そんな時代の音楽を集めたCDがリリースされた。タイトルは『スパイシー』サブタイトルに、“Exotic” Music for Violinとある。この時代の作品集に付けるには、最適なタイトルだ。演奏者は、メレット・リューティとレ・パシオン・デ・ラーム。リューティはスイスのベルン出身の女流バロック・ヴァイオリニスト。レ・パシオン・デ・ラームは、リューティをリーダーとした、ベルンの新しい古楽アンサンブルである。ホームページを確認すると日本人も参加しているらしく、紹介の動画では、日本語での挨拶も聴ける。その影響か、DHMからリリースされた、この輸入盤のCDにも、日本語の解説がついている。