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■ めきき。

先日イギリスから取り寄せたCD、
送料も込みで昔の国内盤CDを買ったつもりになれば、まぁ、いいか、
って値段だったんだけど、今日、
amazon.co.jpをみたら凄いことになっていた。
多分同じCDだと思うんだけど、中古でン万円。
ちなみに自分の買ったものは新品だった。

骨董好きの目利きで掘り出し物を見つけたような喜びを味わってしまったぞ。
さてさて、果たして、このン万円CD売れるのかどうか…。
じっと見守って行きたい。

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本日、輸入代理店経由でシカゴ交響楽団のショップより、
シカゴ交響合唱団40周年記念のCDが届いた。
これ、シカゴ交響楽団のショップでしか売っていないらしく、
やむなく取り寄せたのだが、直接、ショップから日本に送ってもらうと、
異常な送料がとられるので、輸入代理店経由としたのだ。
まぁ、昔の国内盤CDを買ったつもりになればそれほど高い買い物ではない。

収録曲目は以下の通り。ワルター以外はステレオ(まだ全部聴いていないけれど、多分そう)。
放送用音源を使っているとのことだけれども、思ったより良好な音質である。

CD1
Mozart: Lacrymosa from Requiem in D Minor, K. 626
 Bruno Walter
Bach: Singet dem Herrn ein neues Lied, BWV 225
 Daniel Barenboim
Handel: Excerpts from Israel in Egypt
 Margaret Hillis
Schubert: Gesang der Geister über den Wassern, D. 714
 Daniel Barenboim
Fauré: Requiem, Op.48
 Jean Martinon

CD2
Gabrieli: Excerpts from Sacrae symphoniae
 Claudio Abbado
Mozart: Mass in C Major, K.317 (Coronation)
 Rafael Kubelík
Rorem: An American Oratorio
 Margaret Hillis
Downs: Bear Down, Chicago Bears
 Sir Georg Solti

注目はマルティノンのフォーレとクーベリックのモーツァルト。

マルティノン&シカゴ響のコンビは、フランス人らしいエレガントさとシカゴ響の機能的で力強い響きが相俟って独特な透徹された音楽を生み出した。一般的には、偉大な前任者、ライナーの巨大な影と批評家キャシディの反感を買ったことから、マルティノンのシカゴ響時代は不毛なものと言われている。しかし、数少ない現役盤のCDを聴く限り、その音楽的相性は決して悪いものではなかったようだ。弾丸ライナーとは趣向が明らかに違うが、この時代のシカゴ響、自分は嫌いではない。この録音でも、冷やりとする繊細な響きの中に漂うフランスのエスプリが独特の味わいを醸し出している。こういう音楽は、弾丸ライナーや豪放磊落なミュンシュには難しい。マルティノンだから出来た音楽だと思う。

さて、もう一つ。クーベリックのモーツァルト。曲は戴冠式ミサ K.317。クーベリックは、若き日にシカゴ交響楽団の指揮者を務めており、その後もしばしば、客演を重ねていたようである。ただ、録音と言うとそれほど多くなく、キャリアの最後の最後で演奏されたこの録音は貴重なもの。しかも、得意のモーツァルト。1980年の録音と言うことはバイエルン放送響とソニー・クラシカルに名盤の誉れ高き、後期交響曲集を録音した頃である。更に、独唱者にルチア・ポップを迎え(←これが目的…かな(笑))ている点も注目されるところ。モーツァルトのオペラを得意とし、ハイドンをはじめ様々な作曲家の宗教曲の録音に参加しているポップであるが、何故か、モーツァルトの宗教曲となるとスタジオ録音が存在せず、ライヴのものでも、1971年のクリップスとのレクイエム、1981年のクーベリックとの大ミサ曲(映像)のみと言う状態。そういった意味ではこの戴冠式ミサは大変貴重な録音である。
演奏はショルティによる黄金期のシカゴ響サウンドを力強く且つ、毅然と鳴らしきっているもの。宗教曲らしい厳かさとモーツァルトならではの溌剌とした躍動感もあって◎。ライヴなのでテンションも高い。この演奏も含めクーベリックのモーツァルトは個人的には、交響曲よりも宗教曲の方に感心させられる。

と言うわけで、いい買い物でした。


cso-cho.jpg








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憂鬱也→雨。
ただ、雨上がりはすっきりしていて気分が良い。

そんな日はグリーグの『ペール・ギュント』なんぞを聴きつつ、
まったりとするのが吉。五月雨の中ノルウェー国民楽派の叙情に、
とっぷりと浸る幸福。時折、窓を叩く雨の音がまた、心地よい。
ってほど今日は雨降らなかったんだけどね。

