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朝からどんより。こりゃ、雨か?と思ったけど、すぐにすっきり快晴に。ほっとした。と言うのも、今日は、団体行動の予定があったのだ。パリを電チャリで巡ると言うなかなか魅力的なツアー。ホテルから程近い広場から9時半頃スタート…の予定が、その広場で火事があったということで、別の場所からスタート。パリは他のヨーロッパの都市に比べると大きいように思うのだが、東京のようにだだっ広いわけではない。実は自転車で巡るのが一番理想的なサイズなのかもしれない。地下鉄でちまちま動くのめんどいし(汗)。

で、どこを巡ったか。よくわからない(汗)。これ、他力本願になっちゃうツアーの欠点だよなぁ。自分で考えないから記憶に残りにくいんじゃないかと思う。それと特に興味のない漠然とした観光だから、かもしれない。でも、ガイドさんの説明は、上手くって、色々断片的に覚えているし、かなり楽しむことができた。

午後は、ルーブル美術館から凱旋門まで歩いてみた。直線で繋がっているのでついつい歩いてみたくなったんだけど、これがなかなかヘビーだった。自転車で朝から動きまくった挙句に、長い距離を歩くもんじゃないな…。で、どうだって言うと、まぁ、公園の中を歩き続けているだけ。凱旋門は…まぁ、凱旋門だった(笑)。

疲れ果てて、ホテルに帰還。少し休んでから、映画に使われたこともあると言う有名なレストランへ。と言っても、安くて大衆食堂風。メニューはフランス語だけ。適当に頼むとアメリカンな牛肉が出てきた。ナイフで苦労して切っていると隣に座った婦人が怪訝そうな顔で見ている。いやいや、こんなくそ硬い牛肉食べないから、苦労しているんだって(笑)。だんだん要領を得てきて、力を入れて切ることができるようになってきて、何とか食べきる。日本は牛肉も美味しい、と言うことを改めて確認。安いからしょうがないか。

さて!その後は、サル・プレイエルへ!なんとなく、かっこいい名前なので気になっていたホールだが、評判は酷いもんである。それでも21世紀に入ってから改装したのだとか。ここでロンドン交響楽団の演奏会。なんで、超一流が、そんなホールで演奏するのかと言えば、他にないからである。そう、パリはまともなコンサート・ホールがないので有名なのだ。そんな汚名を返上すべく、今、新しいホールを作っていると言う話を聞いたことがある。早くしたほうがいいと思う(笑)。

実際一歩踏み入れると、実にそっけない作りだ。業務用っぽいライトが上からぶら下がっていて、ちょっと大き目の視聴覚室のようだ。ミュンヘンでガスタイクを見た後では、ちょっと寂しい。音響もサントリー・ホールには勝てないレベル。ピアノ会社が作ったと言うのもあるんだけど、オーケストラ向けではないんだろうな。

指揮者はブーレーズ!!レジェンドの登場である…が、87歳の御大は、キャンセルになって、同じ作曲家兼指揮者のエトヴェシュ。演目は、ドビュッシーのノクターン、シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番、メインにスクリャービンの『法悦の詩』。この演目で代役を押し付けられたエトヴェシュ。よく引き受けたなぁ(笑)。演奏も、良かった。ロンドン交響楽団の輝かしく、力強い響きが、サル・プレイエルいっぱいに鳴り響いた。しかし、今回一番印象深かったのは、シマノフスキでソロを務めたテツラフ。シャープで確りした音色。この複雑な曲を実に魅力的に弾ききっていた。

終演後、地下鉄で帰還。今日も色々と忙しかった(笑)。

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■ パリ

朝、6時27分、ミュンヘン中央駅からTGVに乗り込み、パリ東駅に向かう。TGVのミュンヘン線は1日1本この電車だけである。到着予定時刻は12時35分だからおよそ6時間の道のり。どう考えても飛行機のほうが早い(笑)。しかし、車窓から見える景色は飛行機では味わえないもの。この景色を見ていれば、6時間なんてあっという間だ。早めの予約で格安1等を抑えることができたため、居心地も悪くない。朝ごはんも出るし、席もゆったりしている。これで1万円程度とはお得。普通は2等でももっと高いからなぁ。

