寒い…ちょっと前まで夏だと思っていたのに、
肌寒い日もちょくちょく出てきた。
このまま気温が下がり続けると、
2月頃には氷点下10度くらいになってしまうのだ。
東京凍結。
馬鹿話此処迄。
そんなわけで今日は、ウォルトンの映画音楽で燃えてみた。
CHANDOSから出ているマリナー&アカデミー室内管の録音で、
収録曲は以下の通り。
『スピットファイア』前奏曲とフーガ
『戦時のスケッチブック』
組曲『逃げちゃ嫌よ』
映画音楽『三人姉妹』
組曲『バトル・オブ・ブリテン』
中でも、『スピットファイア』は、戦時中のイギリスで書かれたものであり、
戦意高揚の意図もあったため、大変勇ましい音楽になっている。
といって、我々が聴いて、すぐに軍国主義に結びつくようなものではない。
あくまでも、ウォルトンらしいメロディアスなカッコよさに溢れていて、
且つ、エルガーの行進曲『威風堂々』にあるような厳しさがある。
逆に『三人姉妹』は、
メンデルスゾーンの無言歌集からの引用(op.19-1「甘い思い出」)なんかがあって、
勇ましくはないけれども、サロンミュージック的に聴ける。
どの曲も、親しみやすいのでウォルトン入門にも最適。
ちょっと、マイナーだけど…(笑)
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