http://schunsou.blog.shinobi.jp/
WRITE ≫
ADMIN ≫
音楽雑記&四方山話
カレンダー
12
2025/01
02
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
リンク
かき消された歳月
カテゴリー
CD&DVD雑記 ( 387 )
新譜雑記 ( 159 )
コンサート雑記 ( 58 )
音楽四方山話 ( 325 )
海の外の記録 ( 121 )
山岳雑記 ( 50 )
本の話 ( 14 )
四方山雑記 ( 329 )
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン ( 53 )
FMB200 ( 3 )
交響曲第○番といえば、これ!作品番号別人気投票 ( 10 )
あしあと帳 ( 1 )
自己紹介 ( 1 )
最新コメント
無題
[10/07 schunsou]
無題
[10/02 F2]
無題
[06/26 schunsou]
無題
[06/24 F2]
無題
[05/19 schunsou]
最新記事
大晦日
(12/31)
年末の曲
(11/30)
晩秋の北海道
(10/31)
旭岳の紅葉
(09/30)
欲しいCDと行きたいコンサート
(08/31)
ブロムシュテットの第九
(07/31)
スラットキンとカプソンを聴く
(06/30)
ウィーンとブダペスト
(05/25)
ウィーン
(04/30)
ロト&都響のストラヴィンスキー
(04/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
schunsou
HP:
metamorphosen
性別:
男性
趣味:
クラヲタ、登山
バーコード
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
ブログ内検索
過去の記事(Since2004.4)
2016 年 12 月 ( 1 )
2016 年 11 月 ( 1 )
2016 年 10 月 ( 1 )
2016 年 09 月 ( 1 )
2016 年 08 月 ( 1 )
2016 年 07 月 ( 1 )
2016 年 06 月 ( 1 )
2016 年 05 月 ( 1 )
2016 年 04 月 ( 3 )
2016 年 03 月 ( 3 )
2016 年 02 月 ( 3 )
2016 年 01 月 ( 7 )
2015 年 12 月 ( 8 )
2015 年 11 月 ( 7 )
2015 年 10 月 ( 5 )
2015 年 09 月 ( 5 )
2015 年 08 月 ( 3 )
2015 年 07 月 ( 5 )
2015 年 06 月 ( 5 )
2015 年 05 月 ( 15 )
2015 年 04 月 ( 3 )
2015 年 03 月 ( 3 )
2015 年 02 月 ( 3 )
2015 年 01 月 ( 3 )
2014 年 12 月 ( 5 )
2014 年 11 月 ( 5 )
2014 年 10 月 ( 7 )
2014 年 09 月 ( 5 )
2014 年 08 月 ( 11 )
2014 年 07 月 ( 7 )
2014 年 06 月 ( 6 )
2014 年 05 月 ( 7 )
2014 年 04 月 ( 5 )
2014 年 03 月 ( 8 )
2014 年 02 月 ( 7 )
2014 年 01 月 ( 8 )
2013 年 12 月 ( 7 )
2013 年 11 月 ( 11 )
2013 年 10 月 ( 11 )
2013 年 09 月 ( 8 )
2013 年 08 月 ( 8 )
2013 年 07 月 ( 7 )
2013 年 06 月 ( 7 )
2013 年 05 月 ( 8 )
2013 年 04 月 ( 5 )
2013 年 03 月 ( 10 )
2013 年 02 月 ( 8 )
2013 年 01 月 ( 10 )
2012 年 12 月 ( 12 )
2012 年 11 月 ( 12 )
2012 年 10 月 ( 10 )
2012 年 09 月 ( 11 )
2012 年 08 月 ( 10 )