電車は、驚いたことにだいたい定刻通りにパリ東駅に到着。ここから地下鉄に乗り、ホテルのある駅に向かう。ルーブル美術館にも程近い便利な立地のホテルである。とは言え、3星で4星のミュンヘンで泊まったホテルよりだいぶお高いのは何なのだ?部屋も狭いし、設備もだいぶ落ちる。需要があるからなんでしょうなぁ。

さて、早速、お散歩。うーん!大都会!!建物も豪奢。ミュンヘンと比べると特にそう感じる。ミュンヘンは巨大な村と言われているみたいなんだけど、確かに、パリと比べると建物が素朴だ。顕著なのがオペラ座。金ぴかのガルニエ宮と質素なバイエルン州立歌劇場。そりゃ、ガルニエ宮のほうが、「おお!オサレなオペラ!!」って感じだよなぁ~(笑)。音楽愛好家は、まぁ、観光的な需要とは価値観がまた違うんだけれども、ね。音楽史を辿るとそれぞれの立ち位置がわかると思う。

それはともかく、散策!まずはサン・クロチルド教会に向かう。ここはフランクがオルガニストを務めていた教会。手前に小さな公園があって、その一角に天使と戯れるフランクの像が置かれている。その周りは小さな花壇になっている。手前のベンチで老いた女性が休んでいるだけでひっそりとした時間が流れていた。

教会を訪れる人も多くはない。外から子供がサッカーボールを入り口に向かって蹴飛ばしている。中に入ると古ぼけたオルガンを見つけることができた。これがフランクが演奏していたオルガンだろうか。わからないが、この教会にフランクの演奏が響いていたことは確かだ。ゆっくりと教会内を一周、また一周する。感慨深い。

サン・クロチド教会を出ると今度はサン・ジェルヴェ・サン・プロテ教会に向かう。途中から、音楽プレイヤーに電源を入れる。クープランの曲が心地よく耳を打つ。この教会は、クープラン一族が代々オルガニストを務めた教会なのだ。フランソワ・クープランも演奏したと言うオルガンが現在もここで音楽を奏で続けている。残念ながらその音色を楽しむことはできなかったが、クープランの音楽を聴きながら教会の中を歩いていると、17世紀のヴェルサイユ楽派最盛期に身を置いているような気分になる。至福。

サン・ジェルヴェ・サン・プロテ教会を出ると今度はノートルダム大聖堂に向かう。音楽プレイヤーはクープランからマショーに変更。もちろん、曲はノートルダム・ミサ。と言っても、マショーのノートルダムはランスだと思うけど。

ノートルダム大聖堂に近づくにつれて人がどんどん増えていく。そして、手前の広場は、凄い数の人。ノートルダム大聖堂に入るための行列も相当長くなっている。しかし、ここは入らないわけには行かない。中世音楽の中心地であるから、古楽に興味のある人にとっては聖地のようなもんである。行列は結構なスピードで進み、割とすぐに入ることができた。中に入ると薄暗い空間にステンドグラスの光が美しく散っている。あの丸いステンドグラスももちろん、見ることができる。厳かで、深い深い古の空気を今に伝える感動的な空間。ノートルダム・ミサの響きが、この空間にピッタリと合う。できれば、ここで中世の宗教音楽を聴いてみたいもの。

ゆっくりと見終えて、外に出ると雨が降っていた。スーパーに寄って一旦ホテルに戻る。荷物を置いて、再び、外出。早めの夕食にうどんを食べる。€13…うどんの値段じゃない(笑)。でも、これは美味しかった。外国でこれほど美味しい和食を食べたことはない。

その後、遠くから眺めていたガルニエ宮に近づき、一周する。このオペラ座、外壁にぐるりと作曲家の胸像が飾られている。これを見つけたら、もう、クラヲタはとまらない。ひとりひとりチェック開始。メユールがいる!ドラランドがいる!ベッリーニがいる!知らない作曲家もいるくらい、とにかく、色んな作曲家がいる。でも、さ、正面にハイドン、モーツァルト、バッハってどうなんだろう?細かい突込みをたくさんしたくなるような(笑)。ヴェルサイユ楽派あんまりいなかったみたいなんだけど、どういう人選なんだろうか…。

さて、今日の観光はここまで、雨も降ったり止んだり。遠回りしながら、ホテルに帰着。明日はなにを見よう?


