何気に大注目盤→サロネンの『春の祭典』。
前回録音のフィルハーモニア管(1989年、SC)盤は、結構有名盤…じゃないんだろか?
このゴチャゴチャ音楽をサラリサラリと流してしまった奇盤…いや、革命的名盤として。
ギトギト、グッチャグチャの燃えまくる演奏も面白いんだけれども、こういうのも面白い。
もう、『春の祭典』はゲンダイ音楽じゃない。汗流してスリリングな音出す時代じゃないよ…
って言っているみたいで。
まぁ、モーツァルトも当時は斬新なゲンダイ音楽だったわけだし、
そろそろこの曲もゲンダイ音楽からは脱却する頃なのかも。
それでも、このジャンルの音楽を聴かない人に聴かせたら、
やっぱり目を白黒させて「ただの雑音でしょ?」って言われそう…(笑)。
さて、新譜でもう一つ面白そうなものがあった→テンシュテットの『革命』。
初出音源だけれども、何とスタジオ録音。何でお蔵入りした?って代物だ。
しかも、オーケストラはミュンヘン・フィル。
ミュンヘン・フィルってなかなか味わい深いオーケストラだけれども、
ドイツの超一流楽団の中では断然録音が少ない(と思う)。
そのオーケストラとテンシュテットとはなかなか…。
そして、収録曲なんだけれども、実は『革命』よりも、
自分の場合、ヤナーチェクのラシュスコ舞曲に興味津々。
多分、珍曲の部類に入るんだろうなぁ…。
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