラゴル・ミサ、『嫉妬』序曲、タラス・ブーリバ。
シンフォニエッタ抜きの管弦楽曲集…なんだか、売れそうにないな、
と思っていたら、この在庫処分セール。案の定ってところ。
でも、嬉しいセール。興味あるけど、高すぎるな…と思っていたから。
さて、このDVDの場合、メインはグラゴル・ミサになるんだろうけど、
自分の場合は、タラス・ブーリバ目当て。
ゴーゴリの英雄譚を基に作曲されたこの曲、カッコよくって自分は大好きなのだ。
ヤナーチェク特有の緊迫感溢れるサウンドの中、
散りばめられた美しいメロディ、絢爛と響き渡る壮麗なオーケストラのハーモニー。
うう…良過ぎるぞ!!ビバ!ヤナーチェク!!
ところで、ヤナーチェクの第一人者と言われるマッケラスだが、
映像で見る分にはやはり指揮振りが地味すぎるかと…。
チェコ・フィルはパワーはないが、好演。美しい。
タラス・ブーリバのことばかり書いたけれども、
グラゴル・ミサも曲名の割には、
近代的なサウンドに支配されていて面白い曲。
存分にヤナーチェクを楽しめる。
何気にこの曲もカッコいいのだ。
ソリストにチェコの名歌手ウルバノヴァが参加しているのも嬉しい。
そう言えば、チェコ・フィルに女性団員がいる!
クーベリックの『我が祖国』ではハープ以外に見当たらなかったけど…
古き伝統のオーケストラから、このオーケストラも変貌するのだろか?
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