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LA FOLLE JOURNEE au JAPONの影響で今年は何となくSchubertな年なのだ。Golden week直前の今頃ともなれば、CD Shopは入門者向けに、『ます』のおススメCDなんかをゾロリと揃えていたりする。そんなタイムリーな頃合に、おいらは秋葉原のガチャポンでSchubertの胸像を引き当てた。もうこれは激しくSchubert三昧になるしか。とりあえず、実際に聞くMass No.6とStabat Materを聴かねば。あ、両方とも未だに空席あり。フレンズ先行販売発売日当日に必死になって取ったけど、未だに空席とは悲しい。この音楽祭では、演奏家よりも曲目で人気が動く。そこが普通の演奏会と違うところ。とりあえず、『ます』大人気。今年の屋台村はニジマスの塩焼きで埋め尽くされる(ウソ)。

ところで、今年はコスプレないんだろか。一昨年は怪しいのがたくさんいて楽しかった。夜の女王とか、夜の女王とか、夜の女王とか。でも、去年はなし。ムソルグスキーの格好とかして欲しかった。ただの酔っ払いになるけど。新橋から軽く調達可。なんなら、グラズノフもつけておこう、とか。いや、もう過去のこと。今年やるならとりあえず魔王…ってとこかな。

schubert-gachagacha.jpg













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曇天ながらものどかな小春日和に誘われて、自転車に乗り秋葉原へ。まずは、電源の入らなくなったポータブル・デジタル・オーディオ・プレイヤーを修理に出すべく、購入もとのヨドバシカメラへ。「ホールドが掛かっているとどのボタンも効かなくなります」―一発解決!MEDIA keg起動!照れ笑いを浮かべつつ、次なる目的地、石丸電気へ。最近、欲しい音楽ソフトが次々とリリースされていたので、まとめて買うつもりではあった。

ところが!行ってみると、HMV On-lineではまだ発売になっていなかったものまで出ている始末。しょうがないから全部買った。18,000円近くも買った。大人買い。でも、もう暫くは買わない。何せ、音楽ソフト購入抑制キャンペーン中なのだ。で、以下、買ったソフト。

●マーラー:交響曲第6番『悲劇的』
  ハイティンク指揮シカゴ交響楽団
●メンデルスゾーン:交響曲第4番『イタリア』、
             同第5番『宗教改革』
  クリヴィヌ指揮シャンブル・フィルハーモニック
●シューベルト:ミサ曲第6番
  コルボ指揮ローザンヌ室内管弦楽団、
           ローザンヌ声楽アンサンブル
●メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番
  ショパン、R.シュトラウス:チェロ・ソナタ
  ピアティゴルスキー(vn)フィルクスニー(pf)他
●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 他
  ミルシテイン(vn)アバド指揮
     ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
●ニールセン:交響曲第2番『四つの気質』(DVD)
  ストコフスキー指揮デンマーク放送交響楽団
●チャイコフスキー:交響曲第5番、ピアノ協奏曲第2番
  プレトニェフ(pf)フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団

これに購入金額1万円を超えたと言うことで今更ながらharmonia mundi, franceのカレンダーを貰ってきた。去年リリースしたCDの表紙を使用したカレンダーでなかなかセンスが良い。アーティストの写真も小さく入っていて◎。HMFにしても、naiveにしても、フランスのレーベルはジャケットのセンスが良いからカレンダーにしてもとても良い。さて、買ってきたソフトの一部について、簡単に感想を。

まずは、リリースされたばかりのハイティンクのマーラーの交響曲第6番。ほぼ同時に、ゲルギエフ&ロンドン交響楽団も同じ曲をリリースして相乗効果を生んで話題を呼んでいる。ただでさえ、注目を浴びそうな2つのコンビなので当然のこと。しかも、両方ともオーケストラの自主制作盤。一昔前なら、メジャーレーベルが録音して、大々的に売り出していただろう。良いことか悪いことか判らないけれども、ファンとしては産地直送的な美味しさを味わうことが出来ている。

