朝、ドレスデンを離れる。もちろん、バスで。次に目指すはライプツィヒ。未踏の音楽都市へ。
お昼前に着いて、すぐにホテルにチェックインさせてもらい、早速、音楽散策開始。
まずは、トーマス教会へJ.S.バッハ詣で。オルガンが轟々と響いていた。せっかくなので、トーマス教会のショップへ。ここで日本人の団体さんと遭遇。会計がいつまでたっても終わらないので、ひとまずすぐ近くにあるバッハ博物館へ。しかし、ここにも日本人の団体さん。日本語オーディオガイドはすべて貸し出し中…。どんだけ大人数の団体だよ…。まるで日本の博物館にいるような気分で見学。
続いてゲヴァントハウスの前を通り、メンデルスゾーンハウスへ。メンデルスゾーンがライプツィヒにいた頃にすんでいた家のひとつ。貴重な肖像画等を見学。メンデルスゾーン好きにはたまらない。
その後は、ライプツィヒ音楽軌道に沿って散策。これは、ライプツィヒ市が定めたもので、路面に埋め込まれた波状のプレートを辿っていくとライプツィヒの主だった音楽史跡や施設を巡ることができる。結構優れもの。ウィーンにも見習って欲しい。
しかし、そこそこ長いので、体力には余力を持ってい挑むべき。
さて、今夜は、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート。演目は、生誕150周年を記念して、ニールセンの交響曲第3番、それから定番のベートーヴェンの交響曲第7番。ゲヴァントハウスでこんなプログラムを振る人は、1人しかいないだろう。そう、ヘルベルト・ブロムシュテット。
十八番2曲、さすがに凄かった。特にニールセンは好きな曲な上に、初めての生演奏と言うこともあって、全身鳥肌が立った。ガッチリとしながら、流れるような響き。堪らない。カメラが入っていたが、これは放送用だろうなぁ。
コンサート後は、カフェバウムへ。シューマンが夜な夜な仲間と集まって音楽談話に花を咲かせていたことで有名なカフェ。店内にはシューマン以外に、多数の音楽家の肖像画やサインが並べられている。日本にもそういう
店あるけれども、ここのものは一味違う。
シューマンのテーブルの隣で食事。
音楽だらけの1日だった。
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