モーツァルトイヤー!なのだ。
まずは手薄だった宗教曲を聴いていきたい。
(管弦楽に偏りすぎていたぞ)
…と言うわけで早速はまってしまったのが、大ミサ曲 K.427。Et incarnatus est(聖霊によりて) …うう…綺麗過ぎる…。何と言う響きだろう。またキリスト教徒になってしまいそうになったのだ。
メジャーな曲だけに名盤は多いと思うんだけど、今はクーベリック盤で堪能。DVDなので、クーベリックの指揮振りも堪能出来る。この人の指揮姿、実は自分はとても好きなのだ。目つき顔つきも良い。何と言うか…作り過ぎたところがなくって、音楽に対してとても真摯な印象を受ける。出てくる音楽からも、毅然とした真摯な姿勢が伝わってくる。
歌手陣は、ペーター・シュライヤー、ロベルト・ホル、ルチア・ポップ、ジャネット・ペリー。ペリー以外の3人は、ハイティンクのベートーヴェンの第9でも共演している。個人的には、歌曲でもお世話になっているお三方。ホルの顔が所有CDに載っている写真に比べて随分とスマート(笑)…だけど、声に威厳があってカッコいい。もちろんポップも素晴らしい。宗教曲の中にあってもポップは独特。シュライヤーの全盛期の美声も堪能できて、十分満悦。
欠点は…映像ドアップが多すぎ…。
あ、それと日本語訳もいいけど、原語の字幕も欲しかったぞ。
(↓映像はカラー)
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