おいらは、この曲を2ついっぺんに買うのは気分的にヘビーだったのでハイティンク盤だけを買ってきた。聴く前に、演奏時間を見てみて驚いた。90分41秒―長い。長すぎる。実際聴いてみると確かに遅い。人によっては、この遅さが、弛緩しているように聴こえてしまうだろう。しかし、おいらは良い。この曲に限って言えば、ゆっくりとじっくりと攻めてもらうのが好きだ。そして、オーケストラがシカゴ響と言うことで、パワーを!と思ってしまうが、力で押し切ることはなく、意外にも端正と言っても良いほどの響き方をする。怒鳴り散らさない透徹した響きが、巨大な音楽を築き上げていく。第3楽章に持ってきたAndante moderatoも感情的になりすぎずにとても美しい。ハイティンク円熟の演奏と言ったところだろうか。力技の演奏なら若手に任せておけばいいのだ。と言って、緊迫感はさすがのもの。冷静な演奏なのに、空恐ろしげな響きを見せ付けられ、ぞっとする。名演だ。

このコンビ、来年1月に来日してこの曲を演奏してくれる。S席40,000円と破格のチケット代だが、この曲をこのレベルの演奏で聴けるのは日本では10年に一度もないだろうから、行っても損はないだろう。

次に、クリヴィヌのメンデルスゾーン。こちらは1年以上前に出たもの。クリヴィヌ自身が創設したシャンブル・フィルハーモニックと言う新しいオーケストラを振っての演奏だ。シャンブルはフランス語で室内の意味らしい。だから、室内フィルハーモニックと言う名前になる。イギリスのフィルハーモニア管弦楽団的な命名だと思えばいいだろうか。さて、演奏のほうだけれども、これも良い演奏だった。フランスのオーケストラと言うことで重厚に鳴らさないのがメンデルスゾーンには良い。『イタリア』の冒頭部(のだめドラマでもよく使われていた部分)でちょっと線の細さを感じたけれども、弾んでいて◎。ショルティみたいに戦闘的でなくて、ホントにイタリアの明るい太陽のような演奏。爽快。『宗教改革』も軽やかだ。終楽章も軽快に畳み掛けてくれる。変なところはない。良い。こういう演奏好きだ。

対して、ピアティゴルスキーのメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第1番は鈍重な演奏だった。メンデルスゾーンにこれはありなのか…。メンデルスゾーンの青年作曲家的な爽やかな印象は薄い。まぁ、そんなのばっかじゃ面白くないかもだけど。

…感想は以上。他のは、また今度気が向いたときにでも。

mendelssohn-krivine.jpg





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また魚を解体した。今日は、アカムツ、ノドグロ。高級魚。と言っても、うちの近所は物価が安いので、30cmオーバーで1,200円。格安なり。3倍の値段でも不思議はない。とは言え、高級魚を解体するのは何だか、緊張する。

このノドグロという魚、身がフワフワにやわらかい。そして、脂がのっている。捌いていると手がベタベタしてくるほど。ふんわりこってり。だから、美味い。塩焼きにすると、お皿の上に脂がたっぷりと染み出てくる。箸でつまむとホクホクの身から緩やかに煙が上がる―。

あ、でも、今日は贅沢に刺身&しゃぶしゃぶにしてみた。やっぱりフワフワ。美味。あらは潮汁っぽくしてみた。脂が染み出て、これまた美味。何しても美味しい魚なんだなぁ。日本海でしか獲れない魚らしく、山陰や北陸産のものをよく見るけど、今日の魚は長崎産。長崎産って…最近多いような…。

nodoguro-sashimi.jpg










先日のホウボウと違いが判らないかも…撮り方のせいか。

ushiojiru.jpg










潮汁にねぎぶっかけ~!手を適当にしか洗わないで飲んだら生臭かった(涙)

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コレハペンデスカ?

