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行って来た→図書館ハシゴ。
某区の図書館だけなんだけど、
ここは凄い。ホント、何やってんだろ?
ってくらいどこの図書館に行ってもCDザクザク。
マニアっぽい人が、漁っている姿も。
目的のCDは殆ど入手できたんだけど、
一つだけCD棚になかったものが…。

なので、図書館の人に訊いてみた。
「この資料探しているんですけど…」
「棚は探しましたか?」
「はい。ないんです」
「少々お待ちください」

少々待たされた。

そして…デカッ!!
「あ、LPなんですね」
「はい。こちらになります」
「…ぇ、ぁ、いいです」
と言うわけで、肝心の一品が入手できず。
他当たってみるしか。

つか、LPは完全に予想外…。
でも、確か、この区はLPが豊富だったと言う記憶が沸々と蘇ってきた…。

近々、図書館ネタでコラム更新予定。

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何年も前から買おうか買うまいか迷っていたハーガーの『シピオネの夢』を遂に買う決意をして、HMVで調べてみるとこれが…ない。いや、ないわけじゃないのだ。 ここに確り入り込んでいる。例のモーツァルト全集の一環。20,000円也。はぁ…買ってられっかよ。どうしよ。こうなると是が非でも欲しくなってくるぞ。

はっ、そうだ!こんなときの為に税金は徴収されているのだ。
行け、我が思いよ、インターネットに乗って!!
東京都図書館横断検索
ピーヒョロロロー…(←流石にそんな音は今時出ないぞ)
 ・
 ・
 ・
出た出た。あったあった。
ついでに色々他のものも物色…
おー、すんごい、すんごい。
ザックザックワッサワッサ廃盤の山。
もうこれは宝庫と言うしかない。
ないものはない、ってくらい。
中古CD屋の何千万倍も役に立つ。
自分のような新しいクラシック好きには、
どうしても手に入らなかったようなものが、
ウヨウヨしている。感涙、感涙、雨霰。
なんで、各区はこんなにクラシックマニアの為に税金投入しちゃったんだか知らないけれども、これは利用するしか…。ただし、自分のものにならないので物欲が満たせないと言う欠点はある。やむなし。

今までは、自分の区の図書館しか利用していなかったけれども、これでまた世界が広がるんじゃないかと…。

ちなみに、区によっては利用者に制限があるので、
無限に利用できるわけではない。

そのうち都内の図書館全部から、
最寄の図書館への取り寄せが可能になる…
と良いんだけど。


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冬の嵐。すんごい風だ…

さて。ところで。話題転換。
クラシカ・ジャパン再入会しようかと検討中。
以前は音楽を“観る”ことにさして興味がなかったので、
入ったは良いけど見なかったので勿体無いので止めてしまった。

しかし、最近はオペラ等のDVDを買って、
音楽を“観る”ことが多くなった。
やっぱ、オペラは“観る”ことが出来ればベスト。
なので、何らかの手段でDVDに落とすことが出来れば、
大分活用できることになると思う。
ちにみに、DVDレコーダーは大分高そう…。
出来ればPCに繋げられればと思う。

オペラのDVD、国内盤なら1曲¥5,000が普通。
フル活用して月約¥3,500は安い。
また、CD化されていない映像をCD化するのは容易に出来るので、そちらの方でも大分利用できそうな気がする。

演目は今月分を見る限り、結構面白そう。
自分はやったことはないけれども、
昔あったようなエアチェックの楽しみが出来るかも。
以前のような何度も同じ映像を流すようなマンネリ化がなければいいけれども…。とりあえず、まだまだまだ検討段階。月¥3,500は安いけれども、年間にすれば約¥42,000になるから…。

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やれやれやれやれやれやれやれやれやれ…
えらく中途半端なものが出た。
バーンスタインの『フィデリオ』

これDVDはおろか、
VHSでもLDでも完全版が出てきたことがない。
これだけ有名な映像が発売されないのは、
どっかで著作権の問題が生じていると思われるのだけれども、
早いところ何とかならないものだろうか…。
TV放映もあって、こういうものも出てきてCDもある。
しかも、ほぼ確実売れる。なのに完全な映像が出てこない不思議…。

どうなっているんだ??
でも、今回発売される映像も、実は面白そう…。

…あ、今回の映像は録音やTV放映されたものとは別だ。
1970年作成。録音は、1978年…かな?TV放映は1978年。
と言うことは、被っている出演者は大分若いことになる。
ルチア・ポップ、ダラポッツァだけだけど。
ポップ31歳。わか…。

ちなみに、録音は永遠に廃盤になりそうにない決定盤。
これを聴いて、地団駄踏みまくりましょう。


fidelio.jpg











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クラシックと呼ばれているジャンルにもウィークリーチャートってもんがある。あまり意識してみたことはなかったんだけど、たまたま見てみたらこれ、面白い。