2012 年 07 月 ( 11 )
2012 年 06 月 ( 3 )
2012 年 05 月 ( 11 )
2012 年 04 月 ( 11 )
2012 年 03 月 ( 7 )
2012 年 02 月 ( 10 )
2012 年 01 月 ( 5 )
2011 年 12 月 ( 10 )
2011 年 11 月 ( 10 )
2011 年 10 月 ( 5 )
2011 年 09 月 ( 8 )
2011 年 08 月 ( 16 )
2011 年 07 月 ( 7 )
2011 年 06 月 ( 10 )
2011 年 05 月 ( 11 )
2011 年 04 月 ( 10 )
2011 年 03 月 ( 7 )
2011 年 02 月 ( 22 )
2011 年 01 月 ( 11 )
2010 年 12 月 ( 11 )
2010 年 11 月 ( 22 )
2010 年 10 月 ( 8 )
2010 年 09 月 ( 20 )
2010 年 08 月 ( 11 )
2010 年 07 月 ( 7 )
2010 年 06 月 ( 16 )
2010 年 05 月 ( 18 )
2010 年 04 月 ( 10 )
2010 年 03 月 ( 21 )
2010 年 02 月 ( 17 )
2010 年 01 月 ( 12 )
2009 年 12 月 ( 10 )
2009 年 11 月 ( 11 )
2009 年 10 月 ( 16 )
2009 年 09 月 ( 17 )
2009 年 08 月 ( 6 )
2009 年 07 月 ( 21 )
2009 年 06 月 ( 17 )
2009 年 05 月 ( 25 )
2009 年 04 月 ( 15 )
2009 年 03 月 ( 8 )
2009 年 02 月 ( 13 )
2009 年 01 月 ( 8 )
2008 年 12 月 ( 21 )
2008 年 11 月 ( 13 )
2008 年 10 月 ( 6 )
2008 年 09 月 ( 8 )
2008 年 08 月 ( 3 )
2008 年 07 月 ( 3 )
2008 年 06 月 ( 3 )
2008 年 05 月 ( 10 )
2008 年 04 月 ( 7 )
2008 年 03 月 ( 7 )
2008 年 02 月 ( 7 )
2008 年 01 月 ( 1 )
2007 年 12 月 ( 8 )
2007 年 11 月 ( 12 )
2007 年 10 月 ( 5 )
2007 年 09 月 ( 3 )
2007 年 08 月 ( 6 )
2007 年 07 月 ( 13 )
2007 年 06 月 ( 7 )
2007 年 05 月 ( 18 )
2007 年 04 月 ( 19 )
2007 年 03 月 ( 18 )
2007 年 02 月 ( 13 )
2007 年 01 月 ( 16 )
2006 年 12 月 ( 17 )
2006 年 11 月 ( 20 )
2006 年 10 月 ( 20 )
2006 年 09 月 ( 17 )
2006 年 08 月 ( 16 )
2006 年 07 月 ( 23 )
2006 年 06 月 ( 22 )
2006 年 05 月 ( 26 )
2006 年 04 月 ( 26 )
2006 年 03 月 ( 26 )
2006 年 02 月 ( 25 )
2006 年 01 月 ( 29 )
2005 年 12 月 ( 28 )
2005 年 11 月 ( 25 )
2005 年 10 月 ( 15 )
2005 年 09 月 ( 3 )
2005 年 08 月 ( 3 )
2005 年 07 月 ( 2 )
2005 年 06 月 ( 5 )
2005 年 05 月 ( 2 )
2005 年 04 月 ( 3 )
2005 年 03 月 ( 7 )
2005 年 02 月 ( 7 )
2005 年 01 月 ( 3 )
2004 年 12 月 ( 3 )
2004 年 11 月 ( 7 )
2004 年 10 月 ( 3 )
2004 年 09 月 ( 3 )
2004 年 08 月 ( 8 )
2004 年 07 月 ( 8 )
カウンター
カウンター
アクセス解析
[
1332
