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自分は、怒!って、日が結構ある。 今日もそんな日だ。 心の底で「×××!」と叫んでいた。 ストレスは溜まるし、モチベーションはガタガタ下がっていた。 かと言って、表面に出したら社会で生きてけない。 だから、我慢する。ひたすら、我慢する。にこやかに! みんなそうなんだろな。 そういう我慢で、社会ってまわっているんだろうな。 そう思わないとやってらんないんだろな。 そして、明日も心の中で、怒るんだろな。 だけど、自分はまだ幸せな方だ。 家に帰れば、「どの曲聴こうっかなぁ~?」 ってなってしまう。そういう風にしている。 音楽が、薄汚い怒りを吸収して、空中に放出してくれる。 魅力的な音楽であるほど、そういう力は大きい。 そういう音楽に身を任せて、明日に備えよう。 今日は、自分にとってとっても魅力的な音楽、 メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』 が無性に聴きたかった。 ドホナーニ&クリーヴランド管のテラーク盤。 情に溺れ過ぎないのに、メロディの一つ一つがとても、綺麗。 デレッとしていないのに、とろけてしまいそうな歌心。 あ、そう言えば、ドホナーニ、来日するんだった! 9年ぶりの来日だって!前回は、当時の手兵クリーヴランド管と、 今回は、北ドイツ放送響との来日。前回も行ったんだよなぁ。 今回も行こうかなぁ。凄く懐かしい。
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弦楽合奏の曲といえば、英国近代音楽だ! …と思い込んでいるのは、自分だけだろな…。 今聴いているのはRVWのタリス幻想曲。 ルネッサンス時代にググッと引き込んでくれる清澄で、 無垢な音楽。透明感のある演奏が、自分は好み。 この曲は1度、スラットキン&N響で聴いたことがあるんだけど、 そんなに日本の楽団が取り上げる曲ではないので、 この生演奏の体験は、ホント、よかったと思っている。 …さて、英国近代音楽贔屓以外の人が、 「弦楽合奏の曲と言えば?」と質問されて、思いつくのは、 チャイコフスキーの弦楽セレナーデだろう。 (弦楽四重奏曲だって弦楽合奏の曲だぞ!とか…言わない(笑)) 以前からメジャーな曲ではあったけれども、 あの「オー人事、オー人事」のCMで一躍、 クラヲタ以外にも知られるポピュラーな音楽となった。 自分の今までの愛聴盤は、スヴェトラーノフ&ロシア国立響。 轟々と鳴る分厚い弦の響きが魅力的な演奏である。 この演奏以外はあまり聴いてこなかったけれども、 今回、新たにミュンシュ&BSO盤を購入して聴いてみた。 こちらも、弦の鳴りっぷりは良い。厚い響きである。 だけど、スヴェトラーノフ盤に較べると、音が硬い。 少しひんやりとしたメカニックな響きである。 この響きをミュンシュがテキパキと仕切っていく。 音楽が切り立っていく感じ(変な表現かな…?)。 おお!アメリカン!ボストン・サウンド! 歌心はスヴェトラーノフ盤の方があるけれども、 こんな弦楽セレナーデもありかと…。 ちなみに、これ、“シャルル・ミュンシュの芸術”と言う、 国内盤シリーズの1枚。他にも、王道の名盤から、 意外性のある録音まで結構あって面白い。 1,050円と言う値段も嬉しい。 それにしても、一人のアーティストで、 廉価盤シリーズが出来て、しかもそれの内容が充実しちゃっているって、凄すぎる。やはり、偉人也。
HMVのポイントカードが期限切れ寸前だったので、 自分にとってもっとも便利な銀座INZの店舗へ…。 ちょうどセールもやっていたので、3,000円ちょっとで5枚ゲットできた。 今聴いているのはそのうちの一枚、 ケンペ&チューリッヒ・トーンハレ管の『運命』&『新世界』。 音楽におよそ興味のない人でも知っている超名曲コンビ。 なのに妙にマニアックな香りがするのは、演奏者の所為だろなぁ。 ケンペなんてのは、随分、メジャーな指揮者の様な気もするんだけど、まず、ファーストチョイスには、向かない。地味すぎるのだ。 そして、チューリッヒ・トーンハレ管。最近、Arte Novaの録音で、 随分、メジャーになってきたような気もするけど、 ちょっと前までは、名門楽団なのに異様に録音が少ないことで有名だった。しかも、その僅かな録音も多くが廃盤と言う状況だった。 カラヤン&ベルリン・フィルを遠くに見つめる、マニア向け楽団。 今日買ってきた録音も、 ちょっと前まで幻の録音扱いの一品だった。 それが5~6年前Scribendumと言うレーベルから復刻されて、 随分と話題になった。ただ、あまりにも超有名曲のカップリングだったので、「これ以上この曲のCDがあってもなぁ」と躊躇して、自分は買わなかった。でも、そもそもケンペの地味~な演奏は案外好きだし、チューリッヒ・トーンハレ管の昔の録音と言うのも聴いてみたかったので、在庫処分価格で売られているのを見てついつい今回買ってしまったという次第。 演奏は、案の定、地味なもの。割合と低弦がよく鳴っているが、 それがまた、質実剛健なドイツ音楽っぽさを強調してしまっている。 この楽団はスイスの楽団ではあるけど、何となく、フランス色よりも、ドイツ色の強い楽団だ。だから、ケンペともよくあう。 ドイツの田舎の素朴な味わいがある。スイスなのに…(笑) これが、フランス色の強いスイス・ロマンド管だとこうはいかなかっただろうな。 それにしても、こんな渋い『新世界』って…ありなのか…? ド派手に鳴るわけでもないし、豊麗に歌うわけでもない。 ある意味純朴な音楽だ。指揮者の容姿、そのままの演奏。 ちょっと色物扱いにしちゃってもいいかもなぁ。
