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ヴィヴァルディの『四季』…
中学校の教科書にも出てくる名曲中の名曲である。
録音の数も半端じゃない。もういいよ…ってくらい。
あまり持っていないけど、今更、CD買う気もしない。

…が、買ってしまったのである。しかも、DVDで。
なぜか?安かったからだ!(←全然理由になってないぞ)
演奏はナイジェル・ケネディ&イギリス室内管―
めちゃくちゃエキサイティングで、ノリのいい演奏。
のって来ると足でドンドンと床を踏み鳴らして、盛り上げる。
この曲、古楽演奏が王道になってしまった今日においては、
異色と言える演奏なんだろうな。

演奏会場はライヴハウスみたいなところで、
最前列の子供は舞台に身を乗り出しちゃったりしている。
ポップスの演奏会場みたいで、クラシックアレルギーの人でも、
違和感なく鑑賞できるDVDかもしれない。
何となくクロスオーバーっぽい感じがするけれども、
そこはケネディ。クラシックで真っ向勝負できませんから、
クロスオーバーに逃げましたっていう代物ではない。
現に『四季』で勝負しかけてきているんだし。
しかも、クロスオーバーっぽいけど、
会場の雰囲気以外は100%クラシックの演奏会である。
のだめでクラシックに興味を持ちました…って言う人にもオススメ。
つか、せっかく教科書に乗っている曲なので、授業にも使って欲しい。

 

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