イイエ、ソレハケシゴムデス。

以前、このブログで『新日本語学校』と言うCDを紹介した。ラーメンズが、外国の日本語学校を面白おかしく表現したものだ。まず、先生が模範の音読をして、その後に生徒が続く…と言うのを延々と続ける。例えば…

先生「これは、銀座線ですか?」
生徒「これは、銀座線ですか?」
先生「いいえ、とんでもない、地下鉄です」
生徒「いいえ、とんでもない、地下鉄です」

ってなあんばいだ。文字にしても面白くないんだけど、実際に聞いてみると結構、滑稽。で、笑ってからふと考える。自分たちはどうだったのだろうかと。中学校の英語の最初の方の時間―記憶が定かではないが冒頭のような例文を読んでいたような―。超リアルなペン型消しゴムの話。いらん(笑)。英語圏の人が見たらどう思うだろう?『新日本語学校』が笑えない。

んで、
こんなニュースがあった。「偶然だぞ」直訳とは恐ろしい。福留は活躍する度に、ファンから「ありゃ、まぐれ当たりだでよ」と言われるのだ…って、解釈は嫌味っぽい。どの例にしても、他国の言語に果敢に挑戦したが故の間違い。笑っちゃいけない。けど、滑稽。

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♪チャンチャカチャカチャカチャンチャンチャン♪
♪チャンチャカチャカチャカチャンチャンチャン♪

近所の魚屋に行ったら、美味しそうなホウボウと鰯があったので、久しぶりに料理をする気になったのだ。ホウボウは刺身、鰯はなめろう。鰯のなめろうは先日、いつも行く居酒屋で食べたのがとても美味しかったので挑戦してみることに。

そもそもおいらの料理は漁師的なので、房州の漁師料理、なめろうは簡単に出来そうな気がした。刻んでしまうので、そう丁寧に捌く必要がない。そして、余ったら焼いてしまうえば、さんがになる。で…できた。もっさりと…。おお…。お店で食べてもそうだけど、なめろうって見栄えが悪い。これを美味しそうに盛り付けるのは至難の技なり。漁師的男料理なのだ。

namerou.jpg










ほうぼうはそれなりに出来た。体が丸っこく捌きやすい魚だ。3枚に下ろす練習にも良いような魚かも。見た目も皮を引いた後が銀色に輝いて綺麗だし、味も白身の魚の中でも特に美味しいほうだ。結構立派なサイズで450円とはなかなかお買い得の魚だったな。お皿いっぱいに出来てしまった。

houbou.jpg










そして…やっぱり余ったぞ、なめろう。さっそく焼く。焼いただけで別の料理になってしまう。さんが。美味い。もっと焼いても良かったかも(笑)。

sanga.jpg














これに鰹、鯨の刺身を加えて魚三昧の夕食を楽しんだ。ホウボウ以外のお値段は…

鰯…300円
鯨…450円
鰹…680円

この時期で鰹680円かぁ~。

目には青葉、山ほととぎす、初鰹

とは言ってもまだ青葉もろくろく出ていない(笑)。だいぶ南の方で獲れたんだろうなぁ。江戸時代の初鰹は伊豆沖のものだったというから、まだまだ今の時期は鰹の時期ではなかったのだ。それがこの時期に早くも初鰹。ありがたい時代になったもんだ。

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Behold, the sea itself,
And on its limitless, heaving breast, the ships:
See, where their white sails, bellying in the wind speckle
the green and blue, See, the steamers coming and going,
steaming in or out of port.
See, dusky and undulating, the long pennants of smoke
Behold, the sea itself, And on its limitless,
heaving breast, the ships.

見よ、あの海そのものを、
そしてその果てなくうねる、胸のような海原に浮かぶ船たちを
見よ、そこで風に膨らむ白い帆船が、
緑や青の海に点々と浮かぶところを、
見よ、港に出入りする、蒸気をはきながら行き来する汽船たちを、
見よ、暗くはためく三角旗のような細長い煙を、
見よ、あの海そのものを、そして、その果てしなくうねる、
胸のような海原に浮かぶ船を


…と言うわけで、行ってまいりました。東京交響楽団の東京芸術劇場シリーズ第95回演奏会。指揮は大友直人で、プログラムは、ヴォーン・ウィリアムズ(以下、RVW)の“グリーンスリーヴス”の主題による幻想曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、そしてメインがRVWの海の交響曲(上の詩は、海の交響曲の冒頭の歌詞)。

在京の楽団が海の交響曲をやってくれるとは…さすがはアニバーサリー、ヴィヴァ、RVW没後50年。日本じゃ、RVW滅多に演奏されないからなぁ。すっごく貴重な体験だ。ちなみに、おいらがRVWを生で聴いたことがあるのは、A.デイヴィス&BBC交響楽団のロンドン交響曲とスラットキンがNHK交響楽団を振ったタリス幻想曲だけ。

