放射性物質が飛んできたの、放射線が何シーベルトだか、シューベルトだかと、日本中、いや、世界中で大盛り上がり。「水ゲット!」って、もはや、ゲーム化している感あり。それはそれとして、盛り上がっていただいて結構なんだが…あ、いや、アホみたいな買い溜めは結構じゃないが、被災地的には、放射性物質だけ気にしていればいいわけじゃないから大変だろうなぁ。危険なものはたくさんあると思うんだが、ぱっと思いつくのがアスベスト。
唐突に現れた膨大すぎる瓦礫の山。しかも、津波で流されまくって、何がどこにあるか判らない状況。要するにアスベスト建材がどこに転がっているか判らない状況が今の被災地。実際、阪神淡路大震災ではアスベストによる被害がだいぶあったらしい。それでも、阪神淡路大震災の時は、家が移動していなかったからまだ、「この家はアスベスト建材を使っている」「この家はアスベスト建材を使っていない」と多少は把握できただろうけど、今回は、学校の屋上に家が乗っかっているような状況だから何が何だかわからない。
こんな中で、頑張って作業を始めたら…と考えるとそら恐ろしい。とは言え、阪神淡路大震災の経験やアスベストの問題が大きく取り上げられたことがあった関係で、今回きちんとした対応がなされるんだと思う。そう願う。しかし、あんま見ていないけど、TV等マスコミは多く取り上げているようにない。
ちなみに、アスベスト建材が使われている建物の解体って、普通は相当厳重な対応が必要で、それでこそ、高価な防塵マスク付けて、湿潤化して、厳重に囲い込んで…そうやってやるように法律で定められている。そんなレベルのものなのだ。今回のような災害時だと空気中にもだいぶ舞っちゃうだろうから解体に携わる人たちだけじゃなくって、一般の被災者もマスクの着用は必須なんだが、マスクは足りているんだろうか。我々に協力できること…せめて、マスクの買い占めは止めよう!
そう言えば、小学校、中学校の時、石綿付き金網ってあったなぁ。あれ、アルコールランプで熱しているのを見ていると、ついつい、干物を焼きたくなっちゃうんだが、危険すぎる…。つか、あれは、今は使われているのか…。
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