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昨日は、青空が広がって暑かったのだが、今日は、どんより曇っていて涼しい。サッカーに浮かれた街が少し疲れてしまったようだ。

さて、今日は、バイエルン・ナショナル博物館でコンサート。最近、ハルモニア・ムンディからCDを何枚かリリースして評価を上げているグループ、アンサンブル・フェニックス・ミュンヘンが500年前のフロットーラを演奏。フロットーラとは1500年前後にイタリアで人気のあった世俗的な歌である。後にマドリガーレに受け継がれるジャンルである。

コンサートは12時スタート。会場は11時と言うことなので、少し早めにホテルを出る。バイエルン・ナショナル博物館は1855年にマクシミリアン2世によって創設され、1900年に完成された城のように堂々とした建物だ。コンサートはこの博物館のマルスとヴィーナスの間で行われる。

しかし、入って最初に案内されたのは名画が飾られている展示室のひとつ。ここに椅子が並べられているので、座って待っていると、このグループの中心人物であるフリデリクセンと仲間の歌手が学芸員っぽい人と一緒に入ってきた。で、レクチャー開始。学芸員ぽい人が中心になって、ドイツ語で30分ほどフロットーラについて語っていたようだが、もちろん、なに言っているかさっぱり判らず(汗)。「フレデリクセンって後ろの絵画から出てきたような人だなぁ」とかぼんやり考えてすごす。その後、フレデリクセンに案内されて会場へ。鉄の鎧の飾られた展示室の先に入り口があって、ここでしばし待たされる。

15分ほどで会場へ。真ん中にヴィーナスがマルスに関節技を決めているような格好のどでかい像があって、その手前に舞台が用意されている。席は100席ちょっとくらいだろうか。席は自由。前方2列目ど真ん中と言う絶好のポジションをゲット。

最初に舞台の上には、リュートとヴィオラ・ダ・ガンバの奏者2人だけがあがり、演奏開始。やがて、舞台の袖から、アルト、ソプラノ、バスのフリデリクセンが歌いながら登場。フレデリクセンの声はCDで聴いていたとおり、渋くてかっこいい声。レクチャーのときでも、よく通る低音で凄いなぁとは思ってたんだけど。

で、他の人たちも凄い。歌も素晴らしいんだけど、みんな万能なのだ。ソプラノ歌手が縦笛を吹いたり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者が歌ったり…フレデリクセンがリュートを弾きながら歌うのは、知っていたけど。で、極め付けが、最初にリュートを弾いていた人だ。もちろん、歌うんだが、フルートの原型っぽい横笛やリコーダーっぽい何かなど、どんだけ楽器をハイレベルで習得しているんだよ…と文句を言いたくなるレベル(笑)。結局、複数の技をこなさなかったのはアルトの人だけ。一人一人がひとつの楽器の専門家に徹して極めるようになった、後世の音楽家とはまた別の感覚。

曲はすべて知らないものだったけれども、しみじみと美しかったり、陽気で楽しかったり…いにしえの響きに身を委ねる心地よさ。なんとなく歴史のロマン的な楽しみもある。まだCD化されていない企画だけれども、ぜひ、録音して欲しいなぁ。

そう言えば、休み時間に隣の人に色々話しかけられた。そりゃ、まぁ、こんなこじんまりとしたコンサートにどうして観光客が紛れ込んでいるのか、不思議なんだろうなぁ。「日本人のいないコンサートに行ってきたぜ!」って自慢するほど単純ではないが、このコンサートは我ながらよく見つけることができたと自画自賛したいもの。

コンサートが終わってから遅めの昼食。その後、アルテ・ピナコテークへ。別の電車に乗ったりしてだいぶ時間をロスしてしまったけど、何とか到着。ラファエロだの、ダ・ヴィンチだの、ブリューゲルだのが集まる著名な美術館だ。「ヨーロッパのほかの美術館と同じように馬鹿みたいに広いのか」…と思ったが、さほどでもない。つっても、ゆっくり回ったら半日はゆうに掛かってしまうかも。それとアルテ・ピナコテークは古い絵画だけで、ノイエ・ピナコテークとモダン・ピナコテークがすぐ近くにあって、アルテ・ピナコテークで飾られている絵画以降の作品が展示されている。要するに、3つ併せてひとつの美術館だと考えると…凄い規模になってしまう。おいらは、アルテ・ピナコテークだけでおなかいっぱい。

