勢いで購入→ハイティンク&BPOのマーラー交響曲第1番同第2番(DVD)。
ハイティンク&BPOのマーラーはCDで全集が完結したら買おうと思っていた。
…が、フィリップスとの契約が切れたんだか、切られたんだかで、途中で頓挫。
自分も何だか、気分が乗らなくて買わずに今まで来てしまった。
ハイティンクは既にフィリップスにRCOと全集を録音しているのだから、
も1回同じ指揮者で同じレーベルに録音するなんて実は結構バブリーな話だった。
とは言え、ここ20年ほどのハイティンクの評判は悉く良い。
例えば、BSOとのブラームス。渋いが重量感のあるサウンドが、
実に心地好くどっしりと心に響いてくる名演だった(廃盤中)。
或いは、近年、評判のLSO Liveシリーズでの、ベートーヴェンやブラームス、
更には、SDとのブラームス、ONFとのマーラーなどなど、
愛好家の間では高い評価を得ているものばかり。
やはり、「惜しかった!」全集の頓挫なんだろうなぁ。
CD聴いたことないけど(笑)。
で、今回のDVD、これはやはりフィリップスから出ているのだけれども、
どうやら音源は異なるらしい(年代が少しずれているっぽい)。
映像は、ライヴで音質も良好。ライヴならではの臨場感、緊迫感もある。
派手ではないが雄渾な響き、がっちりとしていながら、雄大な音楽は流石。
明らかにフィリップス時代後期以降のほうがハイティンクは良い。
ただ…指揮の見栄えは良くはないな…。
もちろん、CDで聴くだけよりも、DVDの方が面白いし、
値段も安い(この2曲だとCD3枚組み6,000円位してしまうのでは)。
で…このDVD全集になるのかな?
兎に角、6番を鑑賞してみたい。
[0回]
PR