内容は、イギリスの民謡が中心である。Down by The Sally GardensやDanny Boyなんてのも入っている。しかし、イギリスの民謡集をただ単にフルートでやってみましたって感じではない。曲によってはバグ・パイプを使ったりしているせいもあるんだろうが、ケルトっぽさは出しているようだ(それはどんなだと聞かれるとこまるけど(汗))。もちろん、サヴァールのように古の響きがするわけじゃない。サヴァールの音楽が、ケルトだとするならば、ケルト風の音楽。タイム・マシンにはならない。しかし、それでも、やっぱりゴールウェイのフルートは綺麗だし、異国情緒漂う音楽世界は、実に幻想的だ。これはこれで悪くない。ケルティック・ミンストレルと言うよりは、イングリッシュ・ファンタジーと言う気もしないではない。まぁ、これはこれで結構楽しめるので、時折聴くことになるかな。