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石丸が青ざめていたのだ…。赤が企業色だったのに。edionグループとかで、どんどん石丸オリジナルが減退しているみたい。アイアイカードも11月のはじめで廃止になるそうだ。サトー無線やラオックスも丸で元気がなくて、駅前のヨドバシカメラに生気を吸われてしまっているみたいな印象。

ヨドバシカメラなんてどこにでもあるし、店員の感じも石丸の方が全然良いので、石丸には、最後まで踏みとどまっていて欲しいんだけど、駅前と言う立地条件と、知名度で何百歩もヨドバシカメラがリードしちゃっているのが現実。細々と生きてきた、昭和の秋葉原文化の一角が、ヨドバシカメラの出現で崩壊しつつある。

と、言うわけで、今日も貢献してきた。がんばれ~!!石丸ぅ!!クラヲタ的には、ヨドバシカメラなんてどうでも良いのだ!!

今日買ったものは、些細な備品とCD、DVD。あわせて、20k。

CD
●J.S.Bach:Concertos
  Biondi&Europa Galante
●Barber&Meyer:Violin Concertos
  Hahn&Wolff、St.Paul CO
●Saint-Saens:Symphony No.3“Organ” etc
  Ozawa&ONF
●Rubinstein/The Great Concertos
  Rubinstein etc
●Nigel Kennedy Qtet
  Nigel Kennedy Quintet

DVD
●Salonen:LA Variation/Sibelius:Symphony No.5
  Salonen&UBS Verbier Festival O
●Donizetti:L'Elisir d’Amore
  Netrebko,Villazon,Eschwe&Wiener Staatsoper

今は、BiondiのJ.S.Bach聴いている。こういうのも有りなのか。有りなのだ。Vivaldi的だと思うのはBiondiでVivaldiばかり聴いていたからか。収録曲は、Kennedyのノリノリのライヴ演奏ばかり聴いていたので、なお更超違和感。でも、全く違ったアプローチで楽しい。もう少し、Bachに目覚めたい今日この頃。

ジャケ買いしたのは、HahnのBarber。BarberのViolin Concertoが最近妙にツボにきた…ってのもあるんだけど、なんか、この森のログハウスの中からひょっこり出てきたような不思議なヴァイオリニスト風情がお洒落に感じて…ハッ、これが森ガールか!!??(違うか…)

まぁ、とにかく、Hahnは色んな意味で面白そうな人なので、今後も注意深く見守りたい。色んな意味って、何かって?いや、何となく…音楽だけじゃないよ??

Salonennはさっき、鑑賞した。痩せたな、年食ったなぁ~。振ってるオーケストラはスイスの銀行のバックアップで編成された若手オケ。最近、R☆Sオーケストラじゃないけど、続々とユース・オーケストラが出てきていて一々レヴェルが高いので、うれしい限り。このオーケストラも然り。順応性が高く、我が強くないので、指揮者もやりやすいのだろう。

Kennedyは相変わらず、クロスオーバー。つか、この人の中では、ジャンルの垣根なんてもともとないのかも。BrahmsやBeethovenで直球勝負ができて、成功して…そんで、こういうことを洒脱に出来る、偉人なり。ほかのクロスオーバー系は、まともなクラシックで勝負できていない人が多くて、おいらは好きくない。

まぁ、そんなこんだで、しばらくキキコミキキコミ、ヒキコモリ。


hahn-barber.jpg






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盆踊りがあって…とってもうるさかった訳だけど、負けずに音楽聴いとった。『東京音頭』を切り裂くモーツァルト。こっちは絶好調に鳴るんだけど、盆踊りのほうは「『あられちゃん音頭』が調子悪いので、『ズンドコ節』を掛けます…『ズンドコ節』も調子が悪いので『ドラえもん音頭』行きます」って按配。レコード、ボロボロっぽい。

図書館で借りて来いよ…

って、まぁ、全然、ダンサーじゃないおいらにゃ、関係のない話。うるさいだけ迷惑なのだ。こんな住宅地のど真ん中でやることもなかろうが。公園の近くって、立地条件的に悪くないと思われがちだけど、色々、大変なもんだで。

さて、今はまったり、C.P.E.バッハを聴いている。J.S.バッハの息子で、J.C.バッハのお兄様であられる方…と言うのを、今、確認した。カール・フィリップ・エマニュエル・バッハと言うフルネームは知っていたんだけど、血縁関係は全く興味がなかったのだ。と言うか、バッハ一族は細かいこと突っ込んでいくとめんどくさいので、誰の何が何で…とか言わず、大体、J.S.バッハとその仲間たちで括っているのだなぁ、おいらの中では。あんまり聴いてこなかった作曲家群だ。

