阪神淡路大震災の時のがれきの発生量は兵庫と大阪で約1,450万トンだったと言う(厚生労働省資料より)。って、この数字、でか過ぎてわからないんだが、平成20年度の建設廃棄物の排出量は約6,380万トンだったことを思うと半端ない数字だと言うことが判る。しかも、平成20年度の建設廃棄物のうち約94%は再資源化等計画的に再資源化等に回っているわけで(以上、国土交通省「建設副産物実態調査結果」より)、唐突に分別困難な災害廃棄物が約1,450万トンも発生したとなると…大変なことになる。処理施設もやられちゃっていただろうしなぁ。
で、今回の地震。阪神淡路より多くなるのかなぁ。いや、なるんだろうなぁ。これ、どうやって処分するんだろ…と映像を見て、気が遠くなった。ちなみに、この場合、燃やして暖を取るのは廃棄物処理法の例外規定上、違法行為にはならない。うまく燃料にならないのかなぁ。
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