その後ホテルに戻って、ホットドッグで夕食を済ます。そろそろ、さっぱりとした食べ物が欲しくなってきたかなぁ。

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ミュンヘンは暑かった…そして、熱かった!今日はバイエルン・ミュンヘンのホーム最終戦…いや、正確にはリーグ戦のホーム最終戦。来月にもう1回、チャンピオンズ・リーグの決勝戦がある。レアル・マドリッドを破って、ホーム開催の決勝戦にこまを進めたバイエルン・ミュンヘン。そりゃ、燃えに燃えている。すれ違い様、向こうから来た人が「フィナーレ!」と叫ぶとユニフォームを着た人たちが「オーオゥ!!」と応じる。更に、前にいる女性集団が歓声をあげる。もちろん、街中、赤いユニフォームを着た人が満ち溢れている。レストランに入っても、ビールジョッキを片手に祝杯を上げている。

このやたらテンションの高い街で、街歩き開始。とりあえず、買い物。明日は日曜で買い物ができないので、買い溜めを(笑)。って、暫く歩いて長袖を着ていたことを悔やむ。半端ない。予想は28度だったんだけど、これは30度を超えている。少し買い物をして、いったん部屋に戻る。

仕切りなおして、再び出動。ルードウィッヒ・ベックと言うデパートに行く。ここの最上階のCDショップが半端ない。これだけ品揃え豊富なCDショップは東京にはない。デパートなのになんなのだ、これは。古楽コーナーも充実。プルハールのCDが推されまくっている。これは、クラヲタにはたまりませんなぁ。

昼食は再び、ドイツ料理。昼以降出さなくなると言う、ミュンヘン名物、白ソーセージを食べる。お湯の中に入ったまま出されるものをお皿に出して、皮を外して食べる。もちろん、初めて食べたんだが、これ、凄く美味しい。こんな美味しいソーセージは食べたことない。これは嬉しい発見。

午後はレジデンツへ。いわゆる、王宮。入って暫くはじっくり見て歩いていたんだが、あまりにも大きいので、徐々にスピードが上がる。「で、出れないんじゃないか…(笑)」と余計なことを考えたり…で、出た頃には足がだいぶくたびれていた。見ごたえ十分だが、要覚悟。

さて!一息ついて、今日は、ガスタイクでミュンヘン・フィルの演奏会。パーヴォ・ヤルヴィの指揮でブリテンのシンプル・シンフォニー、グリーグのピアノ協奏曲(ピアノ:ブニアティシビリ)、シベリウスの交響曲第1番と言うプログラム。北国からの風がさわやかに吹いてきそうだ。

しかし、スタイリッシュにブリテンを演奏した後、ブニアティシビリが熱い力演を披露したため、北国の風は爽やかではなくなった(笑)。このピアニスト、知らないなぁ、しかし、どっかで名前を見たことがあるような、と思っていたら、会場で売っているCDを見て思い出した。クレーメルとチャイコフスキーの『偉大な芸術家の思い出』を録音していた人じゃんね。CD持っていた(汗)。休み時間には、大急ぎで、サイン会をこなす。折角なので、並んでサインをもらってきた。何を書いてあるのか…(笑)。

最後のシベリウスはかっこよく炸裂。野暮ったいイメージのあった曲だが、パーヴォが指揮をするとかっこいい曲になる。「だって、シベリウスだよ?かっこいいに決まっているじゃん!ほら、こことか、ね?!」とパーヴォが言っているようだ。ミュンヘン・フィルも「ドイツの田舎を感じるオーケストラ」とよく言われるけど、程よく響いて気持ちがいい。

コンサートを満喫した後は再びドイツ料理。ごっついソーセージの盛り合わせをがんばって食べる。その後深夜の町を散歩してから帰宅。何だか、いっぱい詰まりすぎた1日だった。

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ミュンヘンは…暑い。直行便の機内で「ミュンヘンはただいま26度です」と聞いてびっくり。更に、「明日は30度を越える予想です」だと…。真夏日じゃないか!ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキーじゃなかったのか…。

と言うわけで、輝いていた街、ミュンヘンにやってきた。

夕方着の便なので、ついたら大体何も出来なかったんだけど、とりあえず、軽く街歩き。グラスビールを片手に飲みながら歩いている人がいるし、酔っ払いがやたら多い。さすが(笑)。時間的なものもあると思う、と信じたい。それとも、バイエルン・ミュンヘンがチャンピオンズ・リーグ決勝に進んだからみんなご機嫌なのか。

