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ツェートマイアーの『四季』
2012/11/06 (Tue)
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「普通は…」とか、「一般的には…」とか言うときは、慎重になる必要がある。それが、どこでの「普通」、「一般的」なのか。自分の中での「普通」、「一般的」をごり押ししちゃっていないか。
この「普通」、「一般的」は、何の説得力もないはずなんだが、言った本人は、それだけでまるで正論を話しているような気分になってしまうからたちが悪い。
さて、これを音楽に当てはめてみよう。「普通の演奏」、「一般的な解釈」…そんな演奏はまったく買う気が起きない。「音楽は、社会生活とは違うでしょ?」と、まぁ、そうなんだけれども、案外に「あの演奏は、普通じゃないから…」と批判しちゃうことはあると思う。音楽でこそ、「普通」なんてどこに基準があるんだか解らないもんだけれども、その自分の勝手な基準で「普通」、「一般的」と言ってしまう。「近頃の演奏では…」と、少し引いて客観的に、聴いてみる必要があると思う。それでこそ、自分たちが当たり前と思っている演奏だって、(古い音楽では)当の作曲家からしてみればずいぶん、変な演奏をしているのだろうから。客観的に見て「普通」、「一般的」と言える場合もあるので、まったく使っちゃいけない表現ではないと思うけど、主観的になっていないか気を付けた方がいいとは思う。
ツェートマイアー&カメラータ・ベルンのヴィヴァルディの『四季』を聴きながらそんなことを考えた。
1995年の録音。モダン楽器による演奏だけれども、ピリオド楽器の演奏顔負けのエキセントリックな演奏だ。まず、『春』の第1楽章、のっけから独特のアクセントを付けた響きに耳を奪われる。モダン楽器の演奏で、これほどまでに自由な演奏をしているのは寡聞にして聴いたことがない。第2楽章のヴィオラも、流れるヴァイオリンの仄暗いメロディに乗っかるような感じではなく、鋭い響きで、まるで別物のように突っかかっていく。楽譜に添えられた詩によれば、このヴィオラは犬の遠吠えを表しているのだそうだ。『夏』でも、独特の歌いまわしは影を潜めることはない。みんな大好き第3楽章の嵐でも強烈なアクセントと切れ味の鋭い響きが音楽を切り裂いていく。完全にピリオド型の演奏。『秋』も流麗にはいかない。第1楽章は、収穫を終えた小作農たちの酒の入った踊り。だからか、アゴーギグな演奏がぴったりくる。第3楽章も、単なるのどかな狩とはいかない。『冬』の第1楽章のヴァイオリンの重音は歯の震える音を表現しているのだが、ツェートマイアーの演奏は、本当に寒々しい(笑)。切迫感すらある。第2楽章の美しいメロディは、速いテンポで駆け抜けてしまう。あっという間に第3楽章の寒い世界に引き摺り出される。
ピリオド解釈の演奏だからにして、至るところで即興的な演奏を披露しているし、テンポもいいので、聴き飽きた超有名曲が、新しい音楽として耳に届くことだろう。『四季』のあとに収められた2つの協奏曲もRV.253(『海の嵐』)、RV.583も同傾向の素晴らしい演奏。
ツェートマイアーと言えば、ムジークフェラインでブロムシュテットと共演したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いたことがあるんだけれども、これも強烈だった。ブロムシュテットって、保守的なイメージがあったんだけれども、先日の来日演奏会を聴いても、案外、ピリオド奏法に理解がある。まぁ、時代の流れだからなぁ。良いことだと思う。ちなみに、ウィーンでは、ツェートマイアーの演奏で、ワサワサなっていて面白かった。隣の老婦人は、首を横に振って、半分お怒りモード。オーストリアって、聴衆は保守的といわれているのに、なんで、アーノンクールだの、ツェートマイアーだのと言った個性派が出てくるんだろう。ちょっと不思議。
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