知名度では、J.S.バッハ>C.P.E.バッハ>J.C.バッハじゃなかろか。いや、J.C.バッハの「モーツァルトの師匠」と言う肩書きは無敵かも。これ一発で、C.P.E.バッハの上を行ってしまうのだろうか。偉大なり、モーツァルト。

さて、今聴いているのは、フルート協奏曲とオーボエ協奏曲。バロック度80%くらいの香りがする初期古典派の音楽。演奏は、ピノック&イングリッシュ・コンサート。爽やか。湿度の高い暑い夏に、クーラーを聴かせて、聴いていると、なんだか、幸せな気分になれる。贅沢やわぁ~。CD廉価盤で、爆安なんだけど、ね(笑)。

cpebach.jpg





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ウッキウキのワックワクな花火の翌日に…ヲタ話。恐縮至極。

早速、買ったのだよ、ラトルのブラームス、交響曲全集。今日が発売日。国内盤は予定通りリリースしてくれるので、嬉しい。そして、国内盤は特典でDVDが2枚ついちゃっている。全曲の演奏風景が収められている上にメイキング映像も鑑賞できる。どっちがおまけだか判らないようなセット。いや、特典が完全に主役食ってるか。そんで、6,000円は何気に安過ぎる。更に…今なら、ラトルのポストカードも貰える。これは微妙か…(汗)。それはともかく、買うしかないっしょ?輸入盤待って買う意味全然ない。

で、演奏どうなのよ?と言うと、これが素晴らしい。実は、youtubeで以前、このコンビがプロムスに客演して3番を演奏したものを観たんだけど、そのときから、「何気に良くない?」と思っていて、今回の発売を楽しみにしていたのだが、期待は裏切られなかった。

ベタベタな感傷を取り払ったスッキリした演奏。そう、バルビローリ&ウィーン・フィルとは対極にあるような、歌心に幻惑されない、理知的な演奏である。いや、バルビローリの演奏も良いんだけど、ラトルは全く反対のブラームスの別の顔を見せてくれる。これはこれで大変美しく、魅惑的なのだ。これを現代的と断じるのは少し乱暴で、あくまでもラトル的であると思う。ベルリン・フィルのサウンドも機能的に鳴り響いていて◎。迫力もあるし、緊迫感もある。

ただ、録音側に少し疑問が残るのは、HQCDでの発売になったこと。確かに、音は普通のCDより良いようだが、なぜ、SACDにしなかったのだろう?もともとEMIはSACDに積極的な姿勢を見せていなかったのは確かではあるが…。惜しまれるところである。SACDと言うメディアの先が見えたということなのか?

それと、これは嬉しいことなのだが、安永徹さんの雄姿がDVDで観ることができる。ベルリン・フィルを勇退した今となっては、貴重な映像だろう。いままでのDVDには写りまくっているけど、最後だからなぁ。1番ではコンマスを務めていて、素敵なソロも聴ける。

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この広い東京、サミュエル理髪店とかありそうじゃないか?もちろん、店内はバーバーの音楽しか流れない。弦楽のためのアダージョなんか流れたりしてね。泣けるぜ。

それはともかく。このサミュエル・バーバーと言う作曲家、これまであんまり聴いてこなかった。それでこそ、弦楽のためのアダージョくらいかな?一度、初演者ブラウニングの独奏でピアノ協奏曲をサントリーホールで聴いちゃったりしているんだけど、ホント、このときは、全然、ピンと来てなくて…猫に小判、馬の耳に念仏。しかも指揮者は、アメリカ音楽のスペシャリスト、スラットキン。もったいなかった。

で、最近、なんとなく、ヴァイオリン協奏曲を買ってみた。シャハム&プレヴィン、ロンドン交響楽団の演奏。うーん…ロマンティック。20世紀ド真ん中の作曲家なのに全然、前衛的なところも、実験的なところもない。そういう意味では、イギリス近現代に通じるものがあるのかも。シャハム&プレヴィンと言う組み合わせも無敵。ぜひ、もっともっと広く聴かれてもいい作品じゃなかろか。つか、バーバーに限らず、アメリカの作曲家って殆ど、日本では受容されていないかも。そう、イギリス音楽以上に。


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昨日から行っていた湘南方面から帰ってきて、近所を車でフラフラ。ふと歩道のほうを見ると歩道橋に人が…橋にも人が…そうだ、今日は隅田川の花火大会ではないか。車で近くまで行ってみようと花火のほうに進む。当たり前だけど、メジャーな道路閉鎖されまくり。首都下町麻痺状態…。

