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『わが祖国』より「ヴルタヴァ(モルダウ)」2種聴く。
ひとつは、アンチェル&トロント響による1969年録音のもの。1968年ソ連軍の戦車によって祖国の首都プラハが蹂躙されたこと(プラハの春事件)から、演奏旅行中のカナダで帰国を断念し、そのまま亡命した直後の演奏。
もう一つは、クーベリック&チェコ・フィルによる1991年録音のもの。無血革命によりソ連軍から開放されたプラハで行われた第1回「プラハの春音楽祭」オープニングコンサートで42年振りに祖国の指揮台に上った際のライヴ。

アンチェルは、2度と祖国の土を踏むことなく、この演奏の4年後、失意のまま異国の地に没した。
クーベリックは、祖国に帰ることができたが、42年もの間、異国の地で何度も何度も名演と呼ばれる『わが祖国』全曲を演奏、録音し続けた。
それぞれの祖国への熱い思いを込めた2つの名演奏。
…こういう音楽はもう二度と響かないでほしい。

しかし、すすり泣き、叫ぶような音楽の後にあきらめた様な一音を残して消えるアンチェルの思いに今の世界は答えているだろうか?




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