ミュンヘンのガスタイクで東日本大震災救済コンサートが行われた。出演したオーケストラは、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン国立管弦楽団。指揮は、つい先日もNHK交響楽団を振ったズービン・メータ。ヒューマニズム溢れる巨匠。N響の時と同じベートーヴェンの交響曲第9番。
このミュンヘンのコンサートでは12万9千ユーロの募金が集まったと言う。えっと、ざっと1,500万円か。え?1,500万円って、1回のコンサートでか?これは入場料としての収益なのか、会場での募金活動の結果なのか…。ちょい古い文献では、このホールの座席数は2,387席。入場料として集まった金額なら、さほど不思議ではない(一般のコンサートに比べれば多少高いかもしれないが)。しかし、純粋に、募金として集まったのだとしたら結構な金額じゃないか?1人当たり約6,500円。日本国内なら不思議ではないが、地球の反対側、ヨーロッパでこんなにも!ありがたい話だなぁ~。
是非、こういうコンサートの様子を被災地の方たちに観て欲しいと思う。NHK教育で各地の支援コンサートの様子をまとめて放送しないかなぁ。でも、被災地で人気なのは演歌だって言うしなぁ。被災者の年齢層、地域的にしょうがないけど…。
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