HMVのニュース一覧を見ると、○○アワードとか、○○レコード賞と言う文字が見え始める11月。寒さとともに、こんなもので冬の足音を感じるクラヲタ・ワールド。とは言うものの、まだまだ「欲しいものリスト」には、年内発売予定の「ご予約商品」がズラリと並んでいる。それだけじゃなくって、今秋発売された新譜でも手が回り切っていないものもあって、まったく2013年の気になるCDを聴き切った気分にはなれない。
それなのに、○○アワードとか、○○レコード賞とか…まるでピンとこない。1月か、2月頃にやれば、納得いくのに。あ、いや、ほとんど見ないんだけどね。
ちなみに、年内発売予定のCDで注目のものと言えば、何と言っても、アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのモーツァルトだろう。プログラムは、交響曲第35番『ハフナー』とポストホルン・セレナード。2010年のアーノンクール最後の来日公演と同じプログラムだ。オーケストラも同じ。聴きに行ったものとしては、是非手元に置いておきたいCDだ。ムジークフェラインでのライヴ録音と言うのもうれしい。レーベルは、ソニー。
ナクソスからは、スラットキン&リヨン国立管弦楽団のラヴェルの管弦楽曲集。今回で第2弾。第1弾から1年を経てのリリース。ラ・ヴァルスをはじめ、今回も魅力的なプログラムだ。スマートに鳴り響くスラットキン節に今回も期待したい。
他にも興味深い録音がいくつかあって、2013年はまだまだ熱い!逆に財布は寒くなっていきそう…。旧譜には振り返らず進みたい(汗)。無理か…。
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