Sir Georg Solti/The Maestroって4枚組DVDがリリースされる。「ほぇぇ~…」と流してはいけない。この中にR.シュトラウスの『4つの最後の歌』が収められていて、ポップが歌っているのだ。これで今年に入って、5枚目のDVDリリース。もちろん、初出を含む。出た順に整理しておこう。
ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』(1968年)
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』(1980年)
マーラー:『子供の魔法の角笛』(1984年)
スメタナ:歌劇『売られた花嫁』(1982年)
R.シュトラウス:『4つの最後の歌』(まだわかりません…)
凄い勢いだな…現役演奏家じゃあるまいし…と思うが、まぁ、嬉しい悲鳴だ。
さて…それとは別に、今日はヨッフム最後の来日公演のDVDを買ってみた。オーケストラは、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団。レーベルはAltus。ただし、“発行”はNHKサービス・センター。サービス・センターから発行されちゃうのねぇ~。音楽DVDとしては、何か違和感。ま、いっか、そんなことw
曲目は、モーツァルトの交響曲第33番とブルックナーの交響曲第7番。メインはブルックナーだけど、おいらが聴きたかったのはなんてったってモーツァルト。これは当たり。往年の力強さは無いにしても、しっかりとしたヨッフムらしいモーツァルト。躍動感と言うものはさほどに感じないが、がっちりと生命感が感じられる。充実の演奏だ。音色はさすがRCO、美しい。ヨッフムとRCOの付き合いも、この頃になると随分と長いから、信頼関係も充分なはず。現在主流になりつつある古楽器演奏とは違うが、文句を言うところはない演奏だろう。音質、画質共に文句なし。
それにしても、これだけの高齢にして、来日してくださったとは…ありがたき幸せ。もっとも、10歳にも満たないおいらは、当時興味があったとしても、行っていることはないだろうけど…(TдT)
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