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C.クライバーの『薔薇の騎士』(DVD)―拝聴。
バイエルン国立歌劇場でライブ収録された映像で、ゾフィーにルチア・ポップ(またかよ…ってくらいここには出てきますね)、オクタヴィアンにブリギッテ・ファスベンダー、マルシャリンにギネス・ジョーンズ。クライバーばかりが注目される演奏だけれども、歌手陣が揃っていてこそ成し得た名演であると確信。

実は、自分はR.シュトラウスは苦手な作曲家で、
このオペラも今回はじめて聴いた。
もちろん、苦手意識の先入観込み込みで。
しかし、クライバーの弾むような活き活きとした演奏の中に歌手陣のとんでもない名唱が響き渡るのを聴かされれば、有無を言う余地はない。圧巻。

第2幕導入曲から薔薇の騎士(オクタヴィアン)の登場までの圧倒的な音楽、その後のゾフィーとオクタヴィアンの夢を見るような2重唱、それからゾフィーとオクタヴィアンの会話…ずっと凄いけれど、第3幕「ご親切ありがとうございます」からの3重唱がこれまた特に凄い。迫力があるのに半端なく美しい。バックのオーケストラの輝かしい音色も爛熟したウィーン文化を題材にした作品だけに絶妙な色合いである。もう褒めるところだらけ。端役まで隙のないオペラ。こりゃ、20世紀最高のオペラ上演に違いない(←あいかわらず極端)。やたら圧倒されまくり、鳥肌立ちまくり。

見た目に文句をつけるとすれば、
ファスベンダーよりもポップの方が体格がいいことかな…。
後はさすが…。
当時、ポップ、40歳。
2幕でのフランス人形のような衣装は、
ポップは普通に着ているけれども、
他の人がこの歳で着れば引くな…と思う。

あ、1幕でほんのほんの僅かだけれども、日本人登場。
独唱部分あり。マジで。密かにこれは快挙だ。
J-Classic好きの人は即買って聴くべし!(違うか…)

お勧め度:★★★★★


rosenkavalier.jpg











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