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ヴァイオリン教室、ただいまの課題は、タイス迷走曲…もとい、瞑想曲。さほど練習もせず、タラタラと続けてきたヴァイオリン教室だが、ついにタイス瞑想曲である。まじめに練習していたら、今頃、シャコンヌを弾きこなしていたはず(汗)。

タイス瞑想曲はこれまで弾いてきた曲に比べて、ポジション移動が多く、めんどくさいと言えばめんどくさい。バロック系の曲に比べると感情表現も割合と派手だ。やはりロマン派は、メリハリを効かせないと聞きものにならない。そこが難しいし、面白い。

ただ、この曲、合奏するものではないんだよね。レッスンで上手くマスターして好きな時に弾けるようになればいい。聴かせられるレベルにするのは難しいかもだけれども。

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■ 盛岡へ

昨日、一昨日と野暮用で盛岡へ。盛岡は10年ぶりくらいだろうか。まだ、「はやぶさ」は走っていなかった。更に遡って、新幹線で盛岡にはじめて行ったのは、17年前のことだ。一口に新幹線と言っても、随分と進化した。一体、あの頃とあの頃はどのくらい時間をかけて行ったのだろう。東北新幹線の終点と言うこともあって、随分と遠くに感じたものだ。実際、地図を開いてみると、東北でも随分北の方にある。

それが今回、「はやぶさ」を利用してみると僅かに2時間ちょっと。東京を出発して、上野、大宮を出ると仙台までノンストップ。試しに、速度計のアプリで計測してみると、最高で320㎞/時オーバー。誤差はあるんだろうけど、「のぞみ」と比較しても明らかに早く感じる。

実は、「はやぶさ」はTGVと並び営業速度で世界最高の列車なのだそうだ。ちなみに、「のぞみ」は、東海道新幹線で最高285㎞/時、山陽新幹線で最高300㎞/時なんだそうだ。ちなみに、今話題の北陸新幹線は、諸事情あって、最高260㎞/時。

TGVは、運良くまともに走れば…の話。ヨーロッパの鉄道は速度よりも先にやることがたくさんあるはず。安全性と安定性を鑑みれば「はやぶさ」は世界最高の鉄道と言えるだろう。

早く「はやぶさ」が札幌に乗り入れられることを願うばかりだ。

さて、盛岡。名物は、盛岡3麺。じゃじゃ麺、わんこ蕎麦、冷麺。このうち、今回は、じゃじゃ麺と冷麺を食べてみた。じゃじゃ麺は、茹でたうどんの上にきゅうり、特製の味噌を乗せた、もっさりとした麺だ。これは好き嫌いの分かれるところだ。自分は、うん…(汗)。

冷麺は…なるほど、おいしい。これ、キムチがない方が、麺とかスープを楽しめるのではないだろうか。盛岡に行ったら、ぜひ、冷麺を。

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昨日、トーマス・ダウスゴー指揮東京都交響楽団の演奏会へ。会場は、久々のサントリーホール。演目は、日本初演となるサーリアホによるクラリネット協奏曲“D'OM LE VRAI SENS”とニールセンの交響曲第3番。クラリネット独奏は初演者のカリ・クリーク。作曲者も臨席。

サーリアホの作品は、中世のタペストリー『貴婦人と一角獣』にインスピレーションを得て作曲されたもの。このタペストリーは1500年頃に6連作として作製されたもので、名品として知られているものの、謎に満ちたものであるという。6連作に対し、6部構成となっている。

真っ暗に電気を落とされたホールの中で、曲は静かに始まる。やがて、舞台の袖から、クラリネットの強烈な咆哮が聴こえてくる。どうも、これは一角獣(ユニコーン)の嘶きらしい。空想の動物なのに妙に生々しい響きだ。

1階客席の端から登場したカリ・クリークにスポットライトが当てられる。壁に映し出されたシルエットはどこかピエロっぽく、現実のものに見えない。丸で切り絵のようだ。動きもまた軽妙で、実に芝居上手だ。

いかにもゲンダイ音楽の響きではあるけれども、ファンタスティックでどこか怪しげな響きに満ちている。最後の1枚だけは、コンサートの解説書に載っているものの、他の5枚の絵がどんなものであるかはわからない。だけれども、絵の雰囲気は十分に伝わってくる。