CDは、ちょっと前にこのウェブログで紹介したマリナー盤。
ポップのソルヴェイグの歌が果てしなく美しいのだ。
あのグリーグ特有の叙情を包み込んでいく透き通った柔らかい歌声…
正に絶品。この世のものとは思えない天上の声。
それまでどうって思い入れのなかったソルヴェイグの歌が、
このCDで一発で好きになってしまった…ってくらいのもの。

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おっ!気付いたら明日はラ・フォル・ジュネ・オ・ジャポン初日。

自分は明後日、ミーハー気分満載で出かける予定につき、初日は自宅待機。
ミーハーなのでグッズなんか興味津々…
ってわけで、あらかじめグッズをみてみた→
こちら
ほぉほぉ…
このTシャツは小林秀雄の、
かの名著『モオツァルト』の中でも述べられている有名な肖像画を用いたもの。
まさか、将来、Tシャツにプリントされちゃうなんて小林秀雄も思ってもいなかっただろうなぁ。
個人的にはモーツァルト博物館のネクタイなんて強烈でいいんじゃないかと思った。
もう、なんの臆面もなくモーツァルト。こいつをビシーーーーーッとしめてみたい。
ちなみに、ウィーン・フィルネクタイはよれてきてしまった…気に入って使いすぎたのだ。

CDも売ってる!
…ってこれ、ブリリアントのオンパレードではないっすか。
ちょっとこれは、どうかと思うなぁ…。
日ごろCD屋うろついている方々には冷ややかに見られそうな気がする。
そういった意味じゃ、タワーレコード特製のFANTASISTA!MOZARTは記念品にもなって◎。

fantasista.jpg












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思い立ったが吉日―
さくさくっと外国にCD発注かけてしまう。
請求が来るのは後のこった。ハハハ…汗。
節制、節制…。

さて、楽しみにしていたC.デイヴィスのウォルトン、交響曲第1番、
ちょっと前に1,000円ちょいで入手してきた。
将来のことも考えてSACD盤にしようか…
なんて考えはさっぱり起きずに通常盤を入手。
理由はもちろん「安いから」。

演奏はさすがに堂々たるもの。
もう立派で立派で…正に巨匠風。
だけど、なんか足らん。
スラットキンやプレヴィンにある切れの良い、
「かっこよさ」が無いとは言わないけれども、少々足りない…。
ウォルトンはドイツ・ロマン派じゃないんだよね、
そんな当たり前のことを呟きつつ、
あとでスラットキン盤聴いたらスカッとした。

あ、それでもかなり高水準の演奏かと。
ある意味個性的な線を行っていると見ることも可能。
スタイリッシュに決め込むばかりがウォルトンじゃない、
とか…そう考えるのもありか。

どうせならシュターツカペレ・ドレスデンでやっちゃったら、
なおのこと面白かったかも…。
バイエルン放送響のヴォーン・ウィリアムズ以来のミスマッチ。

ちなみに、記録によれば、この曲、1948年12月4-6日にかけて、
フルトヴェングラーがウィーン・フィルと演奏している。
このときのプログラムは、チャイコフスキーの交響曲5番、
ウェーバーの『魔弾の射手』序曲との組み合わせだったと言うから、
相当、ヘビーな演奏会だったに違いない。
どうにかどこかに音源が残っていないものだろうか…。


cdavis-walton.jpg








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当weblogのデザインを変えてみた。
なんか、思うようにならんなぁ…。
以前のデザインは狭苦しい枠に押し込められているのが、
どうにも気に食わなかったのだけれども、
今回もどうも…FTPでUPするHPのようなわけにはいきませんなぁ。
もうちっと知識があれば色々できるんだろうけど。

…って、黄金週間初日からそんなことに時間をかけて、
一歩も外に出ない引きこもり状態…嗚呼無残。

聴いているのはオペレッタなので部屋は、
明るめの音楽で満ち溢れているんだけれどもね…。

ところで、ポップは『皇帝と船大工』なんて、
ちょっとマイナーな作品を2度も収録したんだろ?
ドイツじゃ、メジャー、ってことなのかな?
作品そのものは、オペレッタと言うこともあって、
親しみやすく楽しい音楽だけれども、
これといった強烈な個性は感じられない。
聴きどころは第1幕の「嫉妬心は厄介なもの」かな。
ポップの屈託のない歌いっぷりが良い。
折角なので、映像で見るといいんだけれども、
モノラル音源なので、音質面ではステレオ音源のCDを推奨。

ちなみに、DVDは国内盤で出ているけれども、
CDは輸入盤でも国内で流通しているのを見たことがない。
自分は
amazon.deから探して購入。

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10年以上前に消えたレーベル、ACANTAのCDを入手。
しかも、新品。10年以上在庫として眠っていたのか、
それとも個人で買って未開封のまま、10年以上保有されていたのか…。
いずれにせよ、冷凍保存されちゃったマンモスみたいなCDである。
これを何のためらいもなく、開封。
ビニールに永年閉じ込められたCDを遂に解放した。

