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ミャ~オ!と鳴くビーバー
2011/08/12 (Fri)
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岡山で大枚はたいて桃を買ってきた。3個で2,000円オーバー。地元の人に、「岡山の桃は上の方まで白くって、ほかの所の桃とちょっと違う。手でつるっと向けて柔らかいんですよ」とのこと。去年あたりから近所で売っている桃はなぜか堅いものが多くて、不満満載だったのでついつい買ってしまった。大阪移動中も大阪のおばちゃんにどつかれないように気をつけながら、守り続けて今日漸く、おいらの口に入った。…あー、こりゃ、美味い。甘くて濃厚、かつジューシーと言うありきたりなフルーツの魅力を最高の賛辞で表現したい。デパ地下でちょっと良いケーキを買ったつもりになれば割高感もない。
さて、この旅の最中、あるCDをずっと聴いていた。ロマネスカのビーバー、ヴァイオリン・ソナタ集である。ロマネスカ、聴いたことのない団体だが、アンドリュー・マンゼとナイジェル・ノース、それにチェンバロのジョン・トールによるアンサンブル…なんだ、トールははじめて聴いた演奏家だが、後の2人は有名人じゃんね。
で、この演奏も素晴らしいんだが、曲が面白い。つか、楽しすぎる。ロマネスカのメンツを見ても判るんだけど、後世、ロマン派のヴァイオリン+ピアノによるヴァイオリン・ソナタとはわけが違う。伴奏が多様。もちろん、合奏って感じでもない。作曲家による楽器の指定がない場合も多い。フリーダムなバロックらしい一面だ。つうわけで、実に賑々しくなる。ヴァイオリンとリュートが丁々発止とやりあったり、ぶつかり合うように調和することもある。
作曲家ビーバーについては、以前にも書いたが、バロック中期に活躍したチェコ出身の作曲家である。ヴァイオリンを中心にした音楽で有名になった作曲家としては、随分と古い人だと思う。つか、おいらは、ビーバー以前の作曲家でこれほどヴァイオリンのための曲を書いた人を知らない。というのも、ヴァイオリンと言う楽器が器楽演奏の主役になったのは、ビーバーの頃からだから…と自信なさげに、知ったかぶりをしてみる。おいらの手元にある音楽辞典では「ドイツにおけるヴァイオリン音楽の確立者」となっている。
そんなわけだから、ヴァイオリン奏法も実験的と言うか、奇異なものがところどころに見られて面白い。そのことが顕著に見られるのが、ヴァイオリン・ソナタ「鄙びた描写」と言う曲。もうね、どういうタイトルなんだろ?って思う(笑)。なんだよ、それって。ロマン派のヴァイオリン・ソナタ、いや、どんな曲にも出てきそうにない、個性溢れるタイトルだ。他にも、「技巧的で楽しい合奏」とか、「夜警の声を含む5声のセレナード」とか、「教会へ行く農民」と言ったタイトルも…。妙にぶっきらぼうだが聴いてみたくなるタイトルばかりじゃないだろか(笑)。
で、この『鄙びた描写』って何かって言うと、動物の鳴き声の描写なのだ。ナイチンゲール、カッコー、カエル、鶏、うずら、猫…。もうね、バロックにこんな愉快な曲が作曲されていたことにのけ反るばかり。カエルで出てくるギギッって音、はじめてバイオリンを触った人が出してしまうあの音なのだ。名手マンゼがギギッ…(笑)。猫はグリッサンドでミャーオ!とやる。この手法と言えばルロイ・アンダーソンの「猫のワルツ」が有名だけど、ビーバーのミャーオ!はより徹底されている。つか、ゆっくりやる。だもんだから、より猫っぽい。
そんな変な曲なんだけど、音楽として楽しいんだから嫌になってしまう(笑)。ヴァイオリンを習っている身としても、楽しいんだが、そうでなくってもこれはとても楽しめる音楽だろうなぁ。
古楽ってこんなのが潜んでいるからやめらんない…!
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