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思い立ったが吉日―
さくさくっと外国にCD発注かけてしまう。
請求が来るのは後のこった。ハハハ…汗。
節制、節制…。

さて、楽しみにしていたC.デイヴィスのウォルトン、交響曲第1番、
ちょっと前に1,000円ちょいで入手してきた。
将来のことも考えてSACD盤にしようか…
なんて考えはさっぱり起きずに通常盤を入手。
理由はもちろん「安いから」。

演奏はさすがに堂々たるもの。
もう立派で立派で…正に巨匠風。
だけど、なんか足らん。
スラットキンやプレヴィンにある切れの良い、
「かっこよさ」が無いとは言わないけれども、少々足りない…。
ウォルトンはドイツ・ロマン派じゃないんだよね、
そんな当たり前のことを呟きつつ、
あとでスラットキン盤聴いたらスカッとした。

あ、それでもかなり高水準の演奏かと。
ある意味個性的な線を行っていると見ることも可能。
スタイリッシュに決め込むばかりがウォルトンじゃない、
とか…そう考えるのもありか。

どうせならシュターツカペレ・ドレスデンでやっちゃったら、
なおのこと面白かったかも…。
バイエルン放送響のヴォーン・ウィリアムズ以来のミスマッチ。

ちなみに、記録によれば、この曲、1948年12月4-6日にかけて、
フルトヴェングラーがウィーン・フィルと演奏している。
このときのプログラムは、チャイコフスキーの交響曲5番、
ウェーバーの『魔弾の射手』序曲との組み合わせだったと言うから、
相当、ヘビーな演奏会だったに違いない。
どうにかどこかに音源が残っていないものだろうか…。


cdavis-walton.jpg








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