ちょっとしたカルロス・ブームになっちゃっているのか、
あれほど評判の悪かった『田園』が売れまくっている。
HMVのHPで受注1,500本近くにまで達している。
肝心の7番は1,000本ちょっとだと言うのに…。
それにしても、在庫切らしちゃうってのは猛威→7番。
家庭に1枚は常備しておきたいCDになっちゃったのか。
あ、店頭では平積み。
で、自分も買ってしまったのだ→『カルメン』。
いや、ブームに乗ったんではない。
この映像以前見たことがあって、
DVDで出たときから買いたかったのだ。
この1月はソフトを買い捲ったので、
その勢いに乗ったという感じ。
それでどうだったか。
これが実に凄いのだ。
相変わらずのフライングスタートで始まる第1幕への前奏曲。
ここからもう凄い、あっという間に音楽が駆け抜ける。
そして、ドミンゴの「花の歌」…圧巻。
まじかよ…ってくらい凄い。凄過ぎて笑ってしまった…。
凄まじく情熱的で声量もすんごい。さすが…。
この歌にけんもほろろのカルメンの態度はないだろ…
いや、台本作者もこれは想定外だったかも。
この歌聴いたらストーリー変えちゃいそうだ。
舞台は妖艶でケバケバのギトギトの第2幕が印象的。
正に、カルメン・ワールド全開。
『魔笛』か、『フィガロの結婚』の世界に逃げたくなっちゃう。
何気に、マズロクのエスカミーリョ好きだけどね。
遠目から見ていたい世界…。
画質は上々。もう30年近く前の映像だもんね。
音質は…褒められないけれども、まぁ、いいや、かな。
そんなにうるさいことは言わない。
あ、ちなみにこのソフトも受注爆発中。
DVDなら個人的にはバイエルンの『薔薇の騎士』が一押しだけどな…。
[0回]
PR