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轟々と雨が降り風が吹いておりました。
冬の嵐であります。お天道様が怒っとるです。オソロシカ。

そんなこととは一切関係なしに、「さぁ、楽しい音楽の時間です」。
先日買ったマルティヌーの交響的幻想曲、ミュンシュ&BSO、
豪放ながらモダンな響き。国民楽派を引きずらない、
現代作曲家、マルティヌーを感じさせる演奏。
後年のマルティヌーのスペシャリスト、
ビエロフラーヴェクの演奏なんかを聴くと、
チェコ国民楽派を感じる響きがあるが、
この演奏はそれとは正反対を行くものといえる。
このことは、この曲のカップリング曲だけ見ても象徴的である。
スーク&マルティヌーとカップリングしたビエロフラーヴェク盤に対し、
ミュンシュ盤は、ピストン&メノッティとのカップリングなのだから…。

あ、そう言えば、昨日のだめ最終回デシタネ。
残念!残念!このままパリ音楽院留学編まで行って欲しかったなぁ。
続編、ありそうだけど、全編、ヨーロッパでのロケって厳しくないかな?

 

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のだめ…料理番組の定番メロディで集中力が途切れてしまうのですね。繊細デス。
夕食のことを考えて演奏していた某ピアニストやロックをバンバンかけながら、
車すっ飛ばして帰宅する某指揮者とは正反対のタイプ…。

さて、こののだめの集中力を途切れさせたメロディ、
ちょっと前にこのブログでも書いたとおり、
正真正銘のクラシックの音楽で使われている。

それが、アルヴェーンのスウェーデン狂詩曲第1番『真夏の徹夜祭』。
アルヴェーンは、超メジャーと言う作曲家ではないけれども、
スウェーデン国民楽派最大級の作曲家(のはず。つか、他に知らん)。

国民楽派の作曲家は、ドヴォルザークにせよ、スメタナにせよ、
自国の民謡や音楽様式を自作品に取り入れることは多い。
この料理番組のメロディもスウェーデン民謡なのだろう。
番組の担当者が『真夏の徹夜祭』を聴いて、「使おう」と思ったかどうかは謎。
メジャーな曲とはいえないからなぁ。それともクラヲタか??

聴いてみたいと思った方には、サロネン&フィンランド放送響の1枚を推奨。
A Nordic Festivalと題された名曲集の1曲として収められている。
フィンランディアなどメジャー曲も入っているけれども、
基本的にはマニアックオーケストラ小品集だと思っていただいたほうがいい。
録音当時32歳のサロネンがディープな世界を爽やかに聴かせてくれる。

あ、前述のロックバンバンかけてって指揮者、サロネンのことデス。

 

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今年は生誕250周年と言うことでモーツァルトのための一年だった。
我が国ではGWの熱狂の日音楽祭がモーツァルト一色だったのが印象深い。
東京国際フォーラムを中心に丸ノ内一帯が、4日間モーツァルトに占拠された。

が…世界は広い。モーツァルトの聖地秋葉原、もとい、生地ザルツブルクは、
もっと萌えた…あ、いや、燃えた(注:昨日、だいぶ長いこと秋葉原にいたのです)。
7月23日から8月31日までの約1ヶ月の間にモーツァルトの全舞台作品上演と言う、
快挙と言うか、暴挙に出たのだ。そして、全てDVDでリリース…。
期待したほどではないにせよ、
世間一般の人にもモーツァルトが広まった一年ではあったが…
最後はドカンとターゲットはヲタク限定。
モーツァルト全集のときのように、もう、世間はついて行かない。

とはいえ、有名作品なんかは、普通に鑑賞されてもいいと思う。
ってわけで、早速一品購入してみた。それがこれ(↓)。

歌劇『ドン・ジョヴァンニ』
ハーディング指揮ウィーン・フィル
ハンプソン/ダルカンジェロ/シェーファー/ロイド 他

ハーディングの動いている映像ははじめて見た。
で、感想→若い!若過ぎる。おかしいだろこの若さは!
ウィーン・フィルの指揮台にあるまじき若さだ。不釣合也。
リアル千秋真一(のだめネタです、念為)、いや、千秋を数段超越しているか。
相手はR★Sオーケストラでも、マルレ管弦楽団でもない。ウィーン・フィルだ…
しかも、オペラ。しかも、ザルツブルク。しかも、生誕250周年。
しかも、ドン・ジョヴァンニ。しかも、舞台上はスター軍団。わぅ、もう頂点。

