北アルプスの笠ヶ岳に登ってきた。
実はテントを担いでの登山は、2年振りくらいなのだが、
そんなことはすっかり忘れてヒョコヒョコと、
地獄の笠新道に20キロ近い荷物を背負って踏み込んでしまった。
新穂高温泉の登山口から8時間。
標高差1,700mを一気に登りきる日本アルプス有数の急登である。
もちろん、非力なのにトレーニングなんてことはしていない。
面倒なので前泊もバスの中…やや寝不足。
それでも、フラフラしながら何とか完登。
途中幕営派に何人か遭遇したが、一様に足は重く、
一歩踏み出すのにえらい労力を要しているのがよく解った(←自分もそう)。
あ~、なんで海じゃなくて山なんだ…
と後悔したものの、2日目には日の出とお花畑に魅せられて、
すっかり舞い上がってしまった。
のどもと過ぎれば熱さを忘れるってやつだ(汗)。
ちなみに時期良く、山頂からの日の出は、槍の肩から。
刻々と移ろう槍穂の大連嶺の空景色は圧巻。
苦痛を忘れてしまうのも已む無し…である。
一度は是非…と言いたいところだけど、天気が悪ければ努力は報われない。
やはり、のんびりと海に行くのが吉…か。
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