ヴァイオリン小品集って色々あるけど、
自分が知っている中で一番良いと思うのは、
往年の大ヴァイオリニスト、グリュミオーが残したもの。
40曲もの小品がCD2枚に収められている。
線の細い繊細な音を出すヴァイオリニストで、
とっても音が上品で綺麗。ヴァイオリンの音色の美しさを、
極限まで引き出しているんじゃないかと思う。
甘いメロディ、メランコリックなメロディの曲には、
至上無敵の適応性を示す。
それでいて、ハイテンションのベイヌム&コンセルトヘボウとの、
ブラームスのヴァイオリン協奏曲と言う重厚な録音でも、
オーケストラに力負けしているようには聴こえない。
荒波の中を気持ちよく、繊細な美音を響かせてくれる。
モーツァルトも評判がいい。もっと色々聴いてみないとなぁ。
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