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■ 無題

クレンペラーが『魔笛』の録音(1964年、EMI)を終えたときに、
夜の女王を歌ったルチア・ポップに、

「お嬢ちゃん、この役を歌うには早過ぎるね」

と言ったそうである。ルチア・ポップ24歳、これがデビュー盤だった。
何となく、クレンペラー師がポップを大人の女性として扱っていない様子が、
伝わってくるエピソードである。(もちろん、日本語の訳し方で印象は変わるが)
まぁ、確かに、ポップの凄味があるとは到底いえない声に加えて、
小柄で童顔の容姿も、一般的な夜の女王とは印象がかけ離れている。
(もちろん、容姿は化粧で何とかしているんだけど…)
ポップの一般的な印象ならば、デビューの年にザルツブルクで歌った三人の天使か、
後年得意としたパミーナの方がしっくり来る。

…が!聴いてみるとこの夜の女王が意外といいんである。
自分は、グルベローヴァに勝る歌唱として推す。
夜の女王とて、鬼子母神のように、
「鬼」としての一面と「母」としての一面があるはずだ。
そういう意味で凄味が前面に出ているのもいいが、
優しさ、女性らしさが強く出ているものもまた良い。
ポップの歌唱はもちろん後者。
名盤である。

ちなみに、クレンペラーとポップは、
『コシ・ファン・トゥッテ』でも共演している。
残念ながらこちらは長らく廃盤だが…。

なんだかんだ言って、ポップのモーツァルトはやっぱいい!
幸い録音が割合と多いのはうれしいこと。
出来れば、今後、もっと復刻してもらいたいけれども…。

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買ってしまった→ ヴァント&ミュンヘン・フィルのグレイト
この曲、如何にもドイツ!って楽団をドイツ正統派の巨匠が振ったCDをみると、
ついつい買ってしまう習性がある。
ケンペ&ミュンヘン・フィルとか、ベーム&シュターツカペレ・ドレスデンとか…
いまどき流行らなさそうな地味な演奏だけど、そういうのが自分にとってはグレイトなのだ。
コンヴィチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスなんかもあったら絶対に買う。
(残念ながらコンヴィチュニーはチェコ・フィルとのものしかない)

さて、今回のヴァントの演奏、ミュンヘン・フィルと言っても、
チェリビダッケ時代の録音(1993年)なのでケンペの頃とは、印象が異なる。
ケンペ時代のあの何ともいえないドイツのローカルな響きが、
地味すぎるとは言え、何とも言えず好きだったのだけど…。

とは言え、この演奏はこの演奏で良い。
無理に力で押し切らない演奏は好印象だ。
特に2楽章の味わい深さは格別。
録音も良好なデジタル録音。
 
 

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マイケル・ナイマンの新譜が出ると言う記事をみて、
ふと、この人の歌劇『ゴヤを見つめて』が聴きたくなった。

単調なメロディの繰り返しや、淡々としたリズム感は、
ミニマルらしいところ。「心地好い退屈感」が全編を覆う。
ただ、ナイマンの場合は、ミニマルらしいといっても、
スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスの音楽よりも、
ノリが良いと言うか、活気が音楽にある。
そして、メロディアスなので、極めて万人向けな音楽だ。
バリバリの現代音楽とはいっても、ちっとも難解ではない。

ただ、退屈と言えば退屈なので、
何かをしながら聴くことが多い。
構えて聴く音楽ではないと思う。
 


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台風が近づいているようであります…。
台風と言えば、毎年、登山計画日にジャストミートしてくれて、
悶絶するのが夏の恒例となっております。

いやなお話ははさておいて、音楽の話。
何だか、突然欲しくなって、
クライバーのニューイヤーコンサート(1989年、DVD)を買ってみました。
期待通りといいましょうか、流麗且つ、優雅に舞っているような指揮振り。
そして、滑らかな指揮棒の軌跡につられるように、音が溢れ、湧き出てくる様実に見事。
他が悪いとは言いませんが、ニューイヤーコンサートはこの人が最強ですね。
CDもいいけれど、映像でみてもいいですね、クライバーの指揮姿は!

そう言えば、ニューイヤーコンサート、来年はメータ…だったかな?
あ、折角、夏なんだから、夏の音楽祭の話題の方が良かったかも…。
PROMSラスト・ナイトとか…。
 
 

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今日は『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲が、
脳内プレーヤーでノンストップでリピート演奏され続けておりました。

愛聴盤は(ってほどよく聴く曲ではありませんが)、
テンシュテット&ベルリン・フィル―。
重厚でどっしりとしていながらも、強靭なヴァイオリンが何とも美しいのです。
最近、ロンドン・フィルの自主制作盤で出たこの指揮者のライヴ音源も、
視聴した限りでは、ライヴの熱気もあってとっても良さそうです。
なんだか、ワーグナーをちょこちょこ聴く今日この頃…。
何かの気持ちの変化でしょうか。

…と言っても、まだ、リングは聴き終えていません!
まだまだ、甘っちょろいな。
 


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なんだかんだ言って購入
アンチェルの『わが祖国』
1968年のプラハの春事件直前のプラハの春音楽祭のライヴ録音。
民族意識の高揚と「春」(民主化)への期待が高まる中で行われた演奏である。
そのせいか、音楽は1963年のスタジオ録音よりもずっと熱いものを感じる。
時には強靭に、時には柔らかく優しく無上の美しさで、
この名曲を歌い上げていく様、実に感動的。
録音も意外(と言っては失礼かもしれないけど)に良好。
ライヴの臨場感と興奮が直に伝わってきて◎。
敢えて一曲と言えば、「ブラニーク」。勇壮さがよく出ていて良い。
弾む熱狂、哀愁…美しく、且つ、カッコ良い!