と言うわけで、さっそく、ビールとソーセージを!!最古だか、最大だかで有名なホフブロイハウスと言うビアホールで。すっごく混んでいて、空いている席を探すのが大変だが、巨大なのでそのうち見つかる。特に2階の屋内は静かで落ち着いている。と言うわけで、なんとか、2階に席をゲット。

さて、と。ビールはノンアルコールから黒ビールまで豊富に取り揃えているわけだが、ドイツ語だけでわからない(笑)。地球の歩き方を頼りに何とか、ビールとソーセージを注文。英語メニューのありがたさを痛感する。一応観光名所のビアホールなんだけどなぁ。まぁ、本格的ってことで納得しとこう(笑)。

さて、明日から街歩き~!!楽しみ。

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■ 成田

成田はマイナス3度だった。ホーチミン、タンソンニャット国際空港から真夏気分で半袖1枚で飛行機に搭乗した乗客はその寒さに悶絶。おいらもその一人だけど(汗)。気温差35度くらいか。いや、東京は寒いって判ってはいたんだが、そうは言ってもねぇ…勢いっつうか、ノリっつうか…。

さて、飛行機を降りて成田空港。外国から帰って来てからいつも思うんだけど、日本の街って外国人には歩きやすいんだろうか。英語表記がよくあるようでなかったり。東京は地下鉄が縦横無尽すぎたり。都バスなんか乗っている外人がいたら勇者だ。しかし、タクシーは高い。ぼったくりはいないが、もともとぼったくりより高い(汗)。

そんなことを、自分が外国で街歩きをした時のことを思い出しながら、ついつい考えてしまうのだ。なんだか、最近、ハングルだの、中国語だの表記が増えたような気がするけど…(苦笑)。英語あればいいんだよね…。特に中韓で日本に来ることができる連中なんて、自国語じゃないとダメってことはないんじゃないか?

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ホーチミンで街歩き。相変わらずのバイクラッシュ。クラクションも鳴りっ放し。観光市場の前では偽タクシーが客引きをしている。空港にもぼったくりタクシーがいて、慣れると「あー、ぼったくられているなぁ」と眺める余裕が出てくる。いつものホーチミンの景色を眺めて、お茶飲んでご飯食べて、スーパーに行く。

いつも使っているのは、マイリンとヴィナサンと言うタクシー会社だ。問題がないかどうかは知らないが、割と無難なタクシーだ。数もやたら多い。地球の歩き方にはヴィナタクシーと言う会社が安心だと紹介されているが、このタクシーは滅多にやってこない。だから、マイリンとヴィナサンが無難。しかし、マイリンのマークをつけた怪しい偽タクシーがいたりする。観光市場の前で待ち構えているのが、それ。よくみるとどこにもマイリンとは書いていない。そして、客引きが強引だ。基本的には、マイリンが声をかけてきて強引に引き込むことはないから、そういう面でも判断が出来る。

街中はそれでいい。問題は空港で、国際線到着ロビーで待っているタクシーはほぼぼったくりだと思っていい。ここでヴィナサンやマイリンを捕まえるのは至難の業だ。ぼったくられないためには、出発ロビーに行くか、強引に街中に出て行くしかない。しかし、ぼったくりとは言え、中心部まで1,000円程度。日本人は大抵ぼったくりだとは思わない。観光を始めて、「あれ?あのタクシー高かったんじゃないか?」とようやく気がつく。感覚の違いなんだな~。

さて、今日食べたご飯は…フーティウとブンチャー、これが麺。それからシントー、これはシェイクっぽい飲み物。スムージーと言ったほうが良いかな?それからフエ料理。フエと言うのは中部の古都でホイアンからもさほど遠くはない。そこの郷土料理。

ベトナム料理と一口に言ってもいろいろあって、例えば、和食と言っても、東京と大阪でだいぶ異なるのと一緒。フエ料理とハノイ料理と、それから、ホーチミン料理は別物なんだそうだ。ちなみに、フォーはハノイ料理でホーチミンは本場ではない。ブンチャーもそう。だから、ホーチミンでブンチャーを食べると店の名前にハノイと言う地名が付いていることが多い。そうはいっても、日本人からしてみると、「十把一絡げでフォーで良いじゃん…」とか思っちゃうんだけど(笑)。