久し振りに『揚げひばり』を聴いている。 いやぁ…ええわぁ~。ホント、心和む。 RVWの弦楽を中心にした作品は、 史上最強の癒し系音楽也。無上、極上、天下一品。 次は…『「富める人とラザロ」による五つの異版』でも聴くか。 そう言えば、英国音楽ファンにとっては、 今年は、エルガー生誕150年と言うビックな記念年である。 …が、自分は英国音楽ファンを自称していながら、 エルガーにはとことん疎い。RVWと並ぶ巨星なのに…(汗)。 『ゲロンティアスの夢』すらまともに聴いたことがないのだ。 (↑略称大好きマニアはゲロ夢と言う…ヤダヤダ。 これだから、略称は嫌い。汚すぎるよ、いくらなんでも) この際、一念発起して聴いてみようか。 あ、来年はRVW没後50年。皆様よろしくです。
藤沢は、自分ゆかりの地の一つ。 あんまり、地理的には詳しくないけど(汗)。 そんなわけで、この週末も野暮用で藤沢へ。 行く途中があんまりにも退屈なので、 電車に乗る前に「クラシックジャーナル」を購入。 この雑誌、多分、メジャーなクラシック雑誌の中では、 最もマニアックな部類に入る雑誌だと思う。 自分の感覚では、 モーストーリークラシック ↓ 音楽の友 ↓ レコード芸術 ↓ クラシックジャーナル の順番で、内容が深く…と言うか、マニアックになっていく。 表紙はいささかシンプルすぎる、と言うか、センスがないが、 内容は、文章が多く読み応えがある。 音楽の友社の雑誌に較べると広告が少ないのも嬉しい。 それと、日本人演奏家の情報は異様に少ない。 表紙に似合わず、他の雑誌に較べて視点はワールドワイド… なのかもしれない。わかんないけど。 何よりも、輸入盤を中心に記事を書いてくれているのが嬉しい。 まだ、読み残しは大量にあるけれども、 今回の記事で、特に面白かったのは、 ベルリン・フィルの指揮台に立った女性の記録。 指揮者はなんだかんだ言って、男性社会。 その男性社会の最高の舞台の一つ、ベルリン・フィルの指揮台に登った、9人の女性の記録である。自分は、ひとりも知らなかった…。 と言うのも、うち8人は戦前の人で、しかも、1度、乃至は2度の登場で、もちろん、録音も残っていないのだから、なかなか知る手はない。それだけに興味深い内容だった。こんな視点もあるんだなぁと。 それにしても、戦前と戦後、現在と、全く進歩しない女性の指揮進出。何がそんなに障害となっているのだろうか?
お待たせいたしました!! 遂に…Weblog引越しを決意いたしました! あの重~いWeblogからの解放です。 ご迷惑をおかけいたしておりました<(_ _)>。 それでも見ていてくださった方々には、 感謝感謝雨霰です。そして、今後ともよろしくです! 今度移ってきたのは、忍者ブログと言うところ。 『山嶺の記憶』で使っているところです。 なによりも宣伝が少ないので助かります・・・。 さて、そんなめでたき日に、もひとつ。 ヴァイオリン教室に行くことにしました! 非常にスローペースで進んでいきそうな教室ですが、 まぁ、それもいいかな、と思いまして。 まずは「はじめること」でしょうか。 あ、若干、いじったことがあるので正確には、 「再びはじめること」ですが・・・。 ただし、ここで語るテーマは、あくまでも、 CD・DVDの話に終始してしまうかもです(笑)。 所詮ただのクラヲタですので・・・(汗)。 あ・・・このシステム、投稿時間が意図的に変えられない・・・。 (↑今までやっていた)
正月は、まだ見終えていないリングの二夜、三夜を見る予定。 …で、1つあってもいいだろうと思って、DVDプレイヤーを買ってきた。 メーカー不明、リージョンコードフリー(保証外)と言う代物。 お値段3,000円台也。2,000円台を目指したかったけれども、 探すのが面倒になってこれを購入。まぁ、ソフトより安いからいっか。 早速、TVに接続…む…お、スゴイ!動いた! これでTVでもDVDが楽しめるのだ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
轟々と雨が降り風が吹いておりました。 冬の嵐であります。お天道様が怒っとるです。オソロシカ。 そんなこととは一切関係なしに、「さぁ、楽しい音楽の時間です」。 先日買ったマルティヌーの交響的幻想曲、ミュンシュ&BSO、 豪放ながらモダンな響き。国民楽派を引きずらない、 現代作曲家、マルティヌーを感じさせる演奏。 後年のマルティヌーのスペシャリスト、 ビエロフラーヴェクの演奏なんかを聴くと、 チェコ国民楽派を感じる響きがあるが、 この演奏はそれとは正反対を行くものといえる。 このことは、この曲のカップリング曲だけ見ても象徴的である。 スーク&マルティヌーとカップリングしたビエロフラーヴェク盤に対し、 ミュンシュ盤は、ピストン&メノッティとのカップリングなのだから…。 あ、そう言えば、昨日のだめ最終回デシタネ。 残念!残念!このままパリ音楽院留学編まで行って欲しかったなぁ。 続編、ありそうだけど、全編、ヨーロッパでのロケって厳しくないかな?