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先週末からのおいらの行動→山形3泊4日、翌日から夜行2泊3日で北岳&間ノ岳…うん、ハードw楽しかったから苦じゃなかったけど。充実充実ww今日は家でぼんやり。足が痛い…。ここのところ夏1、2回だけだからなぁ、ちゃんとした登山するの。

んまぁ、そんなわけで、旅行で見たものをご紹介。拙い写真で申し訳ないけど…。若し、おお!行ってみたい!と思っていただけたら幸甚。

hagurosan.jpg














まず、羽黒山の五重塔。杉林に突如現れる地味ながら荘厳な建造物は何と築1,200年!!もちろん国宝。変にけばけばしい五重塔よりもずっと好き。心がシンと静まる感じがする。

gassan.jpg














庄内は夕陽が売りらしいんだけど、それは海のこと。だけど、おいらは山好きなので…目の付け所がこうなる→月山八合目から日没前後の鳥海山。やはり何人か見物客はいたけど、流石に少ない。そして、涼しいのもいいところ。爽やかに夕陽を鑑賞できる。

hyakkenbori.jpg











以前、鶴岡に来た時にとても美味しい店があったんだけど…と探すが見つからず…どうやら閉店したっぽい。そこで、も、一軒、以前行って良かった店へ。鶴岡公園内にあるレストハウス。公園のレストランかよ…と馬鹿にするべからず!地の物をお洒落に食べさせてくれる。山伏豚(だっけな?)の炙り焼き、刺身の盛り合わせ、地鶏のつくね、くどき上手(地酒)、麦切り…どれも美味しい。公園内とあって、店の雰囲気もいい。写真は、テーブルに一つおかれているキャンドル。値段もやったら安い!鶴岡に行ったらお勧め!いかねーか…w

山形はこのあと、山形市内、米沢と回った。と言えば、牛でしょ!牛肉!!食べまくったぁ~!!やっぱり美味しい。山形牛、米沢牛と…。それと亀岡の農協直売所では試食のスイカを勧められるままにタップリ食べさせてもらった。甘くてやたらと美味しかった!あと、だだちゃ豆!香ばしくってこれもとっても美味しい!さすがに食材の宝庫!海産物から米、酒、果物、肉まで最高のものが揃ってしまう。Viva!!食い倒れ県山形!!

…お次、山。白峰三山のうち、北岳&間ノ岳。3,193m&3,189m…そう、日本で2番目と4番目に高い山に登ってきた。南アルプス北部に位置し、標高だけでなく、植生や景観の優れていることで人気の高い山だ。そういう意味では、富士山よりはずっと楽しい。つうか、別格。日本アルプスの殆どはそうか…w

kitadake.jpg










てわけで、まず、北岳。ちょっと前までは3,192mだったんだけど、はかり直して3,193mになった。まぁ、数字は良いとして。左に見えるのが、大樺沢の雪渓。これを抱えて、ズンッと高く聳える南アルプス北部の兄貴分。カッコイイ!!

ainodake.jpg














南アルプス北部の重鎮、間ノ岳。穏やかに見える巨大な山容は見事。山の形としては、おいらは大好き。1番か2番。端正で上品に構えている富士山をどっしりと睨み付けている。山頂ではライチョウの親子に出会うことができたのだ♪

senjou.jpg











夕陽に大きなシルエットを落としているのは、南アルプスの女王と呼ばれている仙丈ケ岳。巨大なカールを持ち、ゆったりと構えている。この山も美しい。

kaikoma.jpg














3,000m超級の巨人の揃う南アルプスの中では、高い方ではないが、甲府盆地からもその力強い山容が眺められることもあって、非常に人気の高い甲斐駒ケ岳。深田久弥は山の団十郎と讃した。山頂付近が白く、夏でも雪化粧しているように見える。写真は、早朝のもの。

houou3.jpg











最後に鳳凰三山。南アルプス北部の巨大な前衛峰。単純な命名の多い南アルプスの中で一際洒落た名称を持つ。北岳からだとちょうど後ろから朝陽が昇る…。この日は、薄雲が太陽の前を行ったり来たり…。