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■ ミーソン

ホイアンをもうちょいみたい。と言うわけで、午前中に再度ホイアン散策。港町の活気溢れる市場を見物。見たことがあったりなかったりする色んな魚が雑然と並べられている。売っているのは大抵女性で、元気よく声を張り上げている。凄いパワーだ。

午後からはミーソン遺跡へ。ホイアンも世界遺産だが、ミーソン遺跡も世界遺産だ。東南アジアのほかの遺跡に比べると見劣りがすると言う向きがあるようだが、ベトナム戦争に巻き込まれて、破壊されてしまったのだからしょうがない。

場所はホイアンから西に50km、車で1時間ちょいのところにある山間部。駐車場からジャングルの中を暫く歩くと朽ちかけたレンガ造りの建物が見えてくる。レンガの隙間からは雑草が生えていて、木々の緑と相俟って独特の味わいを醸している。一見瓦礫の山だが、じっと見ていると、1,000年も昔のチャンパ王国の栄華にノスタルジックな思いを馳せることが出来る。このチャンパ王国は未だに色々と謎が多いらしく、それが故に、幻想的な感じがするのかもしれない。

ミーソンから夕方にホテルに戻って、更に、ダナンを経由してホーチミンへ。着いたのは21時過ぎ。今回はまだ深夜と早朝のホーチミンしか味わっていない。

夕食は、鶏のおこわみたいなやつと春雨麺みたいなやつ。うん、ベトナム料理は美味しい(笑)。

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■ ホイアン

朝ごはんにフォーを食べてから、ホーチミンを出てダナンへ。ダナンから更に移動して、ホイアンにやってきた。

ホイアンは日本ゆかりの古い街で世界遺産にも登録されているメジャーな観光地。少し離れたところにビーチ・リゾートがわんさかあるから、豪勢なホテル泊まりつつ、古都散策が出来ると言う理想的なシチュエーション。観光客がこないわきゃない。きっと日本人だらけなんだろう…と思ったら、白人だらけ。日本人なんてほんの数人すれ違っただけだと思う。ホーチミンにはたくさんいるんだが、ホイアンまでは足を伸ばさないんだろうか?それとも時期的なものだろうか。

ホテルにチェックインして、早速、街へ。この街を象徴する建造物、日本橋を目指す。いい感じに古びた街並みはなかなか見ごたえがある。黒光りした木の柱、手彫りの木の看板…そういった歴史的な建造物にお土産屋さんやカフェが入っていて、中も楽しむことが出来る。

街並みを楽しみながら歩いていると間も無く、日本橋に着く。上に高速道路こそ走っていないが、見た目はぼろっちい小さな橋である。しかし、歴史的には大変貴重なものらしく、侮れたものではない。まぁ、なんだ、日本人のよしみってのもあって、なんか、じっくり見てしまった(笑)。

さて、ホイアン、と言えば、実は昼間に歩く街ではなんである。ホイアンの魅力はなんといっても、夜。提灯が名産で、提灯を売るお店が提灯に灯を入れてからの美しさは別格だ。色とりどりの明かりが古都を照らす。実に幻想的な景色で丸で夢の中に迷い込んだような錯覚を覚える。ベトナムにこれほど綺麗な街があったとは、こういっては何だが、意外だ。特にホーチミンや行った事ないけど、ハノイのイメージが強ければなおさらのことだろう。

もし、ベトナムに行くと言う人があるのならば、ぜひ、一足伸ばしてホイアンに行ってみて欲しい。とお勧めできる街だ。

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暑い…蒸し暑い。30度近くある…。

と言うわけで、ホーチミンに再度上陸。JALで。なんかね、日本の航空会社で海外行くのはホントはあまり好きじゃないんだが、まぁ、色々としゃあなしで諦めるしかない。機内食美味しくないし、異国情緒もない。国内線に乗っているような気がしてしまう。

さて、ホーチミンである。前回行った海外はソウルなんでソウルと比べてしまう。一応、アジアだしね。で、どっちが面白いかって行ったら100:0でベトナム。色々と自由な動きをしている人が街にあふれていて、圧倒的に面白い(笑)。タクシーから街を眺めていてもわくわくしてくる。気を張っていこう!

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