それでも明治通り北上したらそこそこ見えた。白髭橋のあたりでは花火もよく見えたし、車も人もそんなには多くなかった。街中でやる分だけ、意外とお客さんが散るんだなぁ~。混んでいると思い込んでいて、敬遠しまくっていたけど、なんだかもったいなかった。穴場探せばいくらでも見つかりそうな身近な花火大会なのかも。

白髭橋からは花火、夜景、屋形船の3つの光が風流な絵を醸し出していた。こういうのはなかなかほかの花火大会ではないなぁ。路地に入れば、道端で花火見物。いろいろ変わっているんだろうけど、根本は江戸時代から変わらない風景なんだろうな…にしても、羨ましい場所だ。おいらの家は…音だけ満喫(涙)。

さて、家に帰れば、聴かねばならぬCDがあったのでとりあえずこれ↓から聴く。HMVから届いたのだ。

“ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス集”
ギル・シャハム(vn)オルフェウス室内管弦楽団

ドイツ・グラモフォンからだいぶ前に出たもので、ずっと買うべきかどうか迷っていたんだけど、ちょっと安くなって出ていたので良い機会だと思って購入。最近、軽くシャハム、マイブームだし、ね。つか、今回の注文で届いたのはすべてシャハム(笑)。

さて、内容は名曲集的なオムニバスCD。タイトルの通り、ロマンスとタイトルに入っている曲と、たぶん、シャハムがロマンチックを感じちまった曲がカップリングされている。馴染みやすい曲が多いが、スヴェンセンのロマンスなんて、珍品も入っていて、何気にファン垂涎。お洒落な選曲でもある。個人的にはドヴォルザークのロマンスが最強にメランコリックで美しくってオススメ。小品としてはちょっと長めの作品だけど、長く感じるような曲ではない。シャハムの演奏はこういう小品をやっても実に華があって美しい。やっぱ、ヴァイオリンはギスギスしてちゃだめだよねぇ。


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あー…やっちまった。モニタの淵を近くにあった布で拭いたら、その布、ヴァイオリンの弓拭いた布だった。うーっわ、松脂で真っ白だわ~。

さて、それはそれとして。最近、シャハム&アバド、ベルリン・フィルのブラームスのヴァイオリン協奏曲のDVDを買った。ちょっとあるところでチラッと映像を観て、「こりゃ買わないとなぁ」と思って買ったもの。パレルモの劇場でのライヴなんだけど、何が凄いって、シャハムの演奏姿が、暑苦しい…いや、熱い。汗飛び散っちゃったりして、ね。ストラディヴァリウス汗まみれ。うわわ!!惹かれちまった。動きも激しい。今度からおいらもこういう弾きかたしようかな!(←できるわけない、絶対)

それにしても、爽やかな青年ヴァイオリニストだと思っていたんだけど、最近貫禄でてきたなぁ。って、まだ38歳か!!まだまだ若手じゃんね。つか、映像は2002年だから31歳。今のおいらと大して違わない…。10代から活躍しているから、もうキャリアとしては貫禄の出てくるころなのかも。にしても、大人だな。

さて、演奏の方だけど、さすが、シャハム。現役のヴァイオリニストでは一番好きな人。音がすっごく豊麗に鳴り響いて、否応なく美しい。カピュソンの美麗さとは違う。ホント、豊麗って感じ。ライヴだから見た目同様、熱いし。アバド&ベルリン・フィルのバックも文句なし。ブラームスのヴァイオリン協奏曲ってちょっと苦手なんだけど、これは何度も観てしまった。今度シャハムが来日したら、絶対行こう!そう思わせてくれる演奏でもある。

…と、実は一度だけ、シャハムは実演に接したことがある。ベルティーニが都響の指揮者に就任したときの記念コンサートでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴いた。こんな熱い演奏姿だったかなぁ~。10年以上前のことで軽く失念してしまった(汗)。すっごく綺麗な音色だった記憶はあるけど。あと、ベルティーニの唸り声が凄かった。メンデルスゾーンなのに(笑)。今思えば、この作曲家、ソリスト、指揮者のユダヤコンビは夢の競演だったんじゃないかと…。ソフト化されないかなぁ。

まぁ、そんなこんだで、ちょいとシャハムな日々を過ごしている今日この頃。そろそろヴァイオリンに偏った鑑賞の仕方やめないとなぁ。オペラでも聴こうか。

最後にシャハムがYoutube交響楽団と競演したときの映像を紹介しておこう。今は…こんな感じの人だ。

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番『トルコ風』
 ギル・シャハム(vn)
 マイケル・ティルソン・トーマス指揮Youtube交
響楽団