天気に恵まれ、景色も存分に楽しむことの出来た3日間だった!!ただし…北岳山荘のところにある県営公衆トイレで頭を強打し、出血したのは良くない思い出…連れも強打したらしい。んで、頭と言うこともあるので、念の為訪れた北岳山荘の臨時医療所のお兄さんも、トイレで頭を強打し流血したらしい。もう考えろ~。てか、背の高い若者のことは考えていないのか…。最早、若者を呼び寄せるのを断念したのか…。

以上、とっても充実した休みでした♪

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■ のだめ。

のだめ…の話。千秋&のだめはフランスに留学するんだけど、フランスでオーケストラってのが、イメージが湧かない。フランスと言えば、パリ管弦楽団(旧パリ音楽院管弦楽団)を筆頭にフランス国立管弦楽団(旧フランス国立放送管弦楽団)、リヨン国立管弦楽団、ラムルー管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団が世界的に知られているけれども、さて、オーケストラ大国かと言うとそういうわけではない。

オーケストラ大国と言えば、アメリカ・ドイツ・イギリス。フランスよりも千秋の留学先には適していると思うのだが…。されは、さてさて、事情も何も知らぬおいらの戯言。小澤征爾だってフランスからキャリアをスタートさせた。つか、前にも書いたけど何となく、小澤の経歴に重ねたところあるよね、千秋の経歴。エリート版小澤…みたいな。そうするといつかは、千秋はアメリカに渡るのか!そして、超一流オーケストラのシェフになる、みたいな…頑張れ千秋!ゆくゆくは、ウィーン国立歌劇場の総監督だ!

って、今どこまで進んでいるんだろ?連載の方は…

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昨日…ヴァイオリン教室の発表会だった。発表会…と言っても舐めちゃいけない。どこかは秘密だけど、結構立派なところでやったのだ。上からシャンデリア、背後にパイプオルガン…ええ、はじめて半年ちょいでこんなところでやったわけ(;><)

グダグダの演奏…他のメンバに頼りっ放し。そして、途中でどこやっているかわからなくなってフリーズ!!練習でどこやっているか解らなくなったことなんかなかったのにぃ!!緊張して、弦の上で弓は踊るし、音程は滅茶苦茶だし…ハワワ~、冷や汗かきつつ終了。その後、打ち上げ会へ。

他のクラスの人とも話をしたんだけれども、こういうところでレッスンを受けている社会人の人たちってとてもポジティブ。ヴァイオリン以外にも色んな趣味を持っている人が多くて、ホントに人生をエンジョイしている感じがする。何かやりたいと思っていても現実的には、なかなか動けない人が多い中で、こういう人たちの話を聞くと、行動するのが「あたりまえ」のような感じがしてとても刺激的だ。社会人になると仕事以外での人の出会いが少なくなって…なんて、常套文句はもう聞き飽きた!なんつって(;><)

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“しょこたん☆ぶろぐ”が“しょたこん☆ぶろぐ”に見えるほど暑い今日この頃―ああ、8月はもう明日かぁ。学生には、夏休み序盤の終了を告げる8月1日。もう8月とか、まだ8月とか…悩んでいるうちに8月31日。えっと、そんな先のことは考えずに…。だって、梅雨まだ明けていないんだもんなぁ。8月って梅雨かよ!みたいな。梅雨と言ったら6月だろ!とかね。お天道様に文句言ってもしょうがないけどwそんな感じで、夏休みの予定全く未定。どうすんだどうすんだ…。