取り敢えず、こんな所を紹介
→基本的なのかな?音楽の友社による
Classical Music Charts
タワーレコード新宿店、銀座山野楽器、新星堂の3つのウィークリーチャートが紹介されているんだけれども、売れている商品が見事なまでに一致しない。例えば、オムニバス大爆走の山野、新星堂に対して、無敵と思われたオムニバスの王者「ベスト・クラシックス100」を5位に沈めたタワーレコードはさすが(何がだ?)。もちろん、首位はカルロス・クライバーの新譜。ところが、山野、新星堂では、この商品がランク外なのだ…。ちなみに、HMV、石丸電気では当然のように首位をがっちりキープ。総合ではどうなっているんだろうか。無事、カルロス・クライバーは年間総合1位を獲得できるのだろうか…。大手が軒並み首位堅守なんだけど、クラシック愛好家<ベスト100愛好家じゃないかって不安は大いにある。危険を感じたら2枚目に着手すべし。

なお、
タワーレコードの最新チャートでは、テンシュテットの『天地創造』が早くも2位につけた。素晴らしい…。正直、いきなり「ベスト100」抜きを達成するとは思わなかった。

あ、人気ランキングを追うのを俗っぽいとか邪道だと思うなかれ。自分の好きな演奏家が売れれば、未知の音源が発掘される可能性が高まる…じゃないかろうか。

なお、上記文章のリンク先は何日か経つと変わりますので、
文章の内容と一致しなくなります。あしからず。

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1991年のモーツァルト没後200年に出たPHILIPSの全集
これは近所の図書館にあって大分お世話になった。
確か、CD、カセットは5種類までしか借りれないことになっていたのだけれども、これを5セット借りれば、50枚以上一気に借りれると言うミラクルな優れものだったのだ。ただし、持って帰るのが大変だったのと、貸出期間の2週間では、全て聴き切れないと言う難点があったので、実際には、借りて2セットくらいだったと記憶している。

さて…今話題は、これではなくて
ユニバーサルの国内盤
と言っても、PHILIPSはユニバーサルの一員だから、被っているものも多い。
買うなら、PHILIPS盤の方がお買い得感はありそう…。
でもな、どさぁっと買って聴くのかな?
自分の場合、こうやって買ったら、
見ているだけでうんざりして、聴きそうにない。
根性出して聴くもんじゃないしね、音楽って言うのは。
飾りで買う人もいそうな気がするんだけど、
それは世の中穿って見過ぎなのかな。

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ちょっとしたカルロス・ブームになっちゃっているのか、
あれほど評判の悪かった『田園』が売れまくっている。
HMVのHPで受注1,500本近くにまで達している。
肝心の7番は1,000本ちょっとだと言うのに…。
それにしても、在庫切らしちゃうってのは猛威→7番。
家庭に1枚は常備しておきたいCDになっちゃったのか。
あ、店頭では平積み。

で、自分も買ってしまったのだ→
『カルメン』
いや、ブームに乗ったんではない。
この映像以前見たことがあって、
DVDで出たときから買いたかったのだ。
この1月はソフトを買い捲ったので、
その勢いに乗ったという感じ。

それでどうだったか。
これが実に凄いのだ。
相変わらずのフライングスタートで始まる第1幕への前奏曲。
ここからもう凄い、あっという間に音楽が駆け抜ける。
そして、ドミンゴの「花の歌」…圧巻。
まじかよ…ってくらい凄い。凄過ぎて笑ってしまった…。
凄まじく情熱的で声量もすんごい。さすが…。
この歌にけんもほろろのカルメンの態度はないだろ…
いや、台本作者もこれは想定外だったかも。
この歌聴いたらストーリー変えちゃいそうだ。

舞台は妖艶でケバケバのギトギトの第2幕が印象的。
正に、カルメン・ワールド全開。
『魔笛』か、『フィガロの結婚』の世界に逃げたくなっちゃう。
何気に、マズロクのエスカミーリョ好きだけどね。
遠目から見ていたい世界…。

画質は上々。もう30年近く前の映像だもんね。
音質は…褒められないけれども、まぁ、いいや、かな。
そんなにうるさいことは言わない。

あ、ちなみにこのソフトも受注爆発中。
DVDなら個人的にはバイエルンの『薔薇の騎士』が一押しだけどな…。


carmen.jpg











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■ おさけ。

再び、 ピースうさぎさんからバトンを頂いたので、
答えてみる。お題は“お酒”。

1:パソコンもしくは本棚に入ってる『酒』は?

「酒の中の酒、シャンパンこそが最高だ!」
昨年出た1980年大晦日の『こうもり』のDVD、その最後の最後、ヴァイクル(アイゼンシュタイン)をぺチン!と一叩きしてからのポップ(ロザリンデ)の気持ちがいいほど気風の良い歌いっぷりが最高。あ、PCでDVDみる邪道人間ですから、自分。

2:今、妄想してる『酒』は?

「酒で酔うまで派手な宴を開こう!」
シエピのドン・ジョヴァンニ、ホント、粋で格好良い!
もう、ドン・ジョヴァンニはこの声しかない…ってくらい。
ポップ同様気持ちが良いほど、気風が良い。
この2つの歌は脳内プレイヤーの常連。正に妄想。
しかも、映像つき。
…と言うわけで、またもやシャンパン。

3:最初に出逢った『酒』は?