海の交響曲はド派手な交響曲だ。ファンファーレに続き、一気呵成に合唱と大管弦楽が巨大なエネルギーとなって迸り出る。CDで聴いていてもなかなかのものだけど、生で聴くとほんとに凄い。圧巻。痺れる。Behold, the sea itself!!一緒に叫びそうになった。何にも考えずに1時間、RVWワールドにどっぷり浸った。演奏がどうのと言うより、海の交響曲を生で聴けたと言うことでとても幸せな時間がすごせた。うん、良かった良かった。

ところで、今日の演奏会、ちらほらと空席があるだけで、ほぼ満席だった。空席は今日来れなくなった人の席くらいのものだろう。そうお客さんを呼べるようなプログラムではないのに、なんなんだろうなぁ。年齢層が若返ったわけではないので、ほれ、あれ、団塊の世代ってやつかなぁ。それとも熱狂の日とか、のだめの影響かなぁ?良いのか悪いのか判らないけど、ちょっと意外な感じだ。これで若い人がこれば、ある程度、将来的にも日本のクラシック界に明かりが見えるのかも。

あ、そういいつつ、おいらは、コンサートと言えば、最近熱狂の日くらいしか行っていない…。マナー的においらは小うるさいこと言わないほうだと思う。若い人も憶さずに熱狂の日以外のコンサートに行ってみるのが吉。

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すげぇな、サー・コリン・ディヴィス、なんでもやりおる。今度の新譜は『ベンヴェヌート・チェッリーニ』全曲だって。この曲名見て、作曲家がベルリオーズと判った人、どんだけいるだろう?サー・コリンはベルリオーズを得意としているのは知られていることだけれども、『ベンヴェヌート・チェッリーニ』ってなんだ?HMVで検索してみても、流石に録音は少ない。そして、驚くべきことに、サー・コリン以前にPHILIPSにも録音している。採算度外視…に見えるけど実際どうなんだろう?

そう言えば、サー・コリンといえば、モーツァルトも得意。あとシベリウス。2度交響曲全集を完結させていた記憶。イギリスの指揮者だからにして、エルガーなんかも得意だ。ひょこっとドヴォルザークの交響曲6番なんてのもやったりする。ブリテンも得意だ。何でも屋と言ってしまえばそれまでだけど、一つ一つ割りとスペシャリストっぽい評価を受けているのが凄い。全く統一感ないのに…。時々、イギリスの指揮者であることを忘れそうになるw。

そう言えば、イギリスの指揮者が必ずと言っていいほど録音するウォルトンの交響曲第1番を録音したのはつい数年前だった。もういい年なのに…。

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ホワイトデーとはバレンタインデーのお礼的な日。もちろん、日本だけの風習だ…と思ったら、安易且つ、信頼度70%の知識源“Wikipedia”は意外な事実を教えてくれた。ホワイトデーは台湾や韓国でも広がっているのだと。ささやかな広がりだけど、他の国でも需要があるのだ。

更に、韓国ではブラックデー、イエローデー、ローズデーと言うのがあるという。ブラックデーは4月14日で、バレンタインデー、ホワイトデーで恋人が出来なかった人たちが、黒い服を着て集まり、チャジャン麺とか、ブラックコーヒーを口にすると言う。さらにブラックデーでも恋人が出来なかった男性には5月15日のイエローデーが待ち受ける。この日に黄色い服を着てカレーを食べないと恋人が出来ないのだそうだ。また、恋人のいる人にとっては、この日はローズデーとなり、恋人同士でバラを贈りあうと言う。

すげぇ…もう、すげぇ…としか言いようがない。これ、各業界が思いついて節操なく作ったんだろか。にしても、全部、受容されてしまうってのが、これまたすげぇ。しかも、この発想ならホワイトデーは、バレンタインでチョコをくれた人に白衣を着てイカをプレゼントする、とかになりそうだ。ならないかwとにかく、イベント好きなんだね、韓国人。ノリの良い国民性だ。とは言え、みんながブラックデーやっているとはとても思えない。いや、思いたくない。10%以上の人がやっていたら偉大。

