CDをデータ化する時に作曲家名をアルファベット順に並べてフォルダを作っているんだが、そのフォルダ数が今数えたら266あった。266人の作曲家のCDをもっているということになる。一瞬、300人を目指したくなっちゃうが、そんなこたどうでもいい。で、266人。これを多いと見るか少ないと見るか。
西洋音楽史1000年を聴く!と言うのがおいらの音楽趣味の趣向なんだが、1000年で266人って偉いこと少ないじゃないか!と考えられるし、4年に1人は生まれていると考えると少なくないようにも思う。もちろん、1600年以前は、そもそも作曲家の存在そのものが怪しくなってくるので少なくなるのは当たり前。1600年以降、400年ばかりは2年に1人はおいらのCD棚に並ぶレベルの作曲家が生まれていたと考えると、多いようにも思える。ヨーロッパ全体で、ではあるけれども。
とは言え、当時、作曲家がそれしかいなかったわけじゃないんだから、「クラシックの作曲家って長いこと評価されて凄いね」と言う評価は間違っている。大量の忘れ去られた作曲家がいるのだ。だから、正確には、評価される作曲家だけが残った、或いは、評価することを念頭に作曲した作曲家が残ったというだけのこと。時の流れが、良い悪いのふるいになって現代人の前に、音楽を残してくれた。これはたった266人か、266人も、なのか…。
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