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■ まてき。

いい歳した中年女性(または、老婆)がうら若い娘の役をやるという無謀な挑戦がいつもとんでもない失敗に終わっている劇―って何のことか。そう、オペラのこと。
まだ演奏会場に行くぶんには、遠くて良く見えないと言う「利点」もあるんだけど、映像になるともう何も隠しようがない。酷いこというようだけど、オペラが敬遠される大きな理由じゃなかろか。
なので、自分の場合、オペラはもっぱらCDで楽しむことにしている。映像と言うのは、滅多に見ることはない。
今までに10回とないんじゃないだろか。

そんな穿った考えの自分が、珍しく、オペラの映像を見た。
→最近出た
サヴァリッシュの『魔笛』
パミーナにルチア・ポップ、
夜の女王にグルベローヴァ、
タミーノにエルサレム、
と言うだけで、相当熱い新譜と断定。

この3人が出ている演奏は、CDでも出ていて、
こちらはハイティンク&バイエルン放送響。
この演奏を聴いていただけに、
映像は如何なものかと、興味津々だったわけ。
もちろん、冒頭のような不安はあったけれど。

で、見てみてどうだったか。
冒頭の大蛇や猿や熊が滑稽だった以外は○。
40台半ばのルチア・ポップも、アップになれば歳が隠しようがないけれど、もって生まれた天分か、20歳前後の設定と思われるパミーナの役をチャーミングに演じきっていた。ある意味奇跡的な存在かも。さすがに20台には見えなかったけど(笑)。ルチア・ポップらしさで◎。評判良いだけのことはあるもんだ。
もちろんリリカルな声は健在で文句なし。いいですねぃ。
以前は、夜の女王を歌っていたらしいけれども、
パミーナの方が当たり役じゃなかろか、と偉そうに確信。

あ、もちろん、グルベローヴァの夜の女王は最強。
もう唖然とするしかない歌唱力…圧倒的。
サヴァリッシュ&バイエルン国立管も、
ライブのせいもあってか、好演。ハイティンクより良いかも。
DVD再生機なくってPCからヘッドフォン繋いで鑑賞(涙、映像的には20インチなんで何とかなった)したわけだけれども、オペラって凄いなって改めて感じた次第。これからもっと聴こう。

お薦め度:★★★★★


mozart-magicflote.jpg












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