ヴァイオリン奏者たちが演奏しながら舞台から降りてくるという演出の中、曲は静かに終わる。ちなみに、タイトルの“D'OM LE VRAI SENS”は「人に真なる感覚/意味」と訳すことが出来るらしい。6枚目のタペストリーのタイトル“A mon seul desir”のアナグラム(文字を入れ替えて別の文章にすること)となっている。この隠された文章から、最初の5枚の絵は5感、最後の1枚の絵は第6感を意味していると考えられている。

演奏後は大喝采。独奏者のカリ・クラークは、とにかく上手い。芝居も含めて、他にこの曲を演奏できる奏者はいるんだろうか。

休憩を挟んで、ニールセンの交響曲第3番。今月2度目の実演。1度目は海外公演とは言え、あまり演奏されないこの曲を短期間の間に聴き比べられるとは。ちなみに1度目は、ブロムシュテット指揮ゲヴァントハウス管弦楽団。

冒頭からゲヴァントハウス管弦楽団と都響のパワーの違いを思い知る。これは、きっとダウスゴーの指示と言うよりは、金管群のパワーの差だろう。とは言え、演奏そのものは大変な熱演だった。弦もしなやかでよく響いていたし、十分に豪放な響き。オーケストラを煽りまくっておきながら、わりと引き締まった演奏。2楽章の独唱者は、後方座席を挟んで、オルガンの前で歌唱。遠くから響いてくる音響効果を狙ったのだろうか。第4楽章まで一気呵成に演奏しきって、観客から大喝采を浴びていた。

なお、ダウスゴーは来年1月にも新日フィルを振って、ニールセンを演奏する。曲目は交響曲第5番。2月には同曲をパーヴォ・ヤルヴィ&N響が演奏するので、こちらも聴き比べが可能。

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オペラプラットフォームなるサイトがオープンした。

欧州各地のオペラが生中継され、その後半年間、サイト上で鑑賞が可能となる。欧州連合が3年間支援するとのこと。その後どうなるのか、わからないけど。利用料金は無料。字幕は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、スペイン語。日本語はないけれども、PCの前でならば、対訳でも片手に鑑賞すればいい。参加劇場は12か国15劇場に及ぶ。ウィーン国立歌劇場とコヴェントガーデンが入ったのがでかい。今後参加劇場が増えることはあるのだろうか。

あと気になるのは、画質、音質、それにすべての演目が中継されるのか、どうか。オペラの振興が目的なんだろうけれども、どういう風に展開されていくのか、楽しみなところだ。

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NHK交響楽団の来季のプログラムが発表されている。詳細はこちら

やはり9月の定期はブロムシュテット。ここ数年ブロムシュテットは9月になると日本にN響を振りに来てくれる。今年は御年88歳。Cプログラムは広上淳一さんが振るけれども、A・Bプログラムでベートーヴェンを振りまくってくれる。


10月は、今年から首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィのお披露目演奏会。首席指揮者なのに、最初の定期は振らない。つか、シーズン・オープニング・コンサートってないんだ…。パーヴォ・ヤルヴィは、2月の定期も担当していて、個人的には演目は、こちらの方が興味深く感じる。ニールセンの交響曲第5番とか、ブニアティシヴィリのソロでシューマンのピアノ協奏曲とか。名演の予感しかしない。

11月の定期には、マリナーも登場。古いファンにとっては懐かしくてたまらない指揮者。最近の演奏は聴いていないのだけれども、フィリップスに録音しまくっていた頃から変化はあるのだろうか。こちらも興味深い演奏会だ。

4月のスラットキンも聴きたい指揮者だけれども、個人的には演目でスルーの可能性大。以前、このコンビで聴いたヴォーン・ウィリアムズのタリス幻想曲が印象的だった。

息子の差し金ってわけではないだろうが、5月のB・Cプログラムでは、ネーメ・ヤルヴィが登場。アマチュア・オーケストラの人気曲、カリンニコフの交響曲第1番が演奏される。来期には、クリスチャン・ヤルヴィも登場してもらえたら嬉しい。

