マニアの間で評判…ってやつなんでしょうか?
→ロジェストヴェンスキーのシベリウス、交響曲全集。
1970年代前半のメロディア音源の復刻版―
音質は、まぁ、推して計れますね。よくありません。
楽団は…The USSR TV and Radio Large Symphony Orchestra
モスクワ放送交響楽団です。どう訳せばそうなるのか解りませんが。
ソヴィエト連邦放送大交響楽団…とは訳さないようですね。
超メジャーな楽団なので、今更ケチをつけるのも変ですけど。
ロジェストヴェンスキーはこの楽団の中興の祖と言われた人―
まぁ、黄金時代といえばそうかもしれません。
さて、この録音は、その良き時代を知らせてくれる貴重なもの。
突き抜けちゃってくれる金管の凄さ…ありえません。
弦もどっしりとしていて、轟々と鳴る…もう、め一杯に力技。
パワー全開、超重量級―ロシアン・シベリウス。
シベリウスカッコいい!と言うか、強暴ですらあります。
それでいて歌っちゃっているのがロジェストヴェンスキーの凄いところ。
圧倒されるけど、シベリウスこれでいいんかい?って思うこと必須。
右へならえ!じゃ面白くないでしょ?と言える人向け。
「シベリウスの交響曲聴いてみたいんですけど…」
って人には全力を振り絞って購入を阻止する逸品。
値段は格安。なんと、余白にはオイストラフとのヴァイオリン協奏曲も。
結構、おいしいセット也。ただし、ロシア語の多さには閉口もの。
それだけは覚悟して買うべし。
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