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ドイターのパルティトゥーアブーフ・ルートヴィヒ(抜粋)
2012/12/27 (Thu)
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古楽は無限の宝庫だ。自分が今まで信じて疑わなかったちっぽけな音楽の常識が、いとも簡単に、心地よく覆される。古いのに新鮮な世界。古典派以降の世界とはまったく異なる、別次元の音楽世界が広がっている。そして、それはまだまだ研究の途上であるというのだ。あらゆる事象が解明されているような白けた今日に、これほど未知への好奇心を駆り立てる音楽があることを、どれほどの人が知っているのだろうか。クラシックが過去の研究され尽くされた音楽というのなら古楽はクラシックではない。もっと、J.S.バッハ以前の音楽が世に広まることを祈念したい。
さて、今日もそんなわけで、ちょっと面白い企画のCDを。
Ciacconas,Canzonas&Sonatas-
Violin music from the Collection "Partiturbuch Ludwig"(1662)
Ciaccona(チャッコーナ)はイタリア語で、ドイツ語だとChaconne(シャコンヌ)。3拍子の舞曲で、バロック期にはオスティナート・バスによる変奏曲の形式として盛んに用いられた…とウィキペディアに書いてある。オスティナート・バスは音楽的なパターンを続けて何度も繰り返すことで、執拗反復とも言う…とこれもウィキペディア。バロック期においては、パッサカリアと明確に区別して使われてはいなかったと言う。だから、ビーバーのパッサカリアが、J.S.バッハのシャコンヌに影響云々かんぬんと言う話が出てくる。
Canzona(カンツォーナ)は、カンツォーネからも想像できる通り、歌曲を意味する。ただし、ここで言うカンツォーナは、フニクリ・フニクラを歌いだすわけではない。16世紀のフランスのシャンソン等を模倣した器楽曲のことで、当時の流行の歌曲等を主題に用いている。ウィキペディアは便利、と。
Sonata(ソナタ)は、古典派以降のソナタとは意味が少し異なる。ソナタ形式なんてものが、誕生するのは、ずっと後のこと。ここで言うソナタは、カンターレ(歌う)を語源としたカンタータ(声で歌う作品)に対して、ソナーレ(響かせる)を語源としたソナタ(楽器で響かせる作品)と言う意味である。ぶっちゃければ、器楽曲程度の意味。
Partiturbuchはドイツ語でスコア集とでも訳せば良いだろうか。Ludwig(ルードヴィヒ)は宮廷音楽家のヤコブ・ルードヴィヒと言う人のことで、パトロンであるアウグスト・フォン・ブウランシュヴァイク公爵の83歳の誕生日のためにこのスコア集を編集して、献呈したと言う。このスコア集には100曲以上の様々な作曲家の曲が収められているのだけれども、このCDには10数曲が選ばれて収められている。出てくる作曲家は、ニコライ、ベルターリ、シュメルツァー、クレメンティス、あとは作者不詳の曲が5曲。
1662年は、アウグスト・フォン・ブウランシュヴァイク公爵が83歳になった年なのだろうか。あるいは、この曲集を編集した年だろうか。いずれにせよ、この年代は初期~中期初頭バロックの音楽であることを示している。
さっくり、語彙的な部分を簡単に調べて、さて、音楽の方だが、時代が時代なだけあって、純粋にバロックと言うだけでなく、どことなく、ルネサンス的な香りが漂っている。感情が奔走しきらずに、どこか冷めたような崩れ切らない部分がある。故に、闊達でありながら仄暗い陰があって美しい。
お勧め、と言うか、おいらが好きなのはベルターリのチャコーナ。このメロディを使ったチャコーナはファルコニエーリとメールラの作品もCDで持っているけれども(他にもあるかも。覚えていない。よく使われている)、ベルターリのチャコーナが一番、長く楽しめる(笑)。J.S.バッハのシャコンヌからは想像も付かないようなリズミカルで、調子のいい爽快な音楽が飛び出してくる。小躍りしたくなるような音楽だ。他の音楽も盛期バロックとは、異なり度を越えてはしゃぎ過ぎない、落ち着いた音楽だ。それがなんとも心地よい。
演奏は、フローリアン・ドイターとアルモニー・ウニヴェルセル。ドイターは、ムジカ・アンティクァ・ケルンにも在籍していたバロック・ヴァイオリンの名手。残念ながら、おいらはこのCDがはじめて…のはず。ムジカ・アンティクァ・ケルンにはずいぶんお世話になっているけれども。で、彼の元に集まった古楽器の名手たちで結成したのが、アルモニー・ウニヴェルセル。ドイターのヴァイオリンは生命感溢れる瑞々しさと切れ味鋭い響きが魅力的。アルモニー・ウニヴェルセルの伴奏もいい。彼らの響かせる、古の古雅な音楽。これがね、堪らんのだよ。
こういう音楽を、もっといろんな人に聴いてもらったら、古楽ってもっと人気出るんじゃないか。レーベルは、古楽の名門、ACCENT。ACCENTにしては、おしゃれに頑張ったジャケット。ヴァイオリンを削って花が咲いたようになっている美しい写真を用いている。
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【CD&DVD雑記】
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