実際、何公演に行くかはわからないけれども、今季も良い指揮者の揃ったN響の定期演奏会。チケット争奪戦も激しそう。

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最近、CDショップなどで推されていることの多い、アンドレア・バッティストーニのコンサートに行ってきた。オーケストラはCDでも共演している東京フィル。CDは買っていないので聴いたことはないんだけれども、プログラムが面白そうだったので行ってみた。

ロッシーニ:歌劇『コリントの包囲』序曲
ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より舞曲

-休憩-

プッチーニ:交響的前奏曲
レスピーギ:組曲『シバの女王ベルキス』

イタリア・シンフォニック・プログラムと言うことで、「イタリアはオペラだけじゃない!オーケストレーションも凄いんだぞ!」とイタリア人のバッティストーニが意欲的に組んだプログラム。管弦楽とは言え、プログラムの前半はオペラに頼っている…よね?と言う細かい突込みはなし…にしたいが、歌劇『シチリア島の夕べの祈り』の舞曲は、「あ、うん、オペラだよね?」って感じの超描写的音楽。

趣旨的には、メインは後半。オーケストラも後半で一気にエンジンがかかってきた。今回に限らず、後半の方がエンジンがかかることって多いけど。

で、『シバの女王』ベルキスは大爆発。もうなんの躊躇いも羞恥心もなく、20代の指揮者が若さのままにオーケストラを煽りまくった。だけれども、イタリア人らしい歌心があって、耳障りではない。なるほど、これはお客さん大喜びするわけだ。

マニアックと言っていいプログラムだったわけだけれども、十分に堪能。若き勢いだけで何とかしちゃいました、ってわけではない音楽作り。十分な伸びしろがあるだろう。これからどう成長していくのか楽しみ。

基本的にオペラ指揮者らしいけれども、よりコンサートの経験も積んで、大曲にも挑んでほしい。

ちなみに今回は、オペラシティのサイドバルコニー席3階から俯瞰しつつ鑑賞。音のバランスは最悪。舞台も半分近くが見られなかった。しかし、たまには見下ろすのも悪くないかな、なんて偉そうなことを考えてみたり。

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ヴォルフガング・シュナイダーハン、ウィーン響とウィーン・フィルのコンマスを務めたオーストリアの往年の大ヴァイオリニストだ。が、ふと、思い返してみると、CDを持っていない。ふとぶちメガネと言うこと以外印象もない。これは良くない!(こともない)

と言うわけで、タワーレコードに行った折に、「シュナイダーハンの芸術1200」と言うシリーズがおすすめされていたので1枚買ってみた。1200ってのはお値段の数字。味気ないタイトルだけれども、よくあることなので、もうがっかりもしない。

このシリーズが発売されたのは2002年と言うことなんだけれども、多くの音源が初CD化とのことだ。きっとファンは大喜びだったんだろう。自分が選んだのは、フランクとR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収めた1枚。ウィーンのヴァイオリニストだと言っているのに、目的はフランク。ずらりと並んだ独墺系のプログラムの中から、好きだからと言う理由で、フランクをチョイス。はじめて買うならば、そのヴァイオリニストの十八番から買えばいいものを。

さて、聴いてみる。何だろう、この薫りの良い音色は。古き良きウィーンの響きが、フランス音楽の合間から漂ってくる。時にアンニュイに聞えるメロディを繊細なラインで描くように奏でていく。アナログ録音にありがちな微かなノイズの上をフランクが流れていく。

神保町の古ぼけた喫茶店でぼんやりと聴いたら至福。個人的に一番のお気に入りは、ルノー・カプソンの旧盤だけれども、あんな緊迫感が満ち満ちていたら、ぼんやりは聴くことが出来ない。シュナイダーハンの演奏は手に汗を握りたくない時に聴きたいフランクだ。

そういう意味では、第2楽章なんか、他にはない味わいと言えるかもしれない。情熱をグッと押さえて感情をコントロールする。ロマン派最後の爛熟した文化の中で気怠く咲く美学。

他のフランク演奏では聴くことのできない味わい。定盤にはなり得ないが一聴の価値あり。



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今年も盛り上がった(らしい)ラ・フォル・ジュルネ。最近は、全国各地に広がっていて、ラ・フォル・ジュルネと言っても一概に東京のことではなくなりつつある。