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ウィーン・フィルがグラス…やりそうにないよなぁ。だって、ミニマル、だって、アメリカ。この有り得ない組み合わせに、クレーメルとドホナーニ擁しちゃってDGに録音。一瞬、王道かと幻惑させられるが、実は邪道。そんなCDがある。で、買ったのだよ、詳細は下記の通り。

フィリップ・グラス:ヴァイオリン協奏曲 ほか
ギドン・クレーメル(vn)
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

実は、前から気になっていたんだけど、漸く買ったって感じ。一時期廃盤になっていたんじゃないかと思うんだけど、最近になって、何食わぬ顔して普通に売られている。しかも、ユニバーサルセールとかで、再発盤でもないバージョンが安めの価格で(たいていの中古以下)。Amazon.co.jpだと、とんでもない値段になってるぞ?どっかで在庫が大量に発掘されて、処分しているんだろうか?どうせまた消えると思うんで、欲しい人は、石丸にGO!!または、HMVでポチッとしよう。

内容は…夢心地なのだ。もちろん、リピート地獄なんだけど、グラスの芸術性の美しいところを引っこ抜いてきて、増殖させたような印象がある。そういう意味ではグラス入門といえる曲かもしれない。単純なラインの組み合わせが醸し出しているようないつものグラスワールドとはちょっと違うオーケストレーションの美しい作品でもある。そうすると、意外にも爽快で、夏の蒸し暑さも飛んでいきそうだ(…そうだ、というのは、実際には飛んでいかないからだ。あちぃ)。

演奏は、クレーメルだからねぇ。切れ味抜群で、透明感もある。同じグラスの弦楽オーケストラのためのカンパニーでも名演を残しているから、信頼感は◎だろう。さて、ドホナーニ&ウィーン・フィル。やらかいっす、美しいっす。ブラームスやベートーヴェンでもやりそうなこのコンビがミニマルやると、こうなるんだぁ~、と、妙に感心させられる演奏。「こんなん違う!!」って向きもあるかもだけど、これはこれでありだと思う。よく録音してくれたなぁ。初演だか、初録音だか…とにかく、「初」が生んだ奇跡。

カップリングはシュニトケ。クレーメル、シュニトケ好きだよね~…ってことで、今回は感想等はパス。

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梅雨、明けましておめでとうございます。今夏もよろしくお願い申し上げます、っと。

遂に、夏、到来。何故か、毎年、焦るのだ。「わ、わ、なんかしないと」と。特に晴れると言われる梅雨明け10日。慌てて、旅程を組んでみたら、そっちの方向はまだ梅雨明けしていなかったりする悲しいオチ。そんなことは、良くあること。天気にはくれぐれもご注意を。

さて、インドア的には、更にヴァイオリンの発表会へ向けた練習も熱心にやらなければいけなくなってきた。音程の悪さには我ながらうんざり。カラオケで下手っぴが歌う歌のようだ。悲惨。壮絶。凄惨。下記のyoutubeから発表曲のミルシテインの演奏が聴けるのでいらっしゃってくださる方は、聴いてみて(難しいところはカットしたヴァージョンで演奏するのだよ)。まぁ、なんだ、おいらの演奏聴いたら「別の曲じゃねーか!!」と思われるかもしれないけど、本番は、優秀な仲間がいるので、そこまで大変なことにはならないと思う(←他力本願)。

コレルリ:ラ・フォリア変奏曲/ミルシテイン(vn)

練習した後は、耳直しにいい演奏を聴こう!と言うことで、まずは、先日紹介したカピュソン&ハーディングの『屋根の上の牡牛』を聴く。やっぱ、滅茶苦茶で楽しい。脳味噌、ハッピー。ミルシテインはこんな曲は、演奏しなかったんだろうなぁ~。

続いて、ナイジェル・ケネディ&アイルランド室内管弦楽団のJ.S.バッハ。こちらも楽しいのだなぁ。DVDだから映像も楽しめて吉(youtubeにあったので、下記に1曲だけご紹介)。似たようなプログラムでCDも出していてこちらは、ベルリン・フィルのメンバーと録音したもの。