とりあえず、決めたのが、フェスタサマーミューザKAWASAKI2007の1公演。燃える男、小林研一郎のチャイコフスキー、交響曲第5番。人気指揮者×人気名曲―んで、3,000円。なのに空席あり。川崎ゆえか、平日ゆえか。あ、e+だとS席満席になっていたけど、ミューザ川崎に直接電話したら、空席若干ありみたいな状態だった。ぴあだとあるのかな?まぁ、どっちにせよ、10日前で空席があるなんて、ちょっと不思議。

そんなわけで、今更予習がてら、チャイコフスキーの交響曲第5番を聴いてみる。第2楽章の甘ったるい陶酔するようなメロディ、優雅に舞う第3楽章、第4楽章の意気軒昂となるパワフルなリズム、メロディ…うんうん、名曲たるもの、色々と楽しめねば、だ。大学のオーケストラ部でも人気絶好調の曲だった。

予習に聴いているのは、ショルティ&シカゴ響盤。パワフルだけど、どことなく殺伐としたものを感じることがある。機械的に過ぎる部分があるんだろうか。冷徹に聴こえてしまう。一応名盤。んで、おいらのいちおしはケンペ&バイエルン放送響盤。ゲルマン魂満載の質実剛健、素朴な演奏。これ、邪道だとは思うんだけど、何となく好き。標準的に名盤はムラヴィンスキーかゲルギエフなんだろうけど…まぁ、好み次第なんだろな(←投げやり)。

小林研一郎の指揮ならとにかく暑い夏に熱い熱~い演奏を期待したい。えっと、そういう指揮者って評判だけど良いんだよね?有名な方だけど聴いたことなし(;><)


tchaikovsky-solti.jpg






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夏の夜は花火!!これに限りますなぁ~。混んでいるけど。だけど、それだけじゃ、つまらない。やっぱ、音楽でしょ、音楽!ヨーロッパじゃぁ、音楽祭シーズンだけど、日本では、あまり大々的な音楽祭ってないなぁ…と思っていたら小粋な企画を見つけた→フェスタサマーミューザKAWASAKI2007。

短めのプログラムで3,000円くらいで聴ける―って言うと、GWの熱狂の日音楽祭みたいだけど、公演数は全然少なくて、一日一公演が基本。参加オーケストラは、東京都交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などなど、在京のメジャー楽団がずらりと顔を揃える。指揮者は、小林研一郎、アルミンク、大友直人、チョン・ミュンフン、金聖響―日本では名前の売れた方々ばかり。3,000円はお得でしょ?このコンサート、熱狂の日にぶち込んだら、即行売り切れ間違いなしだなぁ~。

タイトルの通り川崎での開催なんだけど、開演時間が20:00なんで、早めに切り上げて会社帰りにもOK。しかも、ミューザ川崎は、結構評判の良いホールなのだ。残念ながら、今年は既に始まっていて、チケットも売り切れの公演が多いけど、来年に備えて楽しみにするのが吉。熱狂の日に較べるとチケットは全然取り易いみたいだ。

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地震に次ぐ恐怖…雷、落ちまくってますね。注意しないと…。
ちなみに、自分の雷体験は、越百山と横浜沖堤。
どっちも近くに落ちたんだけど、ホント、凄かった。
雪崩の音も凄いけど、雷も凄い。
まぁ、被害を受けるような場所にはいなかったので、良かったですけど。

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ヤナーチェクは変な奴だ。そんなオーラが漂っている。彼は一応オペラ作曲家―で通っているはずだけれども、そのオペラのストーリーは…主人公が337歳だったり(『マクロプロス事件』)、月に飛んでっちゃったり、15世紀にタイムスリップしたり(『ブロウチェク氏の月への旅』、『ブロウチェク氏の15世紀への旅』)、狐を擬人化してその一生を描いた話だったり(『利口な女狐の物語』)する。かと思えば、実際の事件を取り扱った物語だったり(『イエヌーファ』)、刑務所内の囚人たちの話だったり(『死者の家から』)する。ベタベタの恋愛ものか、ラヴコメディ的なものが多い19世紀のオペラの中では、相当異色である。