さて、今年のテーマは“パッション”。この何をやっても、通じてしまいそうなアバウトなテーマ設定では、「こんな物やるんじゃね?」的な妄想が膨らまなくって事前にはちっとも盛り上がらなかった。今年の不参加を昨秋に早々に決めてしまった自分がどうこう言うこっちゃないけど。

で、来年は“ネイチャー”とアナウンスされていたけれども、変更はなかったんだろうか。とりあえず、『四季』はやるんだろうなぁ。ヴィヴァルディも、ハイドンも、チャイコフスキーも。でも、自然賛歌の大好きなイギリス音楽は演奏されない。それは容易に想像が付いちゃう。大してネイチャーでもないものをこじつけてネイチャーにしても、ヴォーン・ウィリアムズの海の交響曲も田園交響曲も出てこないだろう。これは、この音楽祭の“好み”の問題だと思う。

このざっくりとしたイメージのテーマ設定は、今年からの試みなんだけれども、個人的には、以前の作曲家とその仲間たちみたいなのがいいと思う。ネタが切れたんだったら、同じ作曲家をもう一回やってもいい。この方がイベントの方向性が明確になって、初心者にもわかりやすいのでは?10年経ったので、変革は必要だろうけれども、やるのはそこじゃないだろう、と思う。そして、他に何か変わったのだろうか。

と言うか、以前、10回やったらやめる、みたいな噂が広がっていたことがあったけれども、ホントはそのくらいがちょうどよくって、そろそろ潮時なのかもしれない。ぐだぐだやって、お客さんが集まらなくなって「飽きられたのでやめます」は、一番カッコ悪いし、せっかくクラシックの普及に一役買ったと評価されているのに、イメージダウンに繋がりかねないような気がする。来ているお客さんも、ある程度固定化しているだろうし、新規のお客さんは、少なくなっているのでは?

まだまだ盛り上がっているみたいなので、ネガティブな意見を書くのはどうかとは思ったけれども、そろそろこのイベントも見直す時期が来ているはずだ。少なくても、ビックネームをばかすか呼べる権威的な音楽祭と違って、アイデア勝負のイベントなんだから、定期的な変革か、ある程度の期限を設けるべき、と言うのが、最近ちっともこのイベントに魅力を感じなくなったいち音楽ファンとしての自分の意見だ。

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当初、5月11日に団員の投票によって決まる予定だった、ベルリン・フィルの次期音楽監督だけれども、揉めに揉めた結果、決まらなかったらしい。1年以内に再度投票を行うとのこと。1年以内と言うのは、漠然としているが、多分、1年後なんだろう。

で、なんで揉めたんだろうか。ティーレマンとか、ネルソンスとか、下馬評の高い人はいたんだけれども、単に、票が割れただけ、と言うことなんだろうか。それとも、選ばれた指揮者の他のオーケストラとの契約の問題とか。11時間も議論して決まらなかったのだから深刻だ。

世界最高峰のオーケストラとは言え、人選を間違えれば、どうなるかわからない。クラヲタたちは、あと1年間この話題で楽しむことになる。さて、どうなるでしょう?

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■ 東京へ

ホテルの前からバスに乗り、ベルリン・テーゲル空港へ。既に出来ているはずの新空港は、延期に延期を重ねて、もはやいつ出来るかわからない状態に。小さなテーゲル空港はいつまでたっても、ドイツの首都を支え続けている。

帰りはスカンジナヴィア航空で、コペンハーゲン乗り継ぎ。どのくらい時間がかかるかわからなくて、不安のある中、コペンハーゲン着は堂々の30分遅れとなった。少し慌てたが、トランジット所要時間僅かに10分。

コペンハーゲン―東京は定刻通り。到着は25分ほど早まって、9時過ぎには成田着。

今回は、7泊9日に5公演。演奏会旅行としてはまずまずの詰め込み具合か。うちオペラが3公演、オーケストラと古楽がそれぞれ1公演。コンサート派の自分としては、随分オペラの多い旅行となった。

しかし、いずれも質の高い公演で大満足。また行きたい。



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