ラインスドルフ新譜DVDが出る。
この人はボストン響の指揮者を務め、大量の録音を残しているんだけれども、
評判はいまいち。なんで評判がいまいちなのに録音が多いのかは謎。
自分の持っているベートーヴェン(安いという理由だけで買った)も、
よく引き締まってはいるんだけれども、生真面目すぎるとでも言ったらいいのだろうか、
さっぱりし過ぎていて、実に聴き応えのない演奏だった。
結局、買ったとき1度聴いたきりで、棚にしまい込んでしまった。
(後で聴きなおすと評価が変わったりして面白いこともある)
1980年代以降のCD時代も活動していたはずだけれども、
ボストン響時代以降の録音と言うのはそう多くない。
自分の知る限りではデジタル録音と言うのを見たことがない。
ボストン響以外では良い演奏をしていたかも知れないけれども…。
この人の録音で興味があるのは、ウィーン・フィルとの『ドン・ジョヴァンニ』。
チェーザレ・シエピがタイトル・ロールを歌っているもの。
シエピのドン・ジョヴァンニと言えば、フルトヴェングラー盤が有名だけれども、
モノラル音源なのでステレオ音源のこの録音に興味があるのだ。
ステレオ音源と言うだけならクリップス盤も存在するけれども、
何となく、ランスドルフ盤の方を聴いてみたいのだ。
現在廃盤中。復活しないかなぁ…。
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