もちろん、音楽も一風変わっている。ヤナーチェク独特のサウンドは一聴してそれと解る。緊迫感と奇妙な弛緩が織り成す個性的な響きを持っている。誰々に影響を受けたと言うことも、影響を与えたと言うこともない。それはヤナーチェクにしか有り得ない響きなのだ。一応、チェコ国民楽派であり、民族音楽に根差していることに違いは無いが、スメタナとドヴォルザークと言う2人の偉大な先輩とは明らかに別路線を突き進んでしまった。語り口があまりにも独特なのだ。

さて、そんな孤高の作曲家ヤナーチェクの代表作は―と訊かれたら、オペラをあまり好まないヲタの皆様は一様に「シンフォニエッタ!!」と叫ぶだろう。そう、それで間違いない。オーケストラの規模はそこそこでかいんだけれども、演奏時間は25分程度の当時の交響曲としては短い曲だ。だから、小さいものを意味する“エッタ”なんだろう。この曲にはヤナーチェクの魅力がギュッと詰まっている。ヤナーチェク入門の名曲。金管の響きが滅法カッコよくって、弦の刻みとのマッチングが絶妙。痺れちゃう曲だ。こういう曲は、小さい音で聴くよりもデッカイ音で叫びつつ聴きたい。

ヤナーチェクの代表作とは言え残念ながら我が国で演奏されることはそれほど多くは無い。どうも、我が国では、この作曲家の評価はそれほど高くは無いようだ。ヨーロッパでも、チェコ以外では、オーストラリアの名指揮者マッケラス先生が、その普及に力を注いでくれたお陰で随分とメジャーな作曲家になったが、それ以前はやはりチェコローカルな作曲家ぐらいにしか思われていなかったらしい。ちょっともったいない話だ。

シンフォニエッタでおいらお気に入りのCDはビエロフラーヴェク盤。チェコ・フィルの美しい弦に、ビエロフラーヴェクは弱気になり過ぎない金管の音色も引き出してくれた。そんでもって、やかましくない。カップリングも秀逸。マルティヌーの交響曲第6番『幻想的交響曲』とスークの幻想的スケルッツォの2曲を組んだ。何ともファンタスティックな1枚。ドヴォルザークとスメタナ以外のチェコ音楽が俯瞰できる内容―を狙っているのかな?少なくても、ヤナーチェクとマルティヌーはそれぞれの代表作をカップリングしている。より一歩ディープなチェコ音楽入門と言ったところか。激推の一枚。


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HMVはHis Master's Voiceの略。蓄音機から聴こえる主人(Master)の声(Voice)を聴くビクターワンワン、ニッパー犬の商標を指す。この商標は、周知の通り日本ではVictorが権利を有しているが、アメリカではRCA(Radio Corporate of America)が、ヨーロッパではEMI(Electric and Musical Industries)が権利を有している。そもそもはイギリスのHMVと言うレコード会社が使い始めた商標で、HMVを基とするEMIが本来の会社と言える。

んで。HMVと言うCDショップ、もちろん、このゴタゴタの商標権の渦中の会社―だけど、どうでもいい。おいらは、今回、ここでそんなことを書こうと思ったのではない。前振りで、HMVの商標権のことを書いたんだけど、何か上手くつなげるのがめんどくなってしまった(;><)

―HMVのポイントカードが、インターネット・ショップと普通の店舗で共通になったのだ!!と言うことを書きたかった。「もう知っているよ…」って言われそうだけど、おいらはつい最近知って、喜んだばかりなのだ。これで、どっちで買ったほうが得か…考える必要が無くなった。こっちにはこんだけ溜まっているのにな、とか、色々考えるのはめんどくさい。そして、これだと音速でポイントが溜まっていく。こりゃ、完全にタワーレコードに水を開けたな!と勝手に思い込んでいるところ。

