先日、ウィーン国立歌劇場のショップから取り寄せた本、
“Lucia―Erinnerungen an Lucia Popp”(ルチア・ポップの思い出)の付録CDに、
様々な歌のほか、インタビューが収録されていた。
なるほど…ポップだ、と思わせる話口調。
歌声と容姿が一致していた稀有の存在と言われるポップだが、
それに、話方まで容姿に一致していたわけか。
あ、そう言えば、来年のLFJは国民楽派だったなぁ。
という訳で…いや、こじつけで『利口な女狐の物語』でも聴いておこう。
ルチア・ポップが唯一、タイトルロールを歌っているチェコ・オペラの録音が、この曲。
バックはマッケラス&ウィーン・フィル。文句なしの名唱。悶絶もの。
ウィーン・フィルの響きが、ポップの歌声によく合うのだ。
1980年代に入ってからはウィーン国立歌劇場よりも、
ミュンヘン国立歌劇場への出演が多いような印象があるけれども、
やっぱり、ポップはウィーンが良いな、と偉そうなことを言ってみる。
実際はどうなんだろう?やはり、1980年代はミュンヘンの方が出演は多かったのだろうか?
ところで、『利口な女狐の物語』、物語が物語だけに観たいとは思わないぞ…
あ、いや、観れるなら何でも観たい。
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