のだめ、今回も面白かったデスネ。
ブラームスの交響曲第1番を指揮しながら千秋が心の中で叫ぶ言葉、
「苦悩から歓喜へ!!」…これ、ベートヴェンの定番。
ベートーヴェンの交響曲第10番と評されるこの曲を意識したものかと。
「苦悩から歓喜」タイプの曲ってロマン派には多いんだけど、
この曲はその代表中の代表なので、いい具合に当てはまる。
せっかく第2楽章にヴァイオリンのソロがあるのだから、
師匠の前でのコンミスの見せ場に使えばよかったかな。
ちなみに、この師匠、ベルリン・フィルのコンマスと言う設定で、
わざわざ外人を使っているのだけれども、リアルな世界では、
ベルリン・フィルのコンマスには日本人がいると言う変な矛盾…。
(こちらでご確認あれ。日本人が3人もいる…スゴ。
レアル・マドリッドに日本人が3人いるようなもの。快挙なり)
いや、物語的には外人の方が、自然な流れだけどね。だからいいんだけど。
あと、今更だけど…クラシックの演奏家って、そんなカッコいいやつおらんぞ(ボソ)。
ドラマで魅せる分には、構わないんだけど、のだめでクラシックに興味を持った人が、
リアルな演奏家たちの容姿を見てガックリ来ちゃうんじゃないかと…心配だぞ。
大体、音楽家として大成するのはだいぶ歳行ってからだ(特に指揮者!!)。
自分から見ると、歳食って貫禄あるとカッコいいなとか思ったりして、
むしろ、千秋のような指揮者はヒヨッコぽくて馴染まないんだけど、
のだめ見ているとそんな風にはならないんだろな。つか、それが普通か。
そんな向きのために、カッコいい指揮者を紹介…
え~と、アルミンクなんてどうだろう?そこそこカッコいいんじゃないかな?
容姿を見たい方はこちら。笑顔が胡散臭い(汗)。まだ30代半ば。若い。
ソニーにストラヴィンスキーを録音しまくっていた頃のサロネンも、
爽やかな青年風でよかったかも。いまは、普通の中年男性だけど。
あとは戦前のストコフスキーとか…古すぎる(笑)。
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