そして、もちろん、おいらのゴールドカードは継続されることになっている。

ところで、HMVのHP、トップからクラシックのページへ行くリンクの場所が少し前に変わった。おいらは癖で一番下のいつものところをクリックしたら、藤田真の渋い顔が出てきてビックリしたもんだ。

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Sir Georg Solti/The Maestroって4枚組DVDがリリースされる。「ほぇぇ~…」と流してはいけない。この中にR.シュトラウスの『4つの最後の歌』が収められていて、ポップが歌っているのだ。これで今年に入って、5枚目のDVDリリース。もちろん、初出を含む。出た順に整理しておこう。

ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』(1968年)
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』(1980年)
マーラー:『子供の魔法の角笛』(1984年)
スメタナ:歌劇『売られた花嫁』(1982年)
R.シュトラウス:『4つの最後の歌』(まだわかりません…)

凄い勢いだな…現役演奏家じゃあるまいし…と思うが、まぁ、嬉しい悲鳴だ。

さて…それとは別に、今日はヨッフム最後の来日公演のDVDを買ってみた。オーケストラは、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団。レーベルはAltus。ただし、“発行”はNHKサービス・センター。サービス・センターから発行されちゃうのねぇ~。音楽DVDとしては、何か違和感。ま、いっか、そんなことw

曲目は、モーツァルトの交響曲第33番とブルックナーの交響曲第7番。メインはブルックナーだけど、おいらが聴きたかったのはなんてったってモーツァルト。これは当たり。往年の力強さは無いにしても、しっかりとしたヨッフムらしいモーツァルト。躍動感と言うものはさほどに感じないが、がっちりと生命感が感じられる。充実の演奏だ。音色はさすがRCO、美しい。ヨッフムとRCOの付き合いも、この頃になると随分と長いから、信頼関係も充分なはず。現在主流になりつつある古楽器演奏とは違うが、文句を言うところはない演奏だろう。音質、画質共に文句なし。

それにしても、これだけの高齢にして、来日してくださったとは…ありがたき幸せ。もっとも、10歳にも満たないおいらは、当時興味があったとしても、行っていることはないだろうけど…(TдT)

jochum.jpg









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どうも、自分は人付き合いと言うのが上手くない。馬鹿正直。愚直。やっぱちょっと前に書いたようにブルックナー型人間なんだろな。あー、人間て難しい!めんどくさい!洒脱に小粋に、そればっかりで生きたいもんだ。おいらの理想。

別にそれとは関係ないけれど、何となく読む詩集―何ともいえず、メランコリックで…でも、色は灰色みたいな、淡々とした寂寥感のあるこの詩(↓)が好き。共感はしないけど。

思へば遠く来たもんだ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽車の湯気は今いづこ

雲の間に月はゐて
それな汽笛を耳にすると
しょう然として身をすくめ
月はその時空にゐた

それから何年経つたことか
汽笛の湯気を茫然と
眼で追ひかなしくなつてゐた
あの頃の俺はいまいづこ

今では女房子供持ち
思へば遠く来たもんだ
此の先まだまだ何時までか
生きてゆくのであらうけど

生きてゆくのであらうけど
遠く経て来た日や夜の
あんまりこんなにこひしゆては
なんだか自信が持てないよ

さりとて生きてゆく限り
結局我ン張る僕の性質
と思へばなんだか我ながら
いたはしいよなものですよ

考へてみればそれはまあ
結局我ン張るのだとして
昔恋しい時もあり そして
どうにかやつてはゆくのでせう

考えてみれば簡単だ
畢竟意志の問題だ
なんとかやるより仕方ない
やりさへすればよいのだと

思うけれどもそれもそれ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽車の湯気は今いづこ

こんなこと書きながら、流れている音楽は『くるみ割り人形』―はちゃはちゃ、めちゃめちゃw

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