朝一番で、越前鉄道とバスを乗り継いで永平寺へ。越前鉄道は単線、1両編成のローカル鉄道。運転手さんが、チケットの確認までする、まるでバスのようなノリで運行されている。バスには、おいらのほかは、1人だけ。途中から小学生が大量に乗ってくる。スクールバスに紛れ込んだようだ。
永平寺は曹洞宗の大本山。入り口から貫禄がある。通用門でチケットを買って中に入ると、靴を脱いで屋内に進む。ここでチケットの回収。で、言われる。今は、食事と回廊掃除の最中である、と。宝物館などを見学して、1時間ほど時間をつぶしてから案内される。さすがに床はピカピカ。ここは一度も靴を履くことをなく、お寺の内側だけ見学するタイプ。既に修行僧たちの姿は、あまりなかったのだが、それでも厳格な空気がピリピリと感じられる。マナーが悪ければ、警策(座禅のとき修行僧を打つ棒)が飛んできそうだ。ここにいると、宗教はすがりつくもんじゃなくて、自分の中にある何かなんだろうな、とか思う…いや、なんだかわからないけれども(汗)。
紅葉の永平寺を後にして、福井市内に戻り、夜の便で羽田へ。相変わらず、凄まじい勢いでバスが発着している。やはりこの空港は日本では、別格なんだな…。
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