で…このCDは何なのかといえば、レハールの喜歌劇『メリー・ウィドウ』(抜粋)、
ヴァランシェンヌをルチア・ポップが歌っているもの。
後年に録音された「ウィーン・オペレッタ・アリア集」を聴いて欲しくなっちゃったCD。
実は、超名曲でありながら『メリー・ウィドウ』は一部以外お初。
それでも、喜歌劇と言うこともあり、馴染みやすく、素直に楽しめた。
唯一、知っていた「ヴィリアの歌」は、
前述のポップのアリア集で聴いたことがあったものであるけれども、
これはもう今回入手したCDで歌っているハルシュタインよりもポップの方が全然良い。
声の艶、柔らかさ、ヒステリックにならない高音域の優しさ…ポップの歌は本当に素晴らしい限り。
ま、ま、好みもあるんですが。
ちなみに今回入手したCDは1968年の録音(多分)ってこともあり、
若々しく明るく弾むような声が、実に魅力的な歌唱。
入手容易とは言えないのでお薦めできるCDではないけれども、
中古屋等で見つけたら、是非。

なお、ポップは1968年から翌年にかけて、
『ルクセンブルク候』、『皇帝と船大工』(2回)、
それにこの『メリー・ウィドウ』(全曲盤は存在するのだろうか)を収録している。
実は録音年は定かではない部分もあるが、
この頃はオペレッタ歌手っぽくなっていたのか…?
でも、その間にバッハを歌っていたりする。

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『修道女アンジェリカ』…あまりにも悲痛な物語なので、買ったはいいけれども、なかなか聴かずに、そぉ~っと棚にしまい込んで、日々、何時聴いてやろうか悩んでいた。有名なのはアンジェリカの「母さんもなしに坊やは死んだのね」……嗚呼、悲嘆。想像するだけでも、暗い気分になりそう…だけど、折角買ったからなぁ、と思っていたのだ。

それを…本日、遂に聴いてしまった。
いやはや、悲しくも実に美しい。
敢えて書かなくても解るかもしれないけれども(笑)、
アンジェリカ役はルチア・ポップ。
声質が声質だけに、悲哀を通り越して、痛々しくすらある。
さらに表現力にもぐっと深みを増している1987年の録音と言うこともあって、その印象はなお更強い。と言いつつ、何度か、「母さんもなしに坊やは死んだのね」を聴いてしまった…。本気で鳥肌の立つ美しさ。

続いて、フォーレのレクイエムでも聴いて、安らぎを覚えてしまおうかと思ったけれども、それは何となく危険な感じがしたので、モーツァルトのホルン協奏曲集で気分を一転させてみた。

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土日まったりしてしまうと案外疲れる月曜日。
ガッツリ山なんか登ると勢いで一週間突っ切れてしまったりする。人生勢いあるのみ。

と言いつつ、今日は昨日HMVから届いたルチア・ポップの結婚カンタータ『おお、やさしき日、待ち望みし時』BWV.210を聴いてのほほんとしてしまった。ついでに、昨年めでたく再発売の運びとなった
『もろびとよ、歓呼して神を迎えよ』BWV.51まで聴いてしまう。何れもポップワールド全開のバッハ…満悦満悦。

とどめに、ヴォーン・ウィリアムズの管弦楽曲集
→マリナー&ASMFの新盤(PHILIPS)。
ジャケットの美しさがなんとも印象的な一枚。
このジャケット眺めつつ、『すずめばち』序曲で盛り上がり、タリス幻想曲で心清められ、『富める人とラザロ』による5つの異版で哀愁にふける…明後日が月曜とは何と絶望的なことだろ…。


marrinerrvw.jpg








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イギリスから遂に来た→ホルストの日本組曲のCD。
ホルストってもちろん、あの組曲『惑星』のホルスト。
指揮はイギリス音楽の権威的存在、ボールト。
オーケストラは欧州屈指の名門、ロンドン交響楽団。
海賊盤でもなんでもない。きちんとしたステレオ録音。
このCDの存在を知ったのは8年ほど昔のことで、
それからずっと探し続けていたのである。

曲は「五木の子守歌」の引用などがあって、
日本の鄙びた田舎の幻想的な風景を思わせるもの。
最期の「狼たちの踊り」では祭囃子を思い起こさせる。
とことん日本的…とはいえないけれども(笑)。

ホルストはもともと民謡採集活動をしていて、イギリス民謡組曲など母国の民謡を題材にした曲をいくつか作曲しているから、日本の民謡に興味を示したのは不思議なことではない。また、東洋思想への傾倒もあったというから、(例えば、占星術に影響を受けた『惑星』も、東洋への傾倒から作曲されたらしい)日本と言う国には何らかの思いがあったのかもしれない。機会があったら是非…ってないか、普通。


holst.jpg








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