Wikipediaによれば、日本でも4月14日はオレンジデーと言うのがあるらしい。想像に難くはないが…愛媛の方々の発案だそうだ。流石に受容されていない。韓国に倣ってノリよく受容すべきなのか。

それはそうと、ホワイトデーってチョコのお礼にアメをプレゼントする習慣だったような…。アメでいいのか?アメなら、沖縄限定発売の「まーさっさーシークァーサーキャンディ」が◎。沖縄限定発売だけど、うちの近所の商店街で売っているのだ。でも、チョコのお礼にこれは…。

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交響曲第8番『千人の交響曲』をいつも『八千人の交響曲』と言ってしまいそうになる。フランチェスカッティをフランチェスカルラッティと言ってしまいそうになる。バルビローリをバビローリと言ってしまいそうになる。

…と言うのはクラヲタ的なおいら&おいらの周りの人の勘違い話。普通の話は…こんなのがあった。ロイヤル・ホストにて、シーザーサラダを頼みたかった隣席の紳士。

「シーサイドサラダお願いします」

言い間違え、勘違いは結構ある。そして、自信を持って、言ってしまうと恥ずかしい。でも、言ってしまった本人は恥ずかしいけど、周りは楽しい。需要があるんだから、どんどん供給すべきだ(笑)。

CDショップにて、女性連れの気取った男性。

「おれ、ショパンのピアノコンサートが好きなんだよね」
と言って、取り出すコンチェルトのCD。Concert…Concerto。

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熱狂の日事務局から公演時間変更の連絡。ロッシーニの小荘厳ミサ、2公演の演奏時間を下記の通り変更するとのこと。なお、その後の公演についても、繰り下げられる(各一公演)。

5月4日 公演番号347
      20:00~20:45→20:00~21:20
5月5日 公演番号443
      13:00~13:45→13:00~14:20

ほぉ、そうなんだ…って、えー!!小荘厳ミサは80分近い曲なのに、45分の演奏時間しかとっていなかったんだ。凡ミスなり。「変更情報の更新」…でいいのかな?プログラムに影響出ちゃった人は、やむ得ぬ変更で済まされちゃう範囲なのかな?おいらは特に影響はないけど…。つか、プログラム作りってどういうスタッフでやっているんだろう?「いやぁ~、そんな長い曲とは知りませんでした」とかw。巨大なイベントなんで大変なのでしょう。

ちなみに、他の公演は、45分だからこの公演は得だ。80分もコルボの音楽に浸れる。

先週末あたりから、この曲もちょくちょく聴くようにしているが、なかなか素敵な作品だ。ロッシーニ晩年の作品なのだけれども、ロッシーニって若いうちにほぼ作曲の筆を折っちゃった人で、晩年の作品って凄く限られている。オペラ作曲家として知られているけど、オペラの作曲をしていたのは30代後半まで。だから、世間一般で知られているロッシーニって、30代までのもの。その後は、美食にふけって余生を楽しんだ、ってのが良く知られている話。その美食にふけるのもそろそろ飽きてきたか…と言う72歳頃に書かれた作品がこれ。

教会音楽に手を出して、これは悟っちまったのか、と思いきや、ロッシーニはそんなにぬるい男じゃなかった。やっぱロッシーニはロッシーニ風。歌心満載の美しくも明朗な音楽。ヴィヴァ、ウィリアム・テル。たまにオペラ聴いているような錯覚に陥ることも。いろんな意味で傑作なり。これが、ロッシーニの荘厳。ちなみに、オーケストラ版もあるらしいけど、オリジナルは、ピアノ伴奏。それが小荘厳たる所以。まだ、途中までしか聴いていないけど、是非、演奏会場にも足を運ぶことをお勧めできる作品。

ちなみにおいらが聴いているのは、クレオバリー盤。ポップ、ファスベンダー、ゲッダと往年のスター歌手がぞろりと揃い、伴奏のピアノをラベック姉妹が弾くというバブリー盤。お勧め。EMIの廉価盤で入手可能。ジャケットが安っぽいのは、勘弁。

rossini.jpg





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