73分あるこの演奏なんだけれども、あっという間に時間は過ぎてしまった。
政治的な思い入れなしにしても、この曲、屈指の名演ではなかろうか?

 

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やはり感動的也→クーベリック&チェコ・フィルの『わが祖国』
1990年、ビロード革命後初となるプラハの春音楽祭オープニングコンサートのライヴ。

いままで、CDでのみの所有だったけれども、このたび、DVDで買ったのだ。 42年ぶりに祖国の土を踏んだ老巨匠の渾身の名演…鳥肌立ちまくり。 いままでの思いをチェコの至宝といわれるチェコ・フィルに全て注ぎ込んで、 見事に楽団がそれに応え、観客が熱狂する…。生で聴いてみたかった… なんて、そりゃ、贅沢言い過ぎか。CDでも、DVDでも感涙もの。

ちなみに、1991年にこのコンビ、来日してこの『わが祖国』を演奏している。 既に引退していたクーベリック、ビロード革命で元気を取り戻したんだなぁ…。 来日公演の模様もCD化されているけど、音が遠いのが欠点。
 
 

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今年はモーツァルト生誕250年であるばかりでなく、
ショスタコーヴィチ生誕100年の年だったりもする。
忘れかけていた…のは自分だけか…。

と言うわけで、久しぶりに行った石丸の店先のセールで、
ザンデルリンク&フランス国立管の交響曲第10番をゲット。
いかにもショスタコーヴィチと言うジャケットなのに、
何となくお洒落に見えてしまうのが、ナイーヴの良いところ(笑)。
良いジャケ&安かった(通常の半額以下かな?)のが購入理由。
もちろん、ザンデルリンク&ONFと言う奇妙な組み合わせにも惹かれたのだけれども。

さて、演奏の方は、ライヴで乗っていて白熱気味。
とは言え、さすがはONF、ボテーッと重たくなり過ぎない。
意味有りげに暗く重苦しくなる演奏が多い中では異色。
個人的には、ONFの音色は好きなので、◎。
暗いのより全然良い。

で、最後まで勢いに乗って、フィニッシュ。
観客のブラボーでCDは終わる。
久しぶりに買ったショスタコーヴィチだったけれども、
満足感は結構高い。もうちょっと聴き込んでみよう。

ところで、最近ONFのライヴ音源がナイーヴからよく出てくるけど、
実は、このオーケストラ、
以前はフランス国立放送管弦楽団と称していた放送局専属オーケストラなのだ。
だから、まぁ、ナイーヴとONFは、
オルフェオのバイエルン放送響と同じようなもの、
と考えて差し支えないんじゃないだろか?
今後も期待したい。
 
 

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勢い余ってプロムスのラスト・ナイトのDVDを買ってしまった。

で、観てとてもびっくりした。
1994年のプロムス100周年のラスト・ナイトの録音を聴いていたので、
その尋常一様ならぬ盛り上がり振りはある程度想像できていたが、
これほどだとは…。イギリスの主要3都市に野外会場が設けられ、
そこで巨大スクリーンに本会場(ロイヤル・アルバート・ホール)のコンサートが中継されるのだが、
その前に集まった人の数の凄さ!まるでワールドカップが行われているかのような騒ぎだ。

日本でも、先日LFJが大盛り上がりを見せたところであるけれども、
これには到底追いつかない…つうか、比較にならない。
まだまだ、日本じゃクラシック音楽はお堅いお勉強音楽。
この映像を観て、そう痛感させられた。
いや…でも、これは特別か…。いくらなんでも凄すぎる。
今度、音楽盤夜話にでも書くことにしよう。


hydepark.jpg








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今日、自分が何をしていたか…
何てことは大方のご来訪の方には興味がないところだろう。
だけども、そんなことを言ったらネタが尽きてしまうので、敢えて書く。

今日は何をしていたか…
午後殆ど、エンドレスで戴冠式ミサを聴いていた。
色々しながらだけれども、随分と聴き込んでしまった。
25分程度の短い曲だから何回聴いたことになるのだろう?
演奏は先日シカゴ響のショップから届いたクーベリック&シカゴ響盤。
ライブのせいか、クーベリックのテンションは高い。
オーケストラもモーツァルトの流れに乗り切っている感じ。
正規盤だけれども、一般に流通していないので、
お薦めしきれないCD。真に残念…もったいない。


cso-cho.jpg








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