どっかの神社仏閣で飲まされたお神酒じゃないかな?

4:特別な思い入れのある『酒』は??

ないのだ。なぜなら、お酒は飲まないのだ。
飲まないのに図々しく答えているのだ。

5:回す人を5人

このブログ見てくださっている方、誰でもどうぞ!

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待ち遠しいったらありゃしない…天地創造
時間があるとその間に期待ってのは熟成されちゃうものです。
まだか、まだか…。

…って、もう売っています。発売されちゃってます。
フライングなのかな→タワーレコード、秋葉原店。
当然、即刻購入。

BBC音源ってあんまり自分の中では、信頼高くない…。
とか、贅沢言うなよ、自分。録音があっただけで喜べ。
でも一言。この録音、ホールの残響が豊かに過ぎるみたい。

演奏の方は◎。重厚でうねるような波濤…
流石は、テンシュテットってとこでしょうか。
合唱部分で盛り上がるところとか、ホント凄い。
ロンドン・フィルの響きはテンシュテットの指揮に見事に応えるもの。ベルリン・フィルとの一連の録音よりもいいものが多いように思う。
第8曲、第15曲でのポップのアリアも良い良い。
…って、この人の独特の柔らかい声が聴こえてくると、
もう次の瞬間素晴らしいと言っているけど、自分…。
やっぱり響きすぎちゃっているのが難点…。

と言うわけでドラティ盤も欲しいのだぁ。
欲望のままに行こう!(←浪費家)
山行っていないから、資金をCD購入に回せるのだ。
今年は冬山に行く予定がないので。


creation.jpg











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「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。涙の裡に玩弄するには美しすぎる。空の青さや海の匂いの様に、万葉の歌人が、その使用法をよく知っていた「かなし」という言葉の様にかなしい。こんなアレグロを書いた音楽家は、モオツァルトの後にも先きにもない。まるで歌声のように、低音部のない彼の短い生涯を駆け抜ける。彼はあせってもいないし急いでもいない。彼の足どりは正確で健康である。彼は手ぶらで、裸で、余計な重荷を引摺っていないだけだ。彼は悲しんではいない。ただ孤独なだけだ。孤独は、至極当り前な、ありのままの命であり、でっち上げた孤独に伴う嘲笑や皮肉の影さえない。」小林秀雄『モオツァルト』より)

これは我が国でモーツァルトが評価されるきっかけとなった有名な一文である。
自分はここに出てくる「疾走するかなしみ」と言う言葉をはじめて目にしたとき、モーツァルトを評するのにこれほど簡潔に的を得た言葉はないと思った。短調の曲に限らず、長調の曲でもモーツァルトのかなしみは疾走している。自分はそう思っている。怒涛のように駆け抜ける音楽の中で、モーツァルトはひらりと華麗に舞ったかと思うとふと悲しげな表情を見せる。軽妙で溌剌とした歌の裏に涙を忍ばせる。それは表面上はふざけたような日常生活を送ったモーツァルトの、実は孤独な天才の苦悩だったのだろうか。それにしても、その苦悩の発露は何故これほどまでに美しいのだろうか。

こうした考えに及んだ時、優雅で明朗な貴族音楽と言うモーツァルト観は一変せざるを得ない。確かに、時代が時代だっただけにモーツァルトの音楽は貴族音楽のベールに包まれている。それが、鼻に付き嫌われ、優雅に思われ好かれる。しかし、モーツァルトの真髄は高貴な貴族音楽と言う単なるベールにあろうはずがない。それでは200余年にも亘って絶大な人気を誇ることは不可能である。かと言って、今、科学的に分析されているような理由も、その魅力の小さな一片に過ぎないだろう。それよりも小林秀雄が『モオツァルト』の中で紹介している「モーツァルトの音楽の根底はかなしさである」とするスタンダールの説の方が、その魅力の核心に迫ったものなのである。と言って、モーツァルトの魅力は「かなしみ」の一言に尽きるものでもないけれども。

更に、小林秀雄は『モオツァルト』の冒頭に次のような引用文を掲げている。

「エッケルマンによれば、ゲエテは、モオツァルトに就いて一風変わった考え方をしていたそうである。如何にも美しく、親しみやすく、誰でも真似したがるが、一人として成功しなかった。幾時か誰かが成功するかも知れぬという様なことさえ考えられぬ。元来がそういう仕組みに出来上がっている音楽だからだ。はっきり言って了えば、人間どもをからかう為に、悪魔が発明した音楽だと言うのである。」

果たして、自分が本当にモーツァルトの音楽の真髄を知っているのかと言えば、それは難しいところだけれども、「かなしみの疾走する」彼の音楽の魅了されていることは確かである。それはゲーテの言うように悪魔にからかわれているのだとしても、取り憑かれてしまったからにはやむを得ないだろう。モーツァルトの魅力の原因を神とか、悪魔のせいにすることは、安易に過ぎるが、実は、凡人である自分にとっては現時点ではそれが最も納得のいく結論かもしれない。


そんなわけで、27日はモーツァルトの250回目の誕生日…でした。

mozart.jpg





















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