] [
1331
] [
1330
] [
1329
] [
1328
] [1327] [
1326
] [
1325
] [
1324
] [
1323
] [
1322
]
■
[PR]
2025/01/23 (Thu)
■
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
* 04:20
【】
■
秋の夜長にシャルパンティエ
2013/11/12 (Tue)
■
古楽を聴く、バロックを聴くと言っても、器楽、特に、バロック・ヴァイオリンに偏りがちなのは、個人的には、良くないな、と思っている。ヴァイオリンを習っているので、そっちに興味が向いていくのは致し方がないんだけれども、そのせいで、聴く音楽の幅が狭くなると言うのは、褒められたことではない。バロック期の音楽について言えば、器楽曲が増えてきているとは言え、音楽の中心は声楽曲だった。そもそも、バロック音楽の誕生=オペラの誕生なのだから、声楽を抜きにしては語れないのだ。
と言うわけで、バロック期の声楽曲を聴いている。「ギーズ家のためのモテット集」をテーマにしたマルク=アントワーヌ・シャルパンティエの作品集。ギーズ家は、シャルパンティエがローマへの留学からパリに戻って以降、仕えた(または、「気に入られていただけ」という説も)貴族で、シャルパンティエは音楽好きのギーズ侯爵マリー夫人のために、相当な数の宗教曲を作曲した。シャルパンティエがローマから帰ってきたのが1667年で、1688年頃までギーズ家との関係が続いたことを考えるとその期間は約20年間にもなる。
この間、太陽王ルイ14世に気に入られて、王室の音楽関係を取り仕切っていたのは、ジャン=バティスト・リュリであり、シャルパンティエは、リュリとは仲が悪かった(と何かの本で読んだ記憶)。シャルパンティエがパリで活躍するためには、ギーズ家と言う大きな後ろ盾が必要だったのだろう。特に、シャルパンティエは、リュリと当時敵対関係になっていたモリエールと仕事をしていたので、リュリから音楽活動の邪魔をされたことは想像に難くない。ちなみに、リュリ自身もギーズ家の一族の者にその才能を見いだされて、出世の糸口をつかんでいる。
さて、今聴いている「ギーズ家のためのモテット集」は、そのタイトルの通り、上記の20年間に作曲されたモテットの一部を収めたもの。ミゼレーレ H.193、Annunciate superi H.333、それにこのCDのメインタイトルになっている聖母マリアのためのリタニ― H.83が収められている。また、それぞれの曲間には、器楽曲のアンティエンヌ H.526と序曲 H.536が演奏されている。有名なテ・デウムとは、まったく異なる静謐な作品揃いだ。
演奏は、セバスティアン・ドゥセ率いるアンサンブル・コレスポンダンス。ハルモニア・ムンディ・フランスからのリリースで、これがこのレーベルでのデビュー盤となる。それまでは、Zig-Zagから何枚かCDを出している。
今回のプログラムは、祈りの音楽だが、彼らの演奏は透明感があり、実に美しい。純粋な信仰心を持つ響きが、部屋の空気を震わせる。ココロ、洗われる。パリを訪問した際、シャルパンティエの活躍したギーズ家の邸宅だったスーピーズ館も見てきたのだが、その室内の様子を思い出しながら聴くのも、個人的には一興である。もちろん、シャルパンティエをイヤホンで聴きながら館内を巡ったんだけど、ここには貴重な公文書が展示されており、ナポレオンの自筆の文書などを見た記憶。音楽好きなら、パリを訪れる機会があったらぜひ寄りたい場所だと思う。
ちょっと話がそれたけれども、たまにはこういう落ち着いた、と言うか、綺麗なバロック期の音楽も良いなぁ…と思った、寒い寒い秋の夜…。
[0回]
PR
* 23:50
【CD&DVD雑記】
Comment(0)
▲
■ この記事にコメントする
HN
TITLE
COLOR
■
■
□
■
MAIL
URL
COMMENT
PASS
<
今後の新譜
|
HOME
|
プラムゾーラーの自主制作盤、第1弾
>
忍者ブログ
[PR]
Powered by
忍者ブログ
Design by ©
まめの
Copyright ©
[ 音楽雑記&四方山話 ]
All Rights Reserved.