演奏は1954年のザルツブルクで収録されたフルトヴェングラーのものとは正反対。
腹の底から響いてくる重厚な“物凄さ”を感じさせたフルトヴェングラーに対し、
ハーディングの指揮は、実に鋭敏で鮮烈と言えるもの。小気味がいい。

舞台演出は如何にも現代風。
無機質な白い円状の壁を動かして、場面場面を変えていく。
カタログの歌で後ろに出てくる人物たちのなかに、
ラグビー選手が出てくるなど、理解に苦しむ場面も…(汗)。
服装はドン・ジョヴァンニも、レポレロも、
渋谷の街を歩いていても全く違和感を感じないほどのもの。
モーツァルトがこれを見たらどういうだろうか。
何となく喜びそうな気がするけど…わからない。
ちなみに、このザルツブルク音楽祭で、上演された殆どの演目が、
こういった現代風の演出だったらしい。う~ん、昔っぽいのも好きなんだけどな。

そして、最後。地獄落ちのドン・ジョヴァンニを、
レポレロが手を引き、助けようとするが…え、そうなっちゃうの?
手違いだろ?いや、ドン・ジョヴァンニ、騎士として、その最後はどうなのよ?
…と、全く、びっくりの最後を迎えてしまう。観てのお楽しみ。

あ、あと、露出度は凄く高いです。高すぎます。18禁。要注意。

 

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もうじきクリスマス…だ。
フィンジのカンタータ『降誕祭』を聴こか、
なんてことを毎年思うんだけど、別に何事もなく過ぎてしまう。
多分今年も、ふと気付けばただの土日で、
渋い顔してマーラーとか聴いちゃってたりするんだろな…。

…なんて寂しいこと言ってみるけど、
実は、今年は素晴らしいアイテムがあるのだ。
今春買った『ボヘミアのクリスマス』と言うCD。
名も知れぬボヘミアの古い音楽家達の作曲した歌の小品集。
半分ほどの曲でルチア・ポップが独唱を担当。
素朴ながら心温まる録音。ポップの歌唱は、
こういう音楽でも素晴らしくマッチする。絶品なり。

ただし、このCD、長らく廃盤で、入手は困難。
自分は、たまたまドイツのAmazonに出品されていたものを購入。
東京近郊にお住まいならば、図書館というテも。
これで検索してみるのが吉。

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以前紹介したロジェストヴェンスキーの、
突き抜けちゃっているシベリウスの交響曲全集の余白に入っていた、
オイストラフのシベリウスのヴァイオリン協奏曲…これ、凄い。

怜悧で清廉な北欧音楽…とは正反対を行く、男気溢れる堂々たる演奏。
無骨なタッチで図太く歌い上げているのに艶やか。美麗。
同曲にオーマンディとの共演盤もあるけれども、当盤の方が断然上。
ロシアの至宝、20世紀最大級のヴァイオリニストと評されるのも納得。
改めて、この曲って素晴らしいな!と痛感しつつ、毎日のように拝聴。

…と、EMIのクラシック・アーカイヴ・シリーズの一枚に、
このコンビの同曲が入っていたので、早速購入して観てみた。
モノラル録音(CDはステレオ)で、モノクロ収録だけど、
やっぱりすばらしい。頑固な職人風の演奏姿、豪快に弾ききる弓捌き…
見入って、聴き入って、これも何度も拝聴。これで、国内盤2,500円とはお買い得。
なお、カップリングのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、
終演後にショスタコーヴィチが、拍手している映像が一瞬写る。
見つけたときは、なぜか嬉しくなった…。

 

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第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、
第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、
第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、
第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、
第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九、第九!!

12月なのだ。年末なのだ。歓喜を叫ぶのだ!!
ってわけで、勢いでDVD購入(↓)。

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125『合唱』
 バーンスタイン指揮バイエルン放送交響楽団(1989年12月25日)

これ、ベルリンの壁崩壊後初のクリスマスに、
ベルリンで催されたコンサートのライブ映像。
音源だけは、以前、ベルリンの壁の破片付きのCDでも出ていた。
まぁ、歴史的演奏会の部類だと思う。
オーケストラは元西ドイツのバイエルン放送響を中心に、
各国の以下のオーケストラからメンバーが参加している。

シュターツカペレ・ドレスデン(元東ドイツ)
ニューヨーク・フィル(アメリカ)
パリ管(フランス)
ロンドン響(イギリス)
キーロフ歌劇場管弦楽団(ロシア)

要するに、“そういう国”のオーケストラが一同に会し、
古い時代の終わりと新しい時代の始まりを祝ったってことだろな。
だから、合唱の部分でも「歓喜」を、
「自由」に変えて歌っちゃったりもしている。
もう、政治色たっぷり、てんこ盛り。

演奏後は、熱血漢バーンスタイン、コンマスと長い抱擁。
そして、客席にも抱き合って喜んでいる人がいたりする。
もちろん、演奏も熱いけど、外的要因だけで感動できるDVD。
滅茶苦茶、感情移入して楽しもう。

自由って素晴らしい!!

だけど、自分たちは当たり前のこととして、
自由を享受しているから、実はそのことについて、
そんなにピンとこない、と言うのが本音。

このDVDやクーベリック復帰コンサートのDVDを観ると、
それが実感として少しでも伝わってくる。
そして、それに感動するのだ。

 

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久々更新…本家本元、metamorphosen。
今回は
コラム第10回「オペラを楽しもう!」
第1回が2003年6月なので、2年半で10回更新…遅。
山嶺の記憶の方も最新作が一昨年になる前に更新したい…。

で、今回のコラム。
オペラのススメっぽいことを書こうと思ったんだけど、
結果的には落としどころ見失って、
全然薦めていない内容になってしまった。
計画性のない書き方だ…(汗)。

ところで、
『敬愛なるベートーベン』と言う映画が公開されるとのこと。
どんな内容かはともかく、映画で使われる第九の演奏が、
なんとハイティンク&RCO盤だというのだ。わう。
何気に参加なり、ルチア・ポップ。
映画デビュー!!ではないけど。そもそも映画女優だし。
ただ…この録音、いま、廃盤じゃないだろか?
詳細は未確認だけど、HMVでHaitink Beethovenで検索しても、
最近出たLSO盤しかヒットしなかった。廃盤とは惜しすぎる。

 

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乾杯!…同時に飛び散る陶器…
柄だけ残るジョッキ。ビール浸しのテーブル。
その上に無残に転がるジョッキの本体…。
何だこれは?ネタか?
いや、オペラの一場面である。
チェコ人ってこんなに豪快なのか?
それとも演出がおかしいのか…。

ちょっと前に届いた歌劇『売られた花嫁』に収められていた光景。
もちろん、音楽は真っ当なもの。それだけに、衝撃的な映像だ。
その前にも、殆どこぼしちゃってんじゃないかと心配になるビールの配膳も…。

いやはや…まぁ、気を取り直して…って、
これこの曲唯一の映像作品では…?
ビールの件だけで、この映像の価値が決まるわけではないけどね…。

 

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■ ふゆ。

のだめの影響で巷間ではベートーヴェンの交響曲第7番が大人気らしいけど、
自分はケネディをきっかけにヴィヴァルディの『四季』が軽くマイブーム。
以前気に入って聴いていたピノック盤なんかも聴いて悦に入っている。

中でも、好きなのが、冬の第2楽章―
たった1分半だけれども、ほっとすると言うか、
心の芯から温まる綺麗な音楽。さすが名曲。

いまは、ケネディ&ベルリン・フィル盤を聴いている。
DVDだとPC使ってしまうので、CDでも買ったのだ。
他の作業しながらDVDかけると音飛んでしまうので…不便也。

 

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来週末、沖縄に行く予定也。
…と言っても、1泊2日。激短。
オススメの物産等あれば、教えてください。

そう言えば、少し前に書いたケネディのヴィヴァルディ/四季、
驚いたことにCD版はクラシック売り上げ枚数のギネス記録なんだと。
200万枚だか、500万枚だか売れたらしい。
四季と言えばHMVの検索でヴィヴァルディ→四季で、
237件もヒットする超有名曲(今現在)。
「四季がほしい!」と思った人は、
この膨大な選択肢の中から1枚、或いは数枚を選ぶことになる。
ある曲に対する需要は、それが有名曲であればあるほど、
供給が多様になり、需要が分散するのがクラシック市場。
四季はその典型中の典型なのだ。

その中でのこの売り上げ枚数である。凄。
と言うわけで、もう一つ買ってみた(これまた安かったので)。
これはポーランド室内管との野外コンサートの模様。
野外なので、音が散ってしまうし、
演奏そのものもイギリス室内管との方が出来が良いと思う。
ただ、ケネディならでのライヴ・パフォーマンスを観るならこっち。

ところで、ケネディと言うと、
クロスオーバーと言う言葉が付きまとうようだけれども、
四季を演奏するにしても、普通の楽器編成だし、
前にも書いたとおり、ベートーヴェンやブラームスで真っ向勝負の出来る演奏家。
今やオリジナル楽器が主流となったバロックも演奏する。
そこらのクロスオーバーミュージシャンとは、一線を画す人である。

日本でそこまで人気がないのは、何故だろう?

 

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