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV1042
 
第1楽章 アレグロ
 
第2楽章 アダージョ
 
第3楽章 アレグロ・アッサイ

それにしても…ミルシテインにしろ、カピュソンにしろ、ケネディにしろ、何でこんな美しい音色が出るのだろうか?ヴァイオリンって凄い楽器なんだなぁ~。

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今日、自転車で両国橋を渡ろうとすると、なにやら工事をしていて道が狭くなっている。何事かー?と思ってふと気がついた。もうすぐ隅田川の花火大会なのだ。そのために、毎年ここは「なんか」している。一時的なものだから大した工事じゃないと思うんだけど、施工業者は飛島建設だったなぁ。なんか、因縁があるんだろか。

さて、両国橋を越えて…用は秋葉原なのだ、もちろん。今日は当てがなかったんだけど、結局、結構買い込んでしまった。で、今聴いているのが、ルノー・カピュソンのフランス・ヴァイオリン名曲集。

まぁ、名曲集って言っても、世に出ているもので、ほんとに、いわゆる有名曲の詰め合わせって少なくって、製作者側の思い込みの激しい名曲集ってのが殆ど。それは悪いことじゃなくって、クラヲタ的にはそう言う選曲に個性を感じたりして楽しいんだけど、「ヴァイオリン聴いてみたいなぁ~」的なノリの非クラヲタがこういうCDを買ってしまうと悲惨なことになる。ベートーヴェンの第九と間違えて、マーラーの第九に行っちゃったみたいな。いわゆる有名曲の詰め合わせは一時期流行った「BEST100」シリーズみたいなものになって、こちらにはクラヲタは白けた目を向ける。

前振りが長くなったけど、カピュソンのフランス・ヴァイオリン名曲集も全然、有名曲の詰め合わせにはなっていない。かといって、すんごいマイナー曲が入っているわけでもない。通好みでも、万人向けでもないCD。収録曲は以下のとおり。フランスでヴァイオリンときたらサン=サーンスだらけになるのは…まぁ、止むを得ない。

サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:ハバネラ
ラヴェル:ツィガーヌ
サン=サーンス:ワルツ・カプリース
サン=サーンス:死の舞踏
ベルリオーズ:夢とカプリッチョ
ミヨー:屋根の上の牡牛

今更なんだけど…カピュソンと言うヴァイオリニスト、まだ30台半ば(録音当時は20台半ば)でありながら、実に、美しく魅力的な音色の持ち主だ。と思ったら、グリュミオーに代表されるフランコ=ベルギー派の流れを汲んでいるらしい。どうも、おいらは、グリュミオーと言い、フランチェスカッティと言い、フランスとか、ベルギーとか…あの辺のヴァイオリニストが好みらしい。所有のヴァイオリンも御フランス特製だしね!

このCDで特に楽しかったのが、ミヨーの屋根の上の牡牛(屋根の上のヴァイオリン弾きとは関係ないっぽい)。この20世紀音楽にはあるまじき、ドンチャン騒ぎの、どうしようもなく俗っぽい曲(笑)を実に爽快に演奏してくれる。ヴァイオリンの音色が妙に艶っぽかったりもするんで、お腹いっぱいに楽しめる。ハーディング&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとガチで取り組んじゃってくれているんだから、そりゃ、最高なわけだ!!その他、タリス瞑想曲やツィガーヌも名演。国内盤で1,500円とお求め安い価格と言うのも魅力的だ。


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マーラーの交響曲第6番…壮絶でドロドロなこの曲。なぜか、最近、新譜が多いような気がする。プレートルとか、ハイティンク(CSO)とか、ゲルギエフとか、エッシェンバッハとか、ジンマンとか…。全部買っているわけではないけど、凄くいい演奏が多い。このバブリーな状況、いつまで続くんだろう?今後も再発ではあるけれども、カラヤン、ラトル、ハイティンク(BPO)と続く。あー、ハイティンクは、もう買わないとなぁ…。全集になったらまとめて買うつもりだったけど、その夢が断たれた今となっては、買うしか…。

さてさて、そんな中、特に注目すべき1枚は、テンシュテット&LPOのライヴ盤ではないだろうか。EMIへ録音したスタジオ録音盤も名盤の誉れが高いけれども、今回出たライヴ盤も凄い。なんといっても、熱い!!とにかく熱い!!1楽章の冒頭部分の音質にやや難があるものの、そんなことは些細なこと。それ以上に音に怖いまでの不気味な迫力があるし、テンションも半端なく高い。壮絶な演奏。良いのか、このグロテクスさ、ちょいと危険領域。最近の新譜だとジンマンの透徹された演奏とは正反対の名演。

難を言えば、拍手がちょっと早いこと。熱狂しちゃったのはわかるけどさ。つか、拍手そのもの要らないよなぁ~。消せなかったのかな?


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