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ビオンディのテレマン
2012/09/05 (Wed)
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ビオンディが軽く吹っ飛んだ『四季』をリリースして、音楽ファンに少なからぬ衝撃を与えてから四半世紀近くが経つ。その後、カルミニョーラ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ベルリン古楽アカデミーが、過激なピリオド演奏の『四季』を録音して、ビオンディはすっかり標準化してしまった。ビオンディが『四季』を演奏すると、古楽ファンは、「相変わらずだな」と白けた目を向ける傾向があるようだけれども、それも止む無し。逆に、ムター、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏を聴いたりすると少し笑ってしまったりする。重厚で鈍重なヴィヴァルディ。もちろん、『四季』くらいしかヴィヴァルディは演奏しない。彼らの演奏は、今や「色もの」にしか聴こえない。それはそれで楽しいんだけれども、30年前は一般的な「名演」だったものが、今や完全に逆転した。どっちが正解と言うのはないし、個人によって好みの問題はあるんだろうけれども、状況は一変してしまった。仲間内でアンサンブルを組むことがあったとしても、モダン楽器の有名オーケストラが、指揮者とソリストを迎えて、仰々しく『四季』を録音することはなくなった。
さて、そんな常識を覆してしまったビオンディであるが、その後も、順調にヴィヴァルディの名演を世に送り出し続けている。器楽曲だけでなく、オペラの録音もだいぶ種類が揃ってきた。この間も書いたんだけれども、モダン楽器の奏者たちが殆ど手をつけなかった、バロックのオペラや声楽曲をレパートリーに入れたことは、ピリオド楽器奏者たちの大きな功績だと思う。今でこそ、演奏されるオペラはほとんど19世紀以降のものだが、本来オペラの全盛期は、バロック時代なのである。もちろん、ヴィヴァルディもオペラをたくさん書いていて、優れた作品も多い。ビオンディは、これらの作品を次々に録音しており、今月にも世界初録音となる『メッセニアの神託』の全曲盤がリリースされる。
そんなわけで、ビオンディが最も得意とするのは、ヴィヴァルディだと思うんだけれども、もう少し広い括りで言うと、イタリア・バロックがそのレパートリーの中心と言うことになる。まぁ、イタリア人だし。バロックと言うとJ.S.バッハなので、ドイツ・バロックも随分とメジャーな扱いを受けているけど、バロック~古典派の音楽の中心はイタリア。だから、ビオンディのレパートリーは、古楽では、王道。かと言って、ドイツ・バロックも全くやらないわけではなくって、J.S.バッハの録音もあるにはある。ただ、ヴィヴァルディほどのインパクトを残しているわけでもないし、ブランデンブルク協奏曲や管弦楽組曲と言ったメジャーな曲の録音でもない(管弦楽組曲はサヴァールの録音に参加してはいるが)。やはり、ビオンディはイタリア・バロック。
と言い切っておいて、新譜のテレマンを買ってみた。言わずと知れたドイツ・バロックの大物。だけど、J.S.バッハとは、別路線。気軽なバロック。イタリア・バロックのノリを持ち込んでも、違和感はないし、難しい顔をして批判されることもない。と言うわけで、軽くいつもの調子でぶっ飛ばして欲しいと言う願望は、許される。
演目は、3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調、組曲ト長調『ドン・キホーテのブルレスカ』、ヴィオラ協奏曲ト長調、2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調、組曲ト短調『風変わり』。協奏曲と組曲が、交代に収録されているので、メリハリがある。と言っても、今回収録された組曲は、一般的なバロックの組曲とは異なる。『ドン・キホーテのブルレスカ』は、序曲に続き組曲を構成するのが舞曲ではなく、ドン・キホーテのエピソードをイメージした曲だし、『風変わり』も…風変わりだ(笑)。後者は、序曲から舞曲数曲と言う形なので、形式的には典型的なのかな。CDのタイトルは、Quixotte&La Changeanteとなっているので、一応このCDのメインはこの2曲の組曲なんだろう。
で、さて、聴いてみる。何と言っても、『ドン・キホーテのブルレスカ』が面白い。ブルレスカとは、「ユーモアと辛辣さを兼ね備えた、剽軽でおどけた性格の楽曲」(Wikipediaより)と言う意味。ドン・キホーテなので、まぁ、ぴったりな音楽かもしれない。その名の通りと言うか、ドン・キホーテの滑稽さが、テレマンの力で、多彩に表現されている。馬鹿騒ぎしたかと思うと、いきなり憂鬱になる。なかなか楽しい音楽だ。ビオンディの演奏は、相変わらず溌剌としていて、アグレッシブ。テレマンの滑稽さが、弾け飛ぶ。この曲、2006年の来日公演で演奏したらしい。聴きたかった…。
『風変わりな』と他の協奏曲も、ビオンディ節炸裂の快活な演奏。協奏曲での、エウローパ・ガランテの各奏者との丁々発止のアンサンブルも聴きもの。『ターフェル・ムジーク』が長すぎて聴く気が起きない時は、この1枚でテレマンの世界を楽しもうか。
ちなみに、この録音をリリースしたのは、agogiqueと言うレーベル。いつもの、Virginじゃないのか。前述のオペラの新譜は、Virginなんだけどな